キングの身代金
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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黒澤明監督「天国と地獄」の原案として有名な古典的名作の堂場瞬一氏による新訳版。自分の息子と間違われて誘拐された運転手の息子の身代金を要求された富豪の苦悩を描いたヒューマン・サスペンスであり、警察小説でもある。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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新訳とかは良いので、1つでも新しい作品を出して欲しい。 シリーズものは、どんどん打ち切って刊行をしないのに、新訳とかを刊行する意味がちょっと分からないですね。 | ||||
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若いころ「87分署シリーズ」をよく読んだ。今堂場瞬一による新訳が出たということで再読する。 警察小説史上最も有名と言っても過言ではない「キングの身代金」。黒澤明による映画「天国と 地獄」の原作としても余りにも有名だ。大昔に読んだだけに、幸いなことに(?)筋は殆ど忘れて おり新鮮な気持ちで読めた。そして、感じたのはこの作品は誘拐を題材にした警察小説ではあるが、 ページの多くは自分が雇っている運転手の息子の身代金を要求される製靴会社重役ダグラス・キングと 犯人グループの視点で描かれていることだ。「87分署シリーズ」のいつもの主役スティーブ・キャレラも 重要な役どころを与えられているが、最後の身代金引き渡しの息詰まる場面以外はほとんど登場 しない。自分の息子と間違われた運転手の息子のために会社における自分の生き残りに 必要な金を使わなければならないキングの苦悩。男2人と女1人の犯人グループの中で女が果たす 役割。そういった設定の中で意外な結末。最近の重厚な警察小説に比して決して長い作品では ない。しかし、十分すぎるぐらいに読者を惹きつける。さすが名作は違うと再認識させられた。 | ||||
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旧仮名づかいで読みづらいです。 井上一夫先生翻訳の文庫本がオススメです。 | ||||
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原語をそのまま訳したように、わかりにくくとてもぎこちない日本語になっている。 あとがきで、堂場氏は「翻訳のアップデートはすべきだ」と持論を展開しているが、失敗だと思う。 井上一夫氏の翻訳と比較すると見劣りがする。 氏は「他の作品も翻訳したい」と乗り気だが、それにつきあわされる読者はたまったものではない。 また、氏はかなりの速筆で月に1,050枚の原稿を書いたこともあるそうだが、調べながら苦労して翻訳する地味な翻訳作業を受け入れたとは思えない。 もし早川書房が87分署シリーズを"新訳"で続けるつもりなら、"旧訳"のシリーズ翻訳をいろんな方が翻訳したように、他の方にも機会を与えるべきだ。 次の新訳があるとすれば、シリーズ第1作『警官嫌い』、デフ・マン初登場の『電話魔』、映画にもなった『10プラス1』あたりでしょうか? | ||||
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きれいでしだ | ||||
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