僕が死んだあの森



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初公開日(参考)2021年05月
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長編小説

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僕が死んだあの森

2021年05月26日 僕が死んだあの森

『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートル、 まさに極上の心理サスペンス。 あの日、あの森で少年は死んだ。 ――僕が殺した。 母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。 死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。 じわりじわりとアントワーヌに恐怖が迫る。十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリーで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる。先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

僕が死んだあの森の総合評価:8.21/10点レビュー 14件。Aランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鬼才・ルメートルの新たな到達点

フランス・ミステリー界の鬼才が本領を発揮したノン・シリーズ長編。12歳の少年が犯した殺人を題材に、犯罪と償いの微妙な関係を描いた心理サスペンスである。
フランスの片田舎で母親と二人で暮らす12歳の少年・アントワーヌはふとしたはずみで隣家の6歳の少年レミを殺してしまい、動転して死体を森の中の穴に隠してしまう。当然のことながら村は大騒ぎとなり、警察やマスコミも駆けつけて捜索と事情聴取、取材が始まった。いつも身に着けていた腕時計を現場に残してきたのではないかと気が気でないアントワーヌだったが、死体を隠した森の捜査が行われようとした前日、村が大嵐に襲われ事態は急変した。
事態が発覚することの恐怖と犯した罪の大きさに生きた心地がしない12歳の少年は、その後の人生をどう生きていくのか? 思いがけない偶然や些細な誤解から状況が変化していくプロセスは、まさにサスペンスそのもの。全編、緊張感がみなぎっている。罪の意識におびえる少年の心理だけで最後まで読者を離さないクオリティの高さは、さすがにルメートルである。
心理サスペンスのファンには絶対のオススメ作である。

iisan
927253Y1
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ここ最近で読んだ中ではナンバー1!

期待しないで読んでみたのですが・・・
これが掘り出し物で最近読んだ中ではトップでした。

ルメートル氏の本はほとんど読んでいますが、こういう少年目線で書くのも上手いですね。
昔読んだロバートRマキャモン氏の「少年時代」を思い出しました、これも傑作でした。

ルメートル氏は残虐なミステリーが似合うと思っていましたが、この本でその考えを改めなくては・・・と。
まだまだ引き出しがありそうです。

ももか
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(1pt)

なんだこれ?

クズ主人公は運や周囲に助けられ続け、被害者の少年とその家族はひたすら気の毒
この作者の本で一番後味が悪かった
僕が死んだあの森Amazon書評・レビュー:僕が死んだあの森より
4163913777
No.11:
(4pt)

特殊な悪人が出てこないのが逆に良い

加害者も被害者も普通の子供。
それにより事件に怯える姿がリアルで恐怖
特殊な悪人も出てこない、登場人物全部普通
だけどストーリーの先が読めなく、おもしろい
グイグイハマる
僕が死んだあの森Amazon書評・レビュー:僕が死んだあの森より
4163913777
No.10:
(5pt)

5点、そこまではないけど

道徳の教科書を思い出していた。

ラストは、いとこどうし、とか、死刑台のエレベーター、それらのラスト、ヌーヴェルヴァーグのクサいところみたいな終わり方だよね。

訳者あと書きにもあるが、パトリシアハイスミスの作品みたいだ。

黒いお話、大好きです。
僕が死んだあの森Amazon書評・レビュー:僕が死んだあの森より
4163913777
No.9:
(2pt)

なかなか進まない、初めで脱落。

訳された外国の本を読む時は、翻訳家はもうセカンド作家と呼んでいい程、重要な存在になります。アレックスはあっという間に読めましたし、辛いですがお気に入りです。この本も最初からそんな感じで始まっていくのかと思ってましたが、書き方も違うし、少し戸惑ってます。そうしてる内に、地震、コロナ、戦争が勃発、鬱が酷くなり、笑える本、何かわくわくできる物に触れたくて、20ページ?ほどで止まり読んでいません。

忍耐強ければ、いきなり展開が早くなっていくのかもしれません。飛ばし飛ばし読むのは嫌なので、あーそうだ、朝に読んでみよう、昼間とか。でも、やはり暗い鬱々してて、今の自分はよみたい気持ちになれないので、何かの瞬間にふと読みたいという時がくるでしょうから、その時まで置いておきます。アレックスに関しては、私自身、虐待の被害者でアレックスのような行動は取れませんが、理不尽な家族を選べない気持ちが痛いほど分かるので、二回読み、二回目は警部に関しては興味が前より沸きました。アレックスに対する見方も、より深く全体を把握できたきがします。アレックスはこの世にもういないから。アレックスの続編はあり得ないけど。。アレックスを映画で見たいとも思わない。それくらい、Alexが強烈でした。何故日本のタイトルはその女Alexとしたのでしょう?海外ではAlexです。海外のタイトルはそのまま訳さずつけて欲しいと映画とかにしても常々思います。またいつか、僕が死んだあの森は鬱が良くなれば?読んでみたいと思います。なので評価は2。
僕が死んだあの森Amazon書評・レビュー:僕が死んだあの森より
4163913777
No.8:
(5pt)

裏切らない ピエールルメートル

ちょっと日本語タイトルが、なんで?と思いますが、でもやっぱり読ませられるパワーがあり手離せない1冊です!
僕が死んだあの森Amazon書評・レビュー:僕が死んだあの森より
4163913777



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