死者を動かすもの
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
死者を動かすものの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
死者を動かすものの総合評価:
8.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本作を読んでいて気づくのは、シルヴィア・モレノ=ガルシアのホラー小説『メキシカン・ゴシック』との類似点で、これは作者自身も認めている。また、H・P・ラブクラフトの『宇宙からの色』にも共通する雰囲気を感じる。しかし、他の作品と一線を画すのは、主人公アレックスの性別を巧みに隠している点だろう。正確には、ノンバイナリーな存在として描かれているのだ。この意表を突く描写には、多くの読者が驚かされるはずだ。
なぜ作者はこのような手法を取ったのか。まず、作者は物語を女性主人公で描くことを意図したのだろう。しかし19世紀のゴシックホラーを当時の「女性らしさ」にとらわれた人物で描くことは不可能だと判断したのだろう。さらに、アレックスを架空の国の軍人女性という設定にすることで、ノンバイナリーな存在という側面が補強されている。つまり従来的な男性視点で描かれた『アッシャー家の崩壊』を、現代的な視点で再構築しようとした結果生まれたのが、この手法だったのではないだろうか。