バースデイ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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『リング』、『らせん』、そして『ループ』で登場した高野舞、山村貞子、杉浦礼子という3人の女性の物語を描いた連作短編集。内容的にはこれら3作で語られなかったエピソードを補完するような内容となっている。 | ||||
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「ループ」の続編ということですが、短編が3編の構成になっています。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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映画版も今作も最期のところは「遠山さん | ||||
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数十年前に(え?そんなに経った?)、リングを読み映画は見たのだけど、今回始めて4部作を通読。 鈴木光司という人はリングで大ヒットを飛ばしてホラー作家として有名になった人なのだけど、本質はSF作家なのだろうと思った。 ホラーもSFもどちらも「人にあらざるもの・現象」を書くという点で共通点はあるのだけど、その違いは「説明するかしないか」だと思う。 お岩さんが井戸から出てきて皿を数えていたとしても、それが可能な理由に「お岩さんは実は宇宙人の血を引いていて、肉体が消滅すると粒子状の物質に変貌するのだった」となってしまうとSF。そんな原理の説明など関係なくただお岩さんが恐ろしい顔で恨みを述べるのがホラー。 まあ 個人的な見解なので同意を得られるかどうかはわからないが、理屈付をされると怖くない。幽霊が現れる科学的な説明など関係なく、自分にとって理解のできないものが身の回りにいるのが怖い。 そういった意味で、鈴木光司という人の本質はSF作家なのだろうと思う。 第1作リングはホラーだった。ビデオを見たら死ぬ。ビデオに怨念が込められている。ひょっとしたら自分もいつか見てしまうかもしれない。そう読者に思わせる恐怖があった。 残念ながらそれ以降はSF作家鈴木光司と、「リングの続編」を求められるホラー作家鈴木光司の対立であったのではないだろうか。 とくにループは他の方もレビューされているように、貞子の登場が必要だったのかと思うほど別の話になっている。「リングの続編を」と出版社から要望されて強引にリングの世界に関連付けた用に感じられる。 貞子の性格もすっかり変わってしまい、おそらくリングしか読んだことのない人に「貞子ってすげぇ美人で男を惑わすタイプなんだぜ」とか言っても信じてもらえないだろう。 個人的にはループの礼子と馨はとてもよく造形できていたし、どんどん文章はうまくなっていったと思っているだけに、強引にリングの世界に関連させたのが残念だったように思う。 とは言っても自分もリングシリーズでなければ読んでいたかどうかわからないが。 このバースデイまで読んでいる人にとっては言う必要もないだろうが、リングにあった「怖い」と思えるところはない。ホラーではない。それを良いと捉えるか、不満と捉えるか人によりけりだろうが、自分にとっては「ホラーが読みたい!」と思って読み始めたシリーズだったので不満は残る。 | ||||
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第4弾。今まで出てきた女性のサイドストーリー的な短編集だと思っていたのですが、構成的にもっと凝っていて、2つの話を受けて最後の話で締めるという、今までのリング、らせん、ループをギュッと凝縮したような、なかなか面白い構成でした。 それぞれの話も面白いし文章も読みやすいし構成もいいし、単に怖がらせるだけの目的で書かれているホラーでは全然ありません。 このシリーズを読めば読むほど、映画のイメージに引っ張られて今まで読んでこなかったことが勿体なかったなあ、と何度も後悔してしまいます。 | ||||
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文庫本で売ってたので、保存用に購入しました。 キレイな状態で届きました。 ありがとうございます。 | ||||
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出てくる女性が全て生欲が強い。 いらん性描写。 ヤンジャン読んでるみたい。 作者も思いのほか普通の人だった。 | ||||
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