骨を喰む真珠
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あらすじ
「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていたーー。もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」第一章 神効有リ第二章 かたち人に似て第三章 災祟幕間第四章 食スルニ耐ヘズ第五章 くれなゐ第六章 笑ヲ含テ(「BOOK」データベースより)
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評判
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骨を喰む真珠の総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
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大正14年4月半ば、大阪実法新聞の身上相談欄を担当する婦人記者・新波苑子は、「私は溺れております 青い家の中で朽ちていきます いずれ 私は」という奇妙な投書を受け取ります。その1週間後のやはり奇妙な投書は文字が崩れており、さらに、そのⅠ週間後に送られてきたこれまた奇妙な投書は、明らかに文字が震えています。
差出人の丹邨孝太郎は丹邨製薬の社長の息子のようです。丹邨家では、なんぞ良うないことが起こってるに違いないと睨んだ苑子は、「化け込み」という手法で丹邨家の娘の家庭教師を装って住み込み、密かに調査を開始します。
そこで、徐々に明らかになったのは、意外過ぎるだけでなく、あまりにも恐ろしいことなので、口にすることは憚られます。
戻らない姉を案じた妹・新波栄衣は、姉の同僚・楢操とともに、真相を探るべく丹邨家に乗り込みます。そこで行われていたことは・・・。
こういう作品に不慣れな私は、こういう作品の作者は、どういう気持ちで書き進めるのだろうかという基本的な疑問が頭をもたげました。