被害者の顔
- 87分署シリーズ (43)
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ある女性が殺され・・・というお話。 そっけない要約ですいません、何分話しが淡泊なもので。 殺された被害者が多面的なキャラで、様々な顔を持っていて、どの女性として殺されたかが興味の中心になりますが、今だと各性質を深く掘り下げて、倍に近い分量にすると思いますが、そういう意味でも、些か物足りなかったのも真実です。 馴染みになったシリーズキャラクターが増えたのはよかったですが。 まだ習作におもえる作品。お暇ならどうぞ。 | ||||
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これは「昼は清楚なOL夜は娼婦、はたしてどっちが彼女の本当の姿なのか」系の元祖なんだろうか。キャレラの仲間たちがそれぞれの家庭でキャレラのことをいたわり寸評する場面はとても印象的。こころがホッカホッカします。 | ||||
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文字が小さすぎて難儀しています。疲れてしまうのが気になります。 | ||||
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生前の姿について、証人がさまざまな異なる人物像を証言する被害者の殺害を巡るミステリーですが、かなりがっかりしました。 ばらばらの人物像を示す被害者のどの姿が殺意の対象となったかというところが物語の核となるのですが、単にAのところに事情聴取に行くと被害者は「○○だった」との証言を聞くことを繰り返すだけの浅薄なストーリーが続くので、被害者のミステリアスな面がまったく生きてきません。 犯人のアリバイ工作も虚仮脅し程度で、ネタばれになるので具体的にはかけませんが、ここで犯人のアリバイを疑うなら、あっさり容疑者から除外した他の人をどうして疑わないのかと。 警官殺しを追うサブストーリーもメインストーリーから浮いていて、新キャラクターの見せ場用に後からつけたという域にとどまっていると思いました。 読むのを止めようかと思う前に、終わってしまう程度の分量なのが、唯一の救いでしょうか。 | ||||
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87分署シリーズの一作。都市(New Yorkを模したもの)を人に喩えて形容するキザな冒頭、刑事たちの野卑な会話と煙草とコーヒーの香りが漂う刑事部屋、そして定番ではあるが刑事達のチームワーク。後の警察小説、TVドラマに大きな影響を与えたシリーズ。 本作では、捜査を進めるうちに、被害者の女が色々な顔を持っていた事が浮かび上がって来て、どの顔として殺されたのかが興味の焦点と言う趣向。どの顔として殺されたのかが分かれば、容疑者が絞れるという訳だ。被害者が実は様々な顔を持っていたというのは、A.ガーヴ「ヒルダよ眠れ」と同じ発想で書かれているが、ガーヴが主に心理面を主体に書いているのに比べ、本作では足で稼いで犯人逮捕に結びつけるという泥臭い手法で現実味を与えている。 本作執筆時は、シリーズが安定期に入ったと言え、「殺意の楔」までは好不調の波がありながらも、一定以上の水準の作品を出していると思う。しかし、読まれる方は「警官嫌い」から順番に読まれることをお勧めする。最初からのレギュラー陣は勿論の事、テディ・キャレラ、本作でデビューするコットン・ホースと次第にエピソードを伴いながらレギュラー陣が増えて行くので。 | ||||
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