失踪当時の服装は



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初公開日(参考)1960年11月
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長編小説

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失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)

2014年11月28日 失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)

雲をつかむような少女失踪事件を、刑事たちが地道な聞き込みと推理、尋問で解き明かしていく。捜査の実態をこの上なくリアルに描いた警察小説の代表的傑作、新訳決定版! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

失踪当時の服装はの総合評価:8.55/10点レビュー 22件。Aランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

警察捜査小説の金字塔、古典的名作である

「警察捜査小説の不朽の名作」という解説の通り、国内外のミステリ・ベストでは必ず名前が出てくる歴史的な作品。
カレッジの一年生で18歳の女子大生が学生寮から失踪した。成績優秀で浮ついたところは無く、家庭内の悩みも無いと思われていた女性が、なぜ姿を消したのか? 警察署長フォードは少ない物証に苦心しながらも、何事にも手を抜かない徹底的な聞き込みと熟考に熟考を重ねた推理で、犯行の真相に迫り、犯人を突き止めるのだった。
最初から最後まで、女子大生の失踪の真実と犯人探しに徹した、まさに「捜査小説」である。1952年発表なので、現在の基準からすると乱暴な捜査だし、犯人の意外性もストーリー展開のスリルもないのだが、警察捜査小説の基本パターンを確立したという点で、古典的名作と評価したい。

iisan
927253Y1
No.1:
(10pt)

失踪当時の服装はの感想

消息を絶った一人の少女。通報を受け捜査を開始する地元警察のフォード署長は勤続三十三年の高卒。そして部下のキャメロンは大卒で十三年勤続の私服刑事。この二人の辛らつな言葉のやり取りと信頼で結ばれた様子を見せながら
捜査が始る。描かれているのは警察の地道な捜査の様子だけ。登場人物のサイドストーリーとかそういったものは一切無い。しかしノンフィクション的な要素を取り入れたフィクションという手法がとても面白い。読んでいる途中で退屈とか
そういったことは有り得ない。こつこつと聞き込みをして100の情報を集めても何も得られなければまた歩き回り話を聞く。そういったフォードたちの捜査の様子がじっくり描かれているが、読んでいる方も少女が消えた理由が分からないので
気持ちはフォードたちと同じだ。証言を集めれば集めるほど、少女の人物像が浮き彫りになっていくほどフォードたちには少女が何故消えたか分からない。事故か事件かそれすらも分からない。そして物語が半分ほど進んだところで川から死体が見つかる。捜査を進める上で重要なアイテムの使い方がとても上手いと思う。そしてその秘められた謎を解き明かすヒントが少女の人間性であり性格でもあるという点が面白く、そこに着目するフォードの推理力もまた優れている。
地道な捜査の過程だけを描いた内容だけれどミステリとしても読み応えがあり、死体が見つかった後の後半部分は一気に読み終えた。ミステリ史に残る一冊というのも納得の面白さだった。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(5pt)

警察の捜査活動を詳細に描きクロフツの「樽」と並んで重要な作品

アメリカの地方都市で女子学生が失踪し・・・というお話。

警察の地道な捜査活動をリアルに描いた、警察捜査小説として有名な作品。今更、私みたいなのが色々いってもなんにもならないので、個人的な感想だけ書き込みます。

232ページに「他にできることは何もない。警察の仕事がどういうものかは、わかっているだろう?歩いて、歩いて、歩きまくる。そして、あらゆる可能性について調べ尽くす。一トンの砂を篩にかけて、ひと粒の金をさがすような仕事だ。百人に話を聞いて何も得られなければ、また歩きまわって、もう百人に話を聞く。そういうものだ」

というセリフが出てきますが、その通りに捜査を続け、最終的に解決する、という警察小説の王道を行く、というかそういうもののひな形を作った作品として、やはり重要だと思います。

以前、兵庫県警で捜査に関わっていた方の回顧録を読みまして、若い人が猟奇事件で逮捕された事件の捜査が大変で、最初の方からその人が容疑者のリストにあったそうですが、マスコミにリークされない様に厳重な箝口令を強いたり、極秘でアパートかマンションを借りて、そこに判らない様に集まって捜査会議を開いたりと大変だったそうです。因みにそういう風に苦労して捜査した理由にその前の重大事件で解決できなかった二つの事件(グリコ森永事件と赤報隊の事件)がトラウマになっていたそうで、大変だったらしいです。今もこの小説やクロフツの作品の様な地道な捜査がやがて解決に実る感じで捜査が行われているみたいで興味深いです。

警察の捜査活動を詳細に描きクロフツの「樽」と並んで重要な作品。是非ご一読を。
失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488152082
No.19:
(5pt)

まだ読んでないけど、きれいな状態なので楽しみ。

古い本なのにきれいでうれ
失踪当時の服装は (創元推理文庫 152-1)Amazon書評・レビュー:失踪当時の服装は (創元推理文庫 152-1)より
4488152015
No.18:
(5pt)

面白かった。

アメリカの女子大で、寮生活を送っていた女の子が、突然失踪し、近くの川から死体で発見される。……この事件を追うのは、探偵ではなく、警察署長フォード。……被害者の日記から、彼女が特定の男とデートしていたことを突き止める。……その際、誰かに日記を見られてもわからないように、自分だけに分かる暗号を使っていて、その暗号にフォードが気づくあたりが、説得力があり、なるほどと思いました。
……最後まで緊迫感が持続する名作です。フォードと部下のキャメロンの、罵詈雑言の応酬も、緊迫した状況を緩める緩衝材の役割をしているようです。
失踪当時の服装は (創元推理文庫 152-1)Amazon書評・レビュー:失踪当時の服装は (創元推理文庫 152-1)より
4488152015
No.17:
(4pt)

捜査の展開に同期

事件捜査の展開に突然の幸運はなく、ひたすら地道にあらゆる可能性を追っていく展開に同期しました。
失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488152082
No.16:
(5pt)

刑事ものの原典

警察官もののミステリーの原点となる作品で
とても面白い。
失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488152082



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