ケイトが恐れるすべて



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    初公開日(参考)2019年07月
    分類

    長編小説

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    ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)

    2019年07月30日 ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)

    ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住まいを交換し、半年間ボストンで暮らすことにする。だが到着の翌日に、アパートメントの隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人の話では、彼女とコービンは恋人同士だが、まわりに秘密にしていたという。そしてコービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか? 第二部で真相が明かされた瞬間に第一部を思い返し、驚きで戦慄する――。『そしてミランダを殺す』の著者が放つ衝撃作!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

    ケイトが恐れるすべての総合評価:6.67/10点レビュー 18件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全3件 1~3 1/1ページ
    No.3:
    (7pt)

    少し物足りなさはあるものの

    「そしてミランダを殺す」が突出していたので、「ケイトが恐れるすべて」が物足りなく感じます。
    波乱万丈な展開が欲しいのではなく、もう少しこちら側に(読者側に)納得するものが欲しかったところです。

    ただスワンソン氏の着眼点は他のミステリー作家にはないものがあるので、このまま本を出し続けてほしい。
    今までに読んだことのないスワンソン氏らしいミステリーに期待しています。




    ももか
    3UKDKR1P
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    登場人物がみんな神経症で・・・

    「そしてミランダを殺す」で日本でブレイクしたスワンソンの邦訳第3作。今回も視点が変わるたびに事件の様相がくるくると変化し、「誰が嘘を吐いているか」を解き明かして行くサイコ・サスペンスである。
    一度も会ったことが無い又従兄弟のコービンと半年間、住まいを交換してボストンに留学することになったケイトがロンドンからボストンに着いてみると、そこは豪勢なアパートメント・ハウスだった。豪華な部屋に落ち着かない気分で一晩過ごしたケイトだったが、翌朝、隣に住む女性・オードリーの死体が発見されたことを知り、さらに不安を募らせる。中庭を挟んでオードリーと向かい合う部屋の住人・アランや、オードリーの昔の恋人を名乗るジャックからは「コービンはオードリーと付合っていた」と聞かされたのだが、コービンはオードリーとの付き合いを否定した。嘘を吐いているのは誰か? コービンはオードリー殺害犯なのか? 自らのトラウマにも悩まされながらケイトは真相を探り出そうとする・・・。
    ヒロインのケイトは強度の強迫神経症だし、コービンは隠し事が過ぎるし、アランは覗き魔だし、ジャックは落ち着きが無く挙動不審だし、主要登場人物が全員神経症を病んでいるため、物語世界にすっと入り込むことが難しく、読書の流れが悪い。犯人探しミステリーとしては良く出来ているが、サイコ・サスペンス、ゴシック・ミステリーの風味が強過ぎるため、ミステリー専門家やマニアには好評でも、一般受けはしないだろう。
    読者を選ぶ作品である。

    iisan
    927253Y1
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    期待を込めて読む

    『そしてミランダを殺す』のあのワクワク、ドキドキ、ハラハラが染みついている私はどうしても期待してしまう。
    まぁ、悪くはないんです。著者らしさは十分に出ています。物語の組み立て方などミステリファンの心をガッチリと
    掴んだお膳立てで書かれています。出てくる人物も誰を信用してその視線で読んでよいのか迷います。
    文章も『そしてミランダを殺す』のように物語に入り込みやすく、それでいて下品でなく洗練された胸に沁み込む文章です。
    余談ですが、フランスでもっとも人気のあるミステリ作家と言われているギヨーム・ミュッソの『ブルックリンの少女』をいま
    読んでいますが、物語は面白そうですがどうも文章がつまらないというか、浅い感じであまり楽しみながら読み進むという感じじゃないんです。
    この人に比べればピーター・スワンソンの文章は段違いに素敵です。良く情景が分かるし人物の息遣いまで感じ取れます。
    ただ、迷わせて結局それか、と感じさせる内容のお話では『そしてミランダを殺す』以上にはなり得なかったと言えます。
    コチラが大きくハードルを上げているので、そうなるのでしょうが残念です。
    でも、楽しめるのは間違いありません。過去の出来事で心に傷を負っている女性とシリアルキラーのような男との対決。
    ありがちな構図にちょっと捻りを加えた物語ですが、ミステリファンを飽きさせることなく最後まで引っ張り読ませるのは流石です。

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.15:
    (2pt)

    気持ちが悪くなりました。

    この作者の作品は初めて読みました。書店で創元社の『読まずに死ねるかフェア』(だったかな…)というのがあって、そこに並んでいた文庫の中から一番気になったので購入。ただのミステリーだと思い購入しましたが、実際はヤバいサイコパスの出てくる作品で、気持ちの悪い描写に途中で気分が悪くなりました。
    女性が浮気したら殺す、みたいな発想がミソジニーなのかな?この作家さんは??と思ったり。男性自体がそういう考え方の生き物なのかもしれないですけれど。多分この作者の本はもう読まないと思います。
    色々な登場人物の視点からの描写はとても上手なので、そういう意味では読者を満足させる本だと思います。
    ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)より
    4488173063
    No.14:
    (5pt)

    さすがピータースワンソン

    ピーター•スワンソン作品好きなので全部読んでます。本作品は珍しく最後がほっこりしました。
    しかしやはり、スワンソン。サイコパスを扱うのが上手いですね。物語の流し方も上手く読者を退屈させません!あっという間に読み切ってました。
    ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)より
    4488173063
    No.13:
    (4pt)

    途中から引き込まれる

    1/3くらいまではちょっとダルかった。特に主人公ケイトの場面。
    率直に言って彼女のこのちょっとめんどくさいキャラのことは、ここでの事件自体とは関係ないので必要なのかと思うくらいだが、彼女の “克服と成長” もテーマのひとつなのだろう。
    そうは言ってもこの不安障害なるものは、罹患していなくても(と自分では思っている)一部共感できるところもあったのだが。

    主人公を「彼」にして、シンプルに彼の葛藤と戦いをメインにしてもよかったのでは?とも思う。
    それだけ彼の章あたりからはおもしろくなり、ぐいぐい引き込まれ読み止まらなくなった。
    序盤は悪い人はいないように思えたが、ところが…。
    驚きのどんでん返しとかはないが、行く先が気になり、スリラー+サスペンスとしてはけっこうおもしろかった。
    ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)より
    4488173063
    No.12:
    (5pt)

    面白!

    面白かった!
    ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)より
    4488173063
    No.11:
    (2pt)

    冗長?

    2/3の長さでもよいと思います。自分の加齢による読み続ける根気の減退という事実はありますが、
    イライラしながら読了したのは私だけでしょうか。
    ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)より
    4488173063



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