ボタニストの殺人
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もはや職人芸の域に達した、ポー刑事シリーズ。 今回は、謎の予告殺人事件、さらに仲間の病理学者ドイルが殺人事件の濡れ衣を着せられて収監。 この二つの事件を、ポー&ブラッドショーコンビが解明していくという2本立て構造。 オープニングが屋久島という意表を突いた設定で、そこから一気に物語世界に引き込まれ、上下巻一気読み。 予告殺人では、犯人どころか、その殺害方法も分からず、ドイルの濡れ衣は、なんと自宅についた足跡がドイルしかいない故の容疑、という古典的設定。 この二つの謎をベースに、お馴染みのキャラたちの捻りのきいたセリフを楽しみながら、事件の真相を追う過程は、ミステリーファンには、ただただ至福の時間。 早く次の作品の邦訳を望むのみ | ||||
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ワシントン・ポーシリーズ1巻 「ストーンサークルの殺人」 ワシントン・ポーシリーズ2巻 「ブラックサマーの殺人」 ワシントン・ポーシリーズ3巻 「キュレーターの殺人」 ワシントン・ポーシリーズ4巻 「グレイラットの殺人」 ワシントン・ポーシリーズ5巻 「ボタニストの殺人 上下」 本作はシリーズ第5作目となります。 シリーズ初めての方は、主人公の生い立ちや、仲間のことが細かく紹介される1巻から 読むことをおすすめします。 (※本作から読み始めても話にはついていけると思いますが、 時々登場する、主人公とサブキャラとのやり取りが面白いのですが、 キャラの性格などを知らない人は???となり、知っている人はフフフッと笑えることになるので、 やっぱり読んでおくことをおすすめしたいです。) さて、今回の物語ですが、 二つの事件が同時進行で進んでいきます。 どちらも予断を許さない時間的制限のある中で、 主人公とその周りのチームは必死に動きます。 各シーンは数ページに収められていて、 ほんの数分の空き時間などに読み進められる上、 「え〜!どうなっちゃうの??」という展開になるので、 続きが気になってしょうがありません。 M.W.クレイヴンは、1作目の頃から、構成の上手い作家さんでしたが、 今回の5作目に至っては、さらに磨きがかかっていて、文章に全く無駄がありません。 (翻訳家の方の上手い翻訳も見逃せません) 読み終わった後は、「あ〜楽しかったけど終わっちゃった・・・」となることは間違いありません。 英国では2024年に6作目が出版されているので、日本での発売を心待ちにしています。 とにかくおすすめです!! | ||||
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上下巻に分かれているけど中だるみすることなく笑いや驚きの連続で一気に読み切れる。 | ||||
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ストーリー自体は面白いが,内容はレベル低下しているのではないか。密室(といえるのか)の謎の解明は,ネタバレになるので詳しく書けないが,あまりに安易(これが許されるのは,1世紀くらい前まで)。ティリー(ブラッドショー)が超人化して何でも可能な人間になり,リアリティがなくなった。また,彼女の人物像の造形は,当初はある種の社会性障害をモデルにしているのかと思ったが,途中で顔を赤くしたりする(恥じらいというのは,他者の視点がわかるから生じるので,彼女の人物像としては矛盾)など,一貫性がない。主人公(ポー)との対話をギャグ化するための存在としての方便と化している。というわけで,ストーリーテラーとしての著者の能力は評価できるが,時間つぶしのエンタメ小説化が激しいため,ミステリとしては初期の作品に比べてレベルダウンしているといえる。海外旅行時の飛行機内での時間つぶしにはちょうどいいが。 | ||||
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タイトルはアトラクティヴですが、殺し方に実現性(現実味)がない(ないのは当たり前と言われれば、それまでですが)。 | ||||
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