闇より暗き我が祈り
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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先行して邦訳された3作品がいずれも好評を博し、日本でも日の目を見ることになったコスビーの長編ビュー作。前3作同様、ヴァージニア州を舞台に黒人青年が町の腐敗を暴く「サザン・ノワール」である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| 主人公のネイサンは白人の父、黒人の母に生まれた海兵隊上がりで、現在は葬儀社で働いている。その葬儀社に黒人牧師の遺体が運ばれたところから、物語が始まる。 海外のミステリーを読むのは久しぶりだったが、アメリカの人種差別、銃社会、ドラッグ、性犯罪といった現代の闇が描かれており、暴力シーンもかなり凄惨であり、最近のミステリーはグロいと思ったが、これが現実なのかも知れない。 主人公は育ちや両親の不幸な事件といった要因もあり、カッとなると抑えが利かない暴力的な一面を持ち合わせる一方で、性格がからっとして明るく憎めないキャラクターであり、そのせいか意外と読後感は悪くなかった。 本書は著者のデビュー作とのことだが、なかなかの完成度であり、他の作品も読んでみようと思った。 | ||||
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| デビュー作も強烈だった。悩める正義は綺麗ごとじゃ貫けない!でも、結末はシンプルかも? | ||||
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| まず無駄に長くない。これが大変素晴らしい。そしてこの作者の主人公にしては比較的明るく悲惨すぎない雰囲気を保っており、これもまた読みやすくて素晴らしい。 ストーリー自体は真相やラブ部分も含めてありきたりなので感動は少ない。脇を固める従兄弟がいいキャラ。いざという時の相棒スカンクは…ちょっとズルすぎる助っ人かも。 | ||||
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| 葬儀社を手伝いながら、私的な探偵(のようなこと)をしている男、元保安官のネイサン。 教会の重要な人物が亡くなった件を巡り調査を開始するが、その裏には恐ろしく汚れ切った事実が・・・。 やがてネイサンにも各方面から圧力がかかる。果たしてネイサンは無事に事件の真相にたどり着けるか、という話。 友人の殺し屋や葬儀社オーナー達との関係性や、時に笑って噴き出してしまうような軽妙な遣り取りが楽しい。 ストーリー展開もしっかりしているし、キャラクターも立っている。 個人的には、非常に楽しめました。 S.A.コスビーのデビュー作ということだが、今まで読んだ4冊の中では最高傑作でした。 今までの本と同じく、なんでハーパーコリンズから出版されなかったか不思議です。 読む価値ありです! | ||||
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| 既刊三作が全て高評価の新進黒人作家S・A・コスビーのデビュー作。 主人公は従兄が経営する葬儀社に勤務する青年ネイサン(本職は内容紹介にある “私立探偵” ではない)。 ある日、地元の教会牧師の遺体が発見される。拳銃自殺に見せかけているが、信者の高齢女性たちから「自殺するような人ではない」と。さらに葬儀社員から見ても創部の状況から他殺ではないかと。 地元保安官の対応はらちが明かないため、ネイサンが数年前まで保安官補をしていたことから先述の女性に調査を依頼され、仕方なく引き受けることになる。 当初は軽く探るだけのつもりだったのに、思いもよらぬ深淵が次第に明らかになっていき、いつの間にかネイサンまで命を狙われることに―――。 保安官補の前は海兵隊員だったネイサン。度々襲撃に遭うが、体格に恵まれており格闘では無敵に近い。本来は争いごとを好まない理論的な白人父としっかり者の黒人母のひとり息子として愛情いっぱいに育てられ、ぎりぎりのところまでは自制するが、限界を超えるとキレる。「やっぱりこうでなくちゃ」とクライムノヴェルを好む読み手側としては、悪党をこてんぱんに叩きのめすシーンに爽快感を覚える。 主人公が青年であることからか、とにかく文中にアメリカンジョークや比喩が多い。特に序盤に。多少なら楽しいが、ここまで多いとちょっと疲れる。中盤以降は内容がシビアになっていき、かなり減るが。 コスビー作品では必ず語られる黒人差別。本書でも「以前に比べてずいぶん改善した」とあるが、都合の悪いことが起きると白人たちは男女問わず本性を現し「ニガ―」と差別的発言をする。実際これが現実なのだろう。 ラストで脇役(くそ)登場人物の行く末にかなり不満あり。ここが違えばもっとおもしろかったのに――。 それでもさすがのコスビー作品。後出のものに比べるとやや小ぶりながらも、構成、ミステリ解明、アクション等の見せ場が優れており、大物作家になる片鱗が伺えると感じた。 | ||||
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