死者を動かすもの



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    初公開日(参考)2024年12月
    分類

    長編小説

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    死者を動かすもの (創元推理文庫)

    2024年12月25日 死者を動かすもの (創元推理文庫)

    アレックス・イーストンは小国ガラシアの退役軍人。旧友マデリン・アッシャーから手紙をもらい、アッシャー家の館を訪ねてきた。小さな沼のほとりに建つ館は陰気で憂鬱で、久しぶりに会ったマデリンの兄ロデリックは、痩せ衰えひどい有様、マデリンは病が重いのに、夢遊病者のように歩き回る。そして悲劇が……。ヒューゴー賞、ローカス賞、ミソピーイク賞受賞の著者がポオの「アッシャー家の崩壊」に捧げた傑作ゴシックホラー(「BOOK」データベースより)




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    死者を動かすものの総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    No.2:
    (4pt)

    『アッシャー家の崩壊』の再話と新たな恐怖

    この『使者を動かすもの』はゴシックホラー作品となる。エドガー・アラン・ポーの名作『アッシャー家の崩壊』を下敷きにした、いわば「再話」と呼べる作品なのだ。原典の登場人物の背景を深く掘り下げ、新たなキャラクターを加えて物語に奥行きを持たせ、さらに原典のクライマックスに独自の解釈を加え、これまでにない恐怖を生み出しているのが今作の特徴だ。

    本作を読んでいて気づくのは、シルヴィア・モレノ=ガルシアのホラー小説『メキシカン・ゴシック』との類似点で、これは作者自身も認めている。また、H・P・ラブクラフトの『宇宙からの色』にも共通する雰囲気を感じる。しかし、他の作品と一線を画すのは、主人公アレックスの性別を巧みに隠している点だろう。正確には、ノンバイナリーな存在として描かれているのだ。この意表を突く描写には、多くの読者が驚かされるはずだ。

    なぜ作者はこのような手法を取ったのか。まず、作者は物語を女性主人公で描くことを意図したのだろう。しかし19世紀のゴシックホラーを当時の「女性らしさ」にとらわれた人物で描くことは不可能だと判断したのだろう。さらに、アレックスを架空の国の軍人女性という設定にすることで、ノンバイナリーな存在という側面が補強されている。つまり従来的な男性視点で描かれた『アッシャー家の崩壊』を、現代的な視点で再構築しようとした結果生まれたのが、この手法だったのではないだろうか。
    死者を動かすもの (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死者を動かすもの (創元推理文庫)より
    4488513042
    No.1:
    (4pt)

    満足です

    配送は時間がかかりましたが、美品で満足です。ありがとうございました!
    死者を動かすもの (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死者を動かすもの (創元推理文庫)より
    4488513042



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