リング



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初公開日(参考)1993年03月
分類

長編小説

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リング (角川ホラー文庫)

1993年03月31日 リング (角川ホラー文庫)

一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。この忌まわしいビデオの中には、一体どんなメッセージが…!? 恐怖とともに、未知なる世界へと導くオカルト・ホラー。(坂東齢人)(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

リングの総合評価:8.60/10点レビュー 130件。Bランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(8pt)

文明機器と超常現象の見事な融合

説明不要のベストセラーホラー。貞子は独立したキャラクターとしてお笑い番組など各種メディアに登場するほどにもなった。

このビデオを観た者は1週間後に死ぬ。
古来からある不幸の手紙の現代版である。これを皮切りに「着信アリ」ほか色んな都市伝説ホラーが生まれたといっても過言ではない。
とにかくこの作品は当時それほどインパクトがあった。

で、私といえば、なんと映画も観たことがなく、この小説が全くの初見。
とはいえ、あれだけTVでCM、さらにTV放映、ドラマ化もされているので、なんらかの先入観は禁じえない。貞子も知っていたし。だから出てくる登場人物に出演俳優がダブってしまうのは避けられなかった。

で、肝心の作品の中身はといえば、やはり面白い。物語の読ませ方も上手い。そして確かに怖い。
書いていることに特別おどろおどろしさはなく、言葉も怖さを助長させるようなオーヴァーな表現は使われていないのだが、なんだか人を不安にさせる空気がこの中にはある。これは確かに映画化されるのもむべなるかな。

まずビデオの映像に描かれたモチーフを、これらがどんな意味を持っているのか、探り当てる。そしてその過程で現れる山村貞子という名の女性の存在。彼女の一族に纏わる因縁は坂東作品のホラーを思わせる(というよりもこちらの方が先か)。
そして山村貞子の存在の忌まわしさ。彼女の類い稀なる美貌にそぐわない報われない生い立ちとその一生、そして彼女に隠された驚愕の事実などなど、作者鈴木光司氏はクーンツのようにこれでもかこれでもかと超心理学、陰陽道、ウィルスなどあらゆる分野から人間の歴史の暗部に纏わる逸話を投入し、読者のページを繰る手を休ませない。

そして呪いを解くオマジナイが成就したと思われた瞬間に訪れる、山村貞子の本当の呪いの正体。この衝撃は今なお戦慄を伴うほど新鮮だ。
冷静になって考えてみれば、これはもう最初から眼の前に出されていたのである。全く以ってこの鈴木光司という名のマジシャンにまんまと騙されてしまった。

本書が発表されたのは1991年とある。まさに本作こそ、日本にモダンホラーの黎明を高らかに宣言する画期的な作品だったに違いない。
ビデオテープという文明の機器。怪異な映像。呪い。超能力。そしてウィルス。これら一見結びつきようのないキーワードを巧みに混ぜ合わせ、これだけのホラーを作り上げたこの作者の力量は、素直に素晴らしいと褒め称えたい。

Tetchy
WHOKS60S
No.7:
(5pt)

リングの感想

既読ながらまだレビューを書いていなかったので15年ぶりくらいに再読。

原作を読まず映画だけ観た人にとっては「THEホラー」なのだろうが、実のところ原作はSF+ミステリって感じですね。
正直ホラーは好きではないのですが、この作品に関しては圧倒的に映画に軍配ですね。
山村貞子の出世作となる訳ですが、「あのように」映画化されていなければ、これだけ持ち上げられることもなかったでしょう。

15年ぶりとはいえ結末を完璧に覚えているという事もあり緊張感はイマイチ。
これはある程度しかたないにしても、結末まで紆余曲折もなく一直線ってのも気になりましたし、何より、謎を解く鍵はビデオの映像になるはずなのに、「こんな描写で読み手に伝わるのか?」という感じでしたね。
映像の描写だけでなく、その謎解きについても正直説明不足に思いました。
続編がある事を知らないで読み終えてしまうと、とてつもない消化不良感に襲われるのではないでしょうか。

梁山泊
MTNH2G0O
No.6:
(3pt)

リングの感想

どこがおもしろいのか、全く解りませんでした。
評判がよかったので、買ってしまいましたが、後悔しました。

主人公にのしかかる、時間に追われる恐ろしさやプレッシャーに負けそうで戦い続ける心理は良く書けていたと思いますが。
肝心のホラー要素がどうにも怖くなくて・・・残念
やっぱり、コマーシャルなどで断片的な映像をちらちら見ているうちに、誤った期待を心のどこかに生んでしまったのかもしれませんね。
まったく何も知らずに購入していたら、案外おもしろかったのかもしれません。


absinthe
BZLMTCHK
No.5:
(7pt)

怖くなかった

タイトル通りの感想。
それなりにスラスラ読めたので及第点ではあるが、それだけっちゃそれだけ。
7点。

かいん
AGLSXFF0
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

リングの感想

単なるホラーでなく様々なテーマが放り込まれていて、濃密な内容で面白かった。超常現象に巻き込まれても自棄にはならずミステリ的に謎を追っていく主人公は好印象。あの有名なシーンは映画オリジナルだったのか。

水生
89I2I7TQ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

リングの感想

リングの映像は見たことはありません。先入観なしに原作の小説は全く怖くありません。ホラー小説の古典ということで読んだのですが?超能力と怨念がごっちゃになったちょっと無茶な物語でした。なぜ昔ブームになったのか、、、、、。

supoo0331
76NSOQ3P
No.2:
(8pt)

リングの感想


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きらきら
TBM75Q0U
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

リングの感想

一時期ブームになり、井戸から出てくる貞子は有名ですが、小説ではそんなシーンはありません。映像化されたものもちゃんと見たことはなかったので、ホラー作品かと思っていましたが、実際にはミステリー要素もかなり盛り込まれていて、読むうちにどんどん引き込まれていきました。ラストは次作を読みたくさせるような終わり方となっています。

BOY
IM7XWAPW
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