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IQ
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IQの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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作者のジョー・イデ氏が育った街にあった匂い、見たり聞いたりした危険な出来事やその日常などの泥臭く生臭い現実から、善人であろう、道徳心を持ち続けようとする青年がその街にいたら、どうふるまうか、どういう生い立ちになるのか?そんなイメージの世界と、スリリングな展開の犯罪と解決、ラッパーの世界や貧富の差、身も蓋もない生きていくための金が欲しいという人たち。探偵もの、新世代のシャーロックホームズなどと書かれていましたが、なんとなくブコウスキーを読んだ後のザラツキを感じる作品でした。 | ||||
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最高につまらなかった。いかにも評論家やシタリ顔の読者が自己満足のために褒めそうですな。 | ||||
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IQなる黒人探偵が顔見知りのこれまた黒人とシャーロック・ホームズごっこをする作品. 正直な話読了後のインパクトが薄かった. ストーリーの展開,本としての構成も目を張るところがあったし面白かったのだが記憶に残らない作品だなと感じた. ただ,意外にもIQ2を読んでその考えは変わったのでわからないものである. | ||||
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少し読み難い。 | ||||
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「 I Q 」とはインパクトの強い題目だが、主人公であるアイゼリア・クインターベイのイニシャルからである。各章ごとに「現在」と「過去」が交互に書かれており、現在の章では、兄マーカスを轢き逃げした犯人を捜しだすことで、独自の推察力と観察力を育み、もうすぐ18歳となるフラーコ・ルイスを養いながらの無免許探偵を営んでいる。そんな中、人気ラッパー:カルバン・ライトが大型犬に襲われ殺されそうになり、犯人捜しが始まる。カルバンは離婚した元嫁のノエルを疑うが・・・。 過去の章では、トラブルメーカーで悪友でもあるドットソンと、互いに反発しながらも生活苦から悪行に手を出し始めるが、犯罪どころか窃盗さえもしたことのないアイゼリア、良心との呵責の上での犯罪のスリリングさは、さながら小説版GTA (GRAND THEFT AUTO) のようである。そしていかにしてアイゼリアが探偵となったのか? 何故、血のつながりもないフラーコの面倒を見ているのかが語られる。 著者のジョー・イデ氏は日系アメリカ人で、今作品がデビュー作である。あとがきを読むと著者は裕福な地域の出身とは言えず、生活には苦労していたようで、58歳での遅咲きデビューである。著者本人の転々とした職歴は、職名は異なるものの、終盤に書かれたアイゼリアの職歴の遍歴とどこか重なる。 年月は記載されているものの、「現在」と「過去」が交互にあるのは物語のスムーズな進行を崩している。(その章での出来事、人物名や関係性が頭に入ったとたん、切り替わるのでこの構成には無理がある。) 登場人物は偽名/別名/渾名が使われ、文章の視点もところどころで変わり、誰が発したか不明なセリフもあるため、読みにくさがある。(特に序盤)、しかし物語が進むにつれ作者も書き方に慣れてきたような感があり、評価は悩んだがデビュー作と考えれば及第点だろう。 この本のオビは何種か存在するのを確認したが、「新時代のホームズ登場」のアオリ文だけはいただけない。アイゼリアの観察力と理論じた推察力には魅力を感じるが、本家ほどではないので推理物とは別物と考えたほうがいいだろう。出版社/編集者が無駄にハードルを上げているから、その反動で評価が悪くなっているように思う。 | ||||
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ストーリーは面白く、米国西海岸のストリートっぽい雰囲気がよく分かりますが、下品な表現やシーンが多過ぎです。子供には読ませられない作品です。シャーロック・ホームズ・シリーズの長年のファンとしては、同シリーズの魅力は浪漫に満ちた格調の高さだと思っていますので、「新しいホームズ」というような売り出し方は不本意に感じました。 後、過去と現在の2つの事件を交互に並行して語るという構成も、あまり必然性が無い気がしました。単に読み難くなっただけだと思います。というか、過去のエピソードの話をここまで詳細に語る必要はなかったのでは。読み応えがあり、面白いのは2013年の事件の方だと思います。 面白いには面白いので星は3つにしましたが、不満な点も多く、2つにするか迷いました。 | ||||
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翻訳が下手でよくわからない部分が多くあり、とても読みにくい 翻訳者はもう少し翻訳の勉強をしたほうがいい ギャングの日常を知れたのはとてもよかったけど、無駄な話も多く、 また複雑に書いてあり読み切るのに時間がかかったし、イライラした アイゼリアが窃盗しまくったのを罪の裁きも受けず、反省もしてないのも納得がいかなかった 種明かしの最後のほうから急に雑になって適当な終わり方になってて残念だった | ||||
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エリートや実は良い出自などではない、叩き上げの探偵がスラング交じりの社会で活躍する様は痛快。 ちゃんと主人公の器用さや心情の背景描写もされていて納得の傑作。 映像化されそうな予感。 | ||||
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届いて一気読みした。続編もあるらしい、さてそれが読みたくなるほど魅力的であった今作かというとどうも違う。何が欠けているかというとユーモアでないかと思った。ミステリに何を期待しているんだと言われればそれまでだけれも、主人公と相方の掛け合いがもう少し羽目を外しているとそれをもっと読みたくなって次作に触手が伸びるのだが。表紙はOK、邦題と原題のギャップはウームという感じだ。シリーズ化を見据えた見事な転換であることは認める。 | ||||
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翻訳が悪いのかストーリーが分かりづらく面白くない。 | ||||
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無駄に中黒が多いし、翻訳の文が読みづらかったので序盤で読まなくなった。 もっとすんなり入ってくるような訳文だったらよかった。 | ||||
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貧困層で暮らしている超絶頭脳を持つ主人公が、自分の周りの世界を守るために推理・行動をしていく、という物語。 過去と現代が交錯する物語である事に加え、登場人物がかなり多いこともあり集中して読まないとついていくのが大変ですが、その苦労に値する内容でした。過去の物語が進む中、主人公が何故この生活をしているか、という事がわかった瞬間、非常な切なさに包まれたのも事実。このため過去の章は読むのが割とつらかったです。 ただ主人公と推理力と行動力がずば抜けているため、読んでいて非常に爽快でもありました。一方、推理小説成分が思ったより多くないため、濃厚な推理小説を読みたい人からすると肩透かしを受けるのも事実だと思う。ミステリーというよりは、アクション・ハードボイルドよりの作品というか。 全般的に人間ドラマとして読むと非常に良くできた作品でした。登場人物にダメ人間が多いけど、ラストの小切手のくだりは本当に素敵だし、最後の最後で出てくる車の件も見事。ラストが良い小説って本当に印象に残るよなぁ、と思わせてくれた作品でした。 | ||||
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本作はミステリー小説ですが普通の推理ものを期待すると裏切られますよ笑 フィルップ・マーロウ系の現代版ハードボイルド小説ですね。 本作の主人公、アイザィア・クインターベェイ(IQ)は著者が敬愛するシャーロック・ホームズのように知性を武器に様々な事件を解決する探偵です。 IQの依頼者は貧しい人が多い為、わずかな報酬で働いています。 ひどいときは報酬がパンのみということもあります(魔女の宅急便のように)。 確かシャーロックもほとんど無償で活動してましたが、知的好奇心を満たす為です。 IQの場合、過去のある事件が発端となり現在の活動を行なっています。 とても面白い小説ですが、状況が分からない・見慣れない単語・登場人物の多さ、などから個人的には読みづらく感じました。 状況が分からないのは、IQの思考速度で描かれているからです。 シャーロック・ホームズとは逆で、頭がいい方の視点で描かれているため読者はついていけないんですね笑 読者に合わせた描写ではなく、IQの思考の過程を見せていくので初見ではよく分からないまま読み進める箇所もあります。 そのため、もう一度読みたくなる小説です。 あと、相棒のドッドソンのキャラというか真意が最後の方まで明かされないためモヤモヤしますね。序盤での料理描写から大体予想がつきますが、ワトスンのポジションなのに敵か味方か分からないのはただのノイズになってるかなぁ。 多少の難点はあるもののフレッシュな魅力を持った小説なので次作も非常に楽しみです! | ||||
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このミス海外編のたしかベスト3だったことで読んでみた。ミステリーっぽいというより、早くに保護者を亡くした賢い少年と簡単に金を稼ごうとする小賢しい少年の話といった趣きが強かった。ミステリーへの期待が高くて星3つですが、ストーリーは面白かった。 | ||||
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現代アメリカのブラックコミュニティにおけるシャーロック・ホームズという感じのある探偵物。 過去パートが秀逸で、次作ではそこんとこを詳しくやってくれると嬉しいな。 | ||||
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アイゼイアとドットソンの凸凹コンビがいい味出してる。 すぐ映画になりそうだけど、まだそういうニュースはないのかね。 この二人を含め、黒人同士の掛け合いは臨場感があってよい。 一番気に入ったのは、白人リポーターが黒人ギャングに、 「自分たちはNではじまる言葉(注:ニガ)を使うのはいいのに、 わたしのような人が使っちゃいけないのはなぜですか?」と尋ねたところ。 その答えの言い回しが非常にリアルだった。 | ||||
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書評で「現代のシャーロック・ホームズ」で「バスカヴィル家の犬」を思い出させる作品、といわれていた。確かに主人公のふたりの会話と役割は、ホームズとワトソンであり、巨大犬はそういえるし、ストイックな探偵はディック・フランシスの小説を意識したかのようで、ラップ、会話、犯罪、スターの暮らし、モメにモメる離婚、黒人とメキシカンの抗争などなど小道具というか枝葉の部分はとてもおもしろい。 しかし、根幹の犯人探しとトリックには早々にほとんど意味がなくなってしまい、続編への橋渡し的な位置づけとなってしまうことが残念。「ハヤカワ・ミステリー」ではなく「ハヤカワ・ノベルズ」のほうが正しいジャンル分けではないだろうか? | ||||
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頭脳心理戦みたいなイメージで読んでしまうと、思いのほかハリウッドエンターテイメントなので、拍子抜けします。 | ||||
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主人公のイニシャルがI.Qです。登場人物はほぼ黒人です。 便利屋?のような仕事をしている主人公があるラップスターから依頼を受けます。 殺し屋も間抜けなところがあり、全般的にコミカルな雰囲気で話が進みます。 主人公が銃を使わず、機転だけで切り抜けるのがいいですね。 最後に主人公が重大な発見をします。続編の展開が気になります。 | ||||
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ギャングが蔓延るストリートで活躍する探偵。アイゼイア・クィンターベイ(IQ)が、有名ラッパーの殺人未遂事件の調査をする。IQの過去には、IQの兄がひき逃げで死亡した事件もあり、物語の構成も、過去と現在をいったり来たりする。現代版シャーロック・ホームズと言われているらしいが、見事な推理よりも、テンポ良いアクションのほうが印象に残り、個人的にはアクションの方が好みだった。 | ||||
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