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リング



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【この小説が収録されている参考書籍】
リング (角川ホラー文庫)
リング

リングの評価: 6.44/10点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.44pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

呪いのビデオ〜死を回避するオマジナイは何か

昨年、鈴木光司氏の刊行した『ユビキタス』の内容に興味が湧き、本作を手に取ってみました。ユビキタスのインタビューで、単なるホラーに留まらず超次元的な世界を描いたらしく、怖さのみを追求する作家ではないのだなと知りました。ユビキタスを読む前に他の作品も読んでみようと思い、デビュー作である今作を手に取った次第です。

ジャパニーズホラーの代表ともいえる本作。映画を観たことがなく、長い黒髪を振り乱した女性の怨念とバトルする作品と思っていたので敬遠してました。けれど読み終わって、そういう内容ではないことを知りました。
主人公、浅川は、姪が不審死した同一時刻、同じ年頃の少年が異様な死を遂げたことに興味を持ちます。二人の死は心臓麻痺による突然死で事件性なし。けれど調べると他にも二人、計四人が同じ時刻に突然死していて、何があったのか調べていくストーリーです。

不気味な表紙、巷で怖いと評判の本作ですが、どちらかというと怖い描写は控えめでした。なのでホラー慣れしてない方も安心して読めます。けれど、登場人物の異常な嗜好、怨念と化した女性の壮絶な過去、異形など、何やら不気味な演出は多かったです。

ページ数は少ないですが描写が緻密で情景描写、心情が多めで高ポイントです。昨今の、台詞ばかり多用するラノベ作家に見習ってほしいところです。
ただ、肝心のホラー描写について、やや控えめ、もう少し背筋を凍らせる物語を希望してた身として、評価を落とし、☆6としました。

bamboo
NU17PFML
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

リングの感想

既読ながらまだレビューを書いていなかったので15年ぶりくらいに再読。

原作を読まず映画だけ観た人にとっては「THEホラー」なのだろうが、実のところ原作はSF+ミステリって感じですね。
正直ホラーは好きではないのですが、この作品に関しては圧倒的に映画に軍配ですね。
山村貞子の出世作となる訳ですが、「あのように」映画化されていなければ、これだけ持ち上げられることもなかったでしょう。

15年ぶりとはいえ結末を完璧に覚えているという事もあり緊張感はイマイチ。
これはある程度しかたないにしても、結末まで紆余曲折もなく一直線ってのも気になりましたし、何より、謎を解く鍵はビデオの映像になるはずなのに、「こんな描写で読み手に伝わるのか?」という感じでしたね。
映像の描写だけでなく、その謎解きについても正直説明不足に思いました。
続編がある事を知らないで読み終えてしまうと、とてつもない消化不良感に襲われるのではないでしょうか。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

リングの感想

リングの映像は見たことはありません。先入観なしに原作の小説は全く怖くありません。ホラー小説の古典ということで読んだのですが?超能力と怨念がごっちゃになったちょっと無茶な物語でした。なぜ昔ブームになったのか、、、、、。

supoo0331
76NSOQ3P

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