ハートの刺青
- 87分署シリーズ (43)
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時が経ってしまったから、ではなく、一番やってはいけない翻訳の仕方をしているのが駄目。 例えば、長文の和訳問題があったとして、二つ目の文章が後付けであるとする、 ウィリーは、激しく動揺した、オートバイが打ち震え轟音を轟かすというほどではないにせよ。 とか、これだと先生は◎をくれない。 和文としておかしいから。じゃあ、意訳をすればよいか、そうではない。日本や中国の古事成語などを当てるのなんか最低だ。そこは、翻訳者の文章能力という事になる。 読んでいて意味不明という箇所がたくさんあり、投げ出しそうになった。 時代がかったところ、新訳が必要だと思ったところは、 Kissを、キッス、と表記するところ。 いまや、キッスとは、ロックバンドか女子プロレスの「キッスの世界」くらいしか表記しない(それだって、今や誰も知らない)。 メロデー、ダイヤモンド、と書くのと一緒だね。 ついでながら、原文にも不満あり。 先行作品と同じ名前の登場人物を出す。今なら大問題になるところだ。 とまあ、悪口ばかり述べたが、こいつは面白い。理屈抜きに面白い話だ。 だから、翻訳がマトモなら、4点あげたのに。 訳者あとがきに、「87分署シリーズはメチャメチャ楽しい」みたいな事が書いてある。 あんたが、それを台無しにしてるよ! やはり、新訳が必要だ。 | ||||
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今では目新しい事は無い内容ですが、当時としては面白かったのでしょう。 人物の掘り下げが圧倒的に少ないような気がします。 あと、日本語訳がかみ合っていないところが沢山あって、読み進めるのに苦労する。 | ||||
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刺青をした死体が川で見つかり・・・というお話。 まだ、4作目という事で、厚みに欠けるし、事件も小味だし・・・と否定的な見解しか見いだせない所もありますが、これから飛躍する意味では、こういう順路を通過する必要もあったかも。 あまり人に勧める気にはなりませんが、シリーズ通過点としては意味のある第4作目。シリーズ順に読んでいるファンには是非。 | ||||
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当時の出会い系は文通にて。しかも便箋7枚もの長文。本人の必死さが見えて痛々しい。しかしこの犯人は何故刺青をするのか謎のまま。余計なことをすると痛い目に会うという教訓なのでしょう。口がきけない、耳が聞こえないが故のテディの美しさ愛らしさは強烈な印象を残す。解説も素晴らしい。 | ||||
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いわゆる思春期の頃に読んで、その後の人生に絶大なる影響を与えたであろう本。架空の街の警察署(87分署)を舞台とした物語で、本作ではスティーヴ・キャレラ刑事とその妻テディの夫婦愛、またそれと並行して連続殺人事件の捜査が描かれています。事件は、(手の)親指と人差し指の間にハートの刺青がある、女性とおぼしき腐乱死体が発見されるところから始まります。刺青の中には文字が彫ってあるが、それは一体何を意味するのか?刺青以外にはこれといった手がかりがなく、捜査は刺青師への聞き込みが中心に…。テディが肝腎なところで事件に絡んできて、終盤では極めてスリリングな展開になります。肝が据わっており、身体的ハンディをものともせず、頭脳の回転の速さで勝負するテディは本当にイカす!!キャレラでなくてもメロメロになること請け合いです。ラストシーンもかなり粋な感じといえましょう。 それにしても、この本のおかげで生来の猜疑心に拍車がかかり、中華料理を見ると必ず某シーンを思い出す始末。実にインパクトの強い本でした。87分署シリーズで一番のお気に入りです、怖いけど。いつの時代も「出会い系」は恐ろしいってことですね。 | ||||
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