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満潮



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初公開日(参考)2016年10月
分類

長編小説

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満潮〈上〉 (創元推理文庫)

2016年10月11日 満潮〈上〉 (創元推理文庫)

1986年ノードコステル島。女性は頭だけ出して、生きたまま砂浜に埋められていた。波が容赦なく身動きのできない女性を襲う。警察大学のオリヴィアは、夏休みの課題で未解決の事件を調べていた。刑事だった亡き父が、二十数年前にノードコステル島でおきたその事件を担当していたのだ。オリヴィアは話を聞こうと父親の部下だった男を探すが……。マルティン・ベック・シリーズのシナリオを手がけた人気脚本家が放つ衝撃のミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

満潮の総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

最初から最後まで、巧い!

マルティン・ベックシリーズの映画化を担当してきたという脚本家夫妻による、スウェーデンの人気シリーズの第一作。冒頭から結末まで読者を飽きさせない、完成度が高いエンターテイメント・ミステリーである。
1987年夏の大潮の夜、スウェーデンの小島の海岸で頭だけを出して砂浜に生き埋めにされた女性が満ち潮に溺れて溺死した事件は、未解決のままになっていた。2011年、警察大学の学生オリヴィアは、未解決事件を調べるという夏休みの課題に、この事件を選択した。実は、オリヴィアの亡き父親が捜査を担当した事件でもあった。オリヴィアは、事件当時の父親の同僚警官たちから話を聞こうとするのだが、捜査責任者だった警官は退職し、行方不明になっていた。それでも諦めきれないオリヴィアが調査を進めると、意外な過去の出来事が明らかになり、オリヴィアの身に思いもよらない危険が襲いかかってきた・・・。
未解決の殺人事件の再捜査を本筋に、ホームレス暴行事件、企業の横暴などの社会派アイテムをちりばめ、700ページあまりの全編にわたって緊張感があるストーリーが展開される。シリーズの中心になる人物たちはもちろん、本作にしか登場しないような人物までキャラクターがしっかり造形されていて、非常に読みやすい。また、ところどころに出てくるエピソードや警句が気が利いているのも、さすがに一流の脚本家である。
北欧の警察小説らしい社会派の視点を持ちながら重くも暗くもなく、幅広いミステリーファンにオススメできる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(5pt)

ネタバレなしの感想

エンターテイメント性に溢れる一冊。
サスペンスなのでさすがに殺人や暴力の表現はありますが、北欧モノにありがちなペドフィリアのシーンが無いのがうれしい。
それと、状況の説明や会話が回りくどく無くサクサク読めます。
これの直前に『許されざる者』を読みましたが、同じ人物が登場(?)しました。
さあ皆さんの目でお確かめ下さい。
満潮〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:満潮〈下〉 (創元推理文庫)より
4488214096
No.3:
(5pt)

これぞ北欧ミステリー

面白かった、一気に読みました。オリヴィアのその後、他の仲間達との活躍、すごく気になります、次の作品が待ち通しいです。
満潮〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:満潮〈上〉 (創元推理文庫)より
4488214088
No.2:
(4pt)

面白そうな本です

まだ読んでいませんが 北欧物のミステリーでとっても期待しています。
満潮〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:満潮〈上〉 (創元推理文庫)より
4488214088
No.1:
(4pt)

満潮、満足。

犯罪心理捜査官セバスチャンが大好きで、続編を探したけれどもう読んでしまった4冊以外は出ていないとわかり、それならばとスウェーデンミステリの他の作品を探して行き当たったのがこの『満潮』でした。
結論:セバスチャン好きなら止まらないと思います。徹夜覚悟か、時間を確保できる週末などにお読みください。(笑)
物語の展開の速さ、場面の目まぐるしい変化は、視聴者を釘付けにするのが命題のテレビドラマの脚本が本業なだけあるな、という感じ。
どんでん返しの頻度もタイミングも、読み手を惹き付けて離しませんが、個人的に最後の大どんでん返しはちょっと行き過ぎのように思え、物語の中から現実にはじき返されてしまったので(笑)星一つ減らしました。
続編が出れば、きっと読みたくなるでしょうけど。
満潮〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:満潮〈下〉 (創元推理文庫)より
4488214096



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