監禁面接



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初公開日(参考)2018年08月
分類

長編小説

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監禁面接

2018年08月30日 監禁面接

どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。愛する妻と娘たちのため、知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む! 鬼才のノンストップ再就職サスペンス! リストラで職を追われたアラン、失業4年目。再就職のエントリーをくりかえすも年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。だが最終試験の内容は異様なものだった。 〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ〉 重役たちの危機管理能力と、採用候補者の力量の双方を同時に査定するというのだ。アランは企業人としての経験と、同じく人生どんづまりの仲間たちも総動員し、就職先企業の徹底調査を開始した。そしてその日がやってきた。テロリストを演じる役者たちと他の就職希望者とともに、アランは重役室を襲撃する! だが、ここまでで物語はまだ3分の1。「そのまえ」「そのとき」「そのあと」の三部構成を操って名手はアランと読者を翻弄する。残酷描写を封印、ルメートルが知的たくらみと皮肉なブラック・ユーモアを満載して送るノンストップ再就職サスペンス!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

監禁面接の総合評価:7.65/10点レビュー 31件。Bランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

まあまあでした

ユーモアがあった。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ルメートル氏のノンシリーズもの

他にもありましたね、「死のドレスを半婿に」「天国でまた会おう」
両作品とも、はっきり言って好みではありませんでした。
この「監禁面接」も全く好みではなく、途中読むのをやめようかと思ってくらいでした。

これから先、ルメートル氏のノンシリーズものには気をつけないと。

ももか
3UKDKR1P
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

設定が異様過ぎるけど面白い!

「その女 アレックス」で爆発的人気を呼んだピエール・ルメートルの2010年(「その女 アレックス」の前年)の作品。リストラされて失業中の57歳の男が人生の一発逆転をかけて爆走する、疾風怒濤の長編サスペンスである。
中堅企業の人事部長の職をリストラされて4年目を迎えたアランは、再就職のエントリーを繰り返すものの57歳という年齢がネックとなり、最低賃金のバイトで食いつないでいたのだが、そのバイト先で上司と衝突しバイトさえ失ってしまった。八方ふさがりのアランだったが、なんと大企業の人事部副部長の候補に残り、最終試験を受けて欲しいという知らせが届き有頂天になる。ところが、その試験の内容は「就職先の企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問する」という異様なものだった。危機的状況での重役たちの対応能力と就職希望者の力量を同時に査定するというのが、企業側の狙いだと言う。あまりの無理難題に疑問を持ったアランだったが、背に腹は代えられず、この試験にすべてを賭けることにした・・・。
物語は「そのまえ」、「そのとき」、「そのあと」の3部構成で、面接試験まではアラン、試験当日は試験を設定した男、試験後はアランの視点から語られる。主人公は57歳の失業者というありきたりの設定なのだが、その置かれる状況が異様過ぎて読者は最初から最後まで翻弄されてしまう。ヴェルーヴェン警部シリーズのような残酷なシーンやサイコな描写は皆無だが、最後までスリルとサスペンスに満ちている。さらに、主人公の言動にはブラックなユーモアもあり、読後感もいい。
ノンシリーズ作品なので、ルメートル作品は未読の方にも自信を持ってオススメしたい。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.28:
(4pt)

ジャンルとは何か

一応、本作はサスペンス作品となっています。その女アレックスで初めて紹介されたルメートルですが、今度は就職問題を取り上げています。
そうかあ、世知辛いのはフランスでも同じかあ、という感覚と共に、主人公の脅迫され、どう考えても常軌を逸する強盗に加われ‥ー
そこまではこれからお読み頂く為に伏せておきますが。
ただ、本書は文春ですが、ハヤカワでしたら、ミステリ、これは違う。
ジャンルという語感にはイメージを固定してしまうキライがありますが、本書はサスペンスでもミステリでも無いと断言します。
現代の仕事探し、それがどんなに、まあ、収入が多少やすくとも就いた方がマシという社会体制に哀しさを感じました。
我が国でも自由を求めて転職な流行る時代にふさわしく、イヤだからこそ、どうして、そんなにまで苦労してやるのか、と、主人公に痛々しさまで覚えました。
しかし、敢えていいますと、著者自身の語り口で、ぐいぐい押してゆく、力量は大したもの。傑作と言えるとは思います。
監禁面接Amazon書評・レビュー:監禁面接より
4163908927
No.27:
(1pt)

つまらなかった

ルメートルの小説は大体読んでたので期待してましたが、何だかさっぱりしない、スッキリ感がない、全然面白くない内容でガッカリです。
監禁面接Amazon書評・レビュー:監禁面接より
4163908927
No.26:
(2pt)

ミステリではなくサスペンス

『その女、アレックス』は傑作だと思うが、
ああいう強烈なミステリ要素を求めると肩透かしを食うかもしれない。
ミステリではなくサスペンスで、
この作者は予想される定型プロットをへし折って予想外の方向へ話を持っていくのが得意なのだと思うが、
スティーブン・キングばりの長広舌を一人称視点で読むのは感情移入出来ないとつらい。
監禁面接Amazon書評・レビュー:監禁面接より
4163908927
No.25:
(5pt)

二転三転、息もつかせぬ展開に圧倒される

ご都合主義のドタバタ展開ではなく、計算し尽くされた予想もしない展開の数々に圧倒されて、読後は虚脱状態に陥ったほどでした。再読、再々読は確実な一冊です。「その女アレックス」に匹敵するルメートルの傑作の一つです。
監禁面接Amazon書評・レビュー:監禁面接より
4163908927
No.24:
(4pt)

他に類を見ない、さすがのルメートル、なのだが…

50代男性の不幸な境遇に、序盤は共感を抱く。
だがその後は意外に次ぐ意外な展開。ラストまでこの先どうなっていくのか全く先が読めない。
主人公のとる行動は行き当たりばったりのようで、その中にはこちらが気づきもしない企みがところどころあって、しかしそれは決して余裕しゃくしゃくではなく…。
プロットはすごい。他に類をみない。さすがだと思う。
ただ、本作は受け入れ難いところが2か所あった。
まず女性下着のところ。確かにまともではない。だが、このように白日の下に晒すのはどうかと。誰にでも人には言えない秘密があるものだ。誰かに迷惑をかけたわけではないのに。“こんな人は信用できない”と決めつけ、こういう対処をするのはむしろ狭量ではないかと感じた。
もうひとつは、終盤の悲しいエピソード。どうしても読後感がよろしくない。
ラストは感慨深いものがあり、たっぷり読み応えがあったが、他の作品ほどの感動はなかった。
監禁面接Amazon書評・レビュー:監禁面接より
4163908927



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