時計仕掛けの恋人
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著者が好きなので読んでみました。 先に、「そしてミランダを殺す」〜「8つの完璧な殺人」までを読んでいたので、それらに比べたらちょっとイマイチかなと思いましたが、まあ読めないこともなかったです。 | ||||
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平凡に暮らしていたジョージは、ある夜近所のバーで大学時代の恋人リアナを見つけ、心が乱れる。なぜならリアナはとんでもないわけありの女性だったから。 ここらあたりで既に読者は、このヤバそうな女性にジョージが騙される、と確信する、と思う。 読了後、私は、多分ジョージもあの時点で、リアナがいかに悪い女かということも、自分はまた騙されることもわかっていたと感じた。 それでも、決してバカとも言えないジョージなのに、惚れた弱みか、彼はいろんなことに、それも恐ろしいことに巻き込まれていくのだ。このへんのジョージの思考や行動、そして過去と現在を行き来しながら、途中意外な方向へ話が曲がり続けていくあたりがまさにピーター・スワンソンならでは。 最後まで先が読めず、サスペンスフルでとても面白かった。 最後、「それでどうするのだ」と相変わらずのジョージに聞きたくなった。 | ||||
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ミステリ、サスペンス系の小説や映画が好きな方なら、一つや二つはこのパター ンの作品を通ってきている事と思います。謎多き魅力的な女性と出会ったことに より、ある男の人生が大きく変わってしまう(しまった)というアレです。 さて本書ですが、そういった作品のイメージそのままに物語は進んでいき、良く 言えば期待(?)を裏切らない展開ではありますが、悪く言えばこれといった新 鮮味もなく、特に興奮や驚きはないままに終わってしまったという感想でした。 「先読み不能の極上ミステリー」かどうかは、どれだけこのパターンの作品に触 れてきたかによっても大きく変わるでしょう。はっきり言ってしまうと個人的に は平凡な印象しかなく、強く人に薦めたい本かと言われると難しいところです。 | ||||
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ジョージ・フォスは39歳ぐらい。ボストンの大手出版社の事業部長をしている。独身貴族で猫と暮らしている。アイリーンと結婚を考えたこともあったが、15年来の付き合いの末に親友になった。アイリーンは、グローブ新聞のウェブサイトを担当してキャリアを積んでいる。8月の蒸し暑い夜、アイリーンと飲みにいった近所のバーで、大学時代の恋人リアナを見かけ、ジョージはドキドキする。リアナはダークブロンドの髪、白い肌、抜群のスタイルの目立つ美人。2人は大学新入生の時に出会い、3ヶ月ほどつきあったが、謎を残してリアナはジョージの前から姿を消した。ジョージはリアナに未練があった。 リアナがどうやら犯罪をおかしたあげくに名前を変えて生活しているらしいことが読者に知らされる。ファム・ファタールの登場で、アイリーンはしばらく出なくなる。ここから、ジョージの回想による18歳のときの話と、現在進行中の話が交互にされていく。リアナの必殺「あなたしか頼める人がいないの」のお願いを引き受けたせいで、ジョージはリアナに翻弄され、殺人事件の関係者になってしまい、深みにはまっていくのだった…殴られたり、撃たれたり、痛い描写が結構多い。リアナが悪女なのは間違いないが、リアナ視点の語りは入らないため、物足りない。最後どんでん返しを期待していたのに、着地がきれいに決まらず、モヤモヤが残った。 | ||||
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テンポ良く話が進み、あっという間に読み終わる。とにかく面白い。ここに無理があるとか後からも楽しめる作品。 | ||||
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