IQ
- IQ (2)
- アイゼイア・クィンターベイ (2)
- ハードボイルド (137)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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アイゼイア・クィンターベイ。通称IQ。探偵役となるこの黒人青年は非常に魅力的でした。一見冷めた性格のようで内情は熱い一面もある。彼の行動を読む所はとても楽しめました。 | ||||
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50代後半の日系人作家のデビュー作。2017年のシェイマス賞など3つの新人賞を受賞し、MWA、CWAの最優秀新人賞にもノミネートされたという傑作ハードボイルドミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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作者のジョー・イデ氏が育った街にあった匂い、見たり聞いたりした危険な出来事やその日常などの泥臭く生臭い現実から、善人であろう、道徳心を持ち続けようとする青年がその街にいたら、どうふるまうか、どういう生い立ちになるのか?そんなイメージの世界と、スリリングな展開の犯罪と解決、ラッパーの世界や貧富の差、身も蓋もない生きていくための金が欲しいという人たち。探偵もの、新世代のシャーロックホームズなどと書かれていましたが、なんとなくブコウスキーを読んだ後のザラツキを感じる作品でした。 | ||||
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最高につまらなかった。いかにも評論家やシタリ顔の読者が自己満足のために褒めそうですな。 | ||||
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IQなる黒人探偵が顔見知りのこれまた黒人とシャーロック・ホームズごっこをする作品. 正直な話読了後のインパクトが薄かった. ストーリーの展開,本としての構成も目を張るところがあったし面白かったのだが記憶に残らない作品だなと感じた. ただ,意外にもIQ2を読んでその考えは変わったのでわからないものである. | ||||
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少し読み難い。 | ||||
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「 I Q 」とはインパクトの強い題目だが、主人公であるアイゼリア・クインターベイのイニシャルからである。各章ごとに「現在」と「過去」が交互に書かれており、現在の章では、兄マーカスを轢き逃げした犯人を捜しだすことで、独自の推察力と観察力を育み、もうすぐ18歳となるフラーコ・ルイスを養いながらの無免許探偵を営んでいる。そんな中、人気ラッパー:カルバン・ライトが大型犬に襲われ殺されそうになり、犯人捜しが始まる。カルバンは離婚した元嫁のノエルを疑うが・・・。 過去の章では、トラブルメーカーで悪友でもあるドットソンと、互いに反発しながらも生活苦から悪行に手を出し始めるが、犯罪どころか窃盗さえもしたことのないアイゼリア、良心との呵責の上での犯罪のスリリングさは、さながら小説版GTA (GRAND THEFT AUTO) のようである。そしていかにしてアイゼリアが探偵となったのか? 何故、血のつながりもないフラーコの面倒を見ているのかが語られる。 著者のジョー・イデ氏は日系アメリカ人で、今作品がデビュー作である。あとがきを読むと著者は裕福な地域の出身とは言えず、生活には苦労していたようで、58歳での遅咲きデビューである。著者本人の転々とした職歴は、職名は異なるものの、終盤に書かれたアイゼリアの職歴の遍歴とどこか重なる。 年月は記載されているものの、「現在」と「過去」が交互にあるのは物語のスムーズな進行を崩している。(その章での出来事、人物名や関係性が頭に入ったとたん、切り替わるのでこの構成には無理がある。) 登場人物は偽名/別名/渾名が使われ、文章の視点もところどころで変わり、誰が発したか不明なセリフもあるため、読みにくさがある。(特に序盤)、しかし物語が進むにつれ作者も書き方に慣れてきたような感があり、評価は悩んだがデビュー作と考えれば及第点だろう。 この本のオビは何種か存在するのを確認したが、「新時代のホームズ登場」のアオリ文だけはいただけない。アイゼリアの観察力と理論じた推察力には魅力を感じるが、本家ほどではないので推理物とは別物と考えたほうがいいだろう。出版社/編集者が無駄にハードルを上げているから、その反動で評価が悪くなっているように思う。 | ||||
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