その雪と血を



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初公開日(参考)2016年10月
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長編小説

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その雪と血を (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2018年11月20日 その雪と血を (ハヤカワ・ミステリ文庫)

第8回翻訳ミステリー大賞・読者賞受賞 標的であるボスの妻に恋をした瞬間、殺し屋の運命の歯車は狂い始めた……世界中で4000万部を売り上げる北欧ミステリの旗手がクリスマス前夜のオスロを舞台に描く、愛と血の物語(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

その雪と血をの総合評価:8.63/10点レビュー 16件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

チンピラの切ない恋

「刑事ハリー・ホーレ」シリーズで人気のジョー・ネスボのシリーズ外作品。70年代のオスロを舞台に、ノルウェーの実力派が技巧を凝らした切ない愛の叙情詩である。
殺し屋しかできないオーラヴは、かつて売春組織で痛め付けられようとしているのを救った聾唖のマリアを密かに恋しく思いながらも、ただ静かに見守るだけだった。ある日、ボスの若妻コリナが浮気をしているので殺せと命じられたオーラヴは、コリナを見た瞬間に一目惚れしてしまった。コリナを殺せないなら浮気相手を殺せばいいと考えたオーラヴは、浮気相手を射殺したのだったが、浮気相手の正体はボスの一人息子だった。ボスから命を狙われたオーラヴの逃避行に、コリナが関わり、さらにはボスと対立する組織も絡んできて、雪のオスロを舞台に「殺るか殺られるか」の壮絶な戦いが繰り広げられ、最後は・・・。
識字障害がありながら本を読み、詩情に満ちた文章を書く殺し屋という主人公のキャラクターが秀逸。純粋さと孤独感が、読者の心をつかんでいく。さらに、薄幸の元売春婦・マリアとボスの若妻・コリナも魅力的で、雪の中での物語が色鮮やかに膨らんでくる。ポケミスで170ページほどの短さながら読み応えがあり、読後感は深い。ノワール小説としても、純愛の物語としても傑作である。
幅広いミステリーファンにオススメだ。

iisan
927253Y1
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未読の方はご注意ください

No.15:
(5pt)

とうとう最高の布陣で映画化

アーロン・テイラー=ジョンソンが主人公オーラヴ、ジョー・ネスボが脚本、キャリー・フクナガが監督という考えうる最高のキャスト,スタッフで今年の年末までにクランクインするそうなので、来年のクリスマスにはこの哀しく残酷で人間くさいパルプノワールを映像で見れるかと思うと待ち通しくて堪りません。
後は、コリナの人選も間違えないで欲しい、本作の展開の推進力になっているファムファタールとして凄く重要なキャラクターなので。
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)より
4150019126
No.14:
(5pt)

読みやすい

一気に読めました。面白いです。尚、古本ですがページが折れたり表紙が日焼けしたりもなくとても綺麗な状態でした。
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)より
4150019126
No.13:
(5pt)

ノルウェー産クライム・フィクション

引きこまれて一気に読み終わる。長篇というには短めだが、叙述に無駄がなく濃密だ。
識字障害とトラウマをかかえた殺し屋の問わず語り。抒情詩のような内的独白がこなれた日本語に訳されていて感心した。もっとも英訳版からの重訳だけど。
あえて男性読者が好きそうな冬の都会のラブストーリーとして深読みできるように書かれている。そこはあざといかもしれない。
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)より
4150019126
No.12:
(5pt)

とても綺麗な状態で届きました(^_^)

とても読みやすく、主人公の殺し屋をディカプリオで映画化されるとか、されないとか、惚れっほい情に熱い役がぴったりな感じですね!
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)より
4150019126
No.11:
(5pt)

ラブストーリーとも、サイコパスの妄想とも読める

短い物語ですが、なかなか凝った構成です。
表面だけ見ると、孤独な殺し屋を巡るサスペンス仕立てのラブストーリーです。ただ良く読むと、語り手である殺し屋の語る内容と、現実で起きていることとの間に微妙にずれがあるようです。このずれが美しい物語を求める殺し屋の認識に上に成り立っているのか、それとも妄想なのかは見極めが難しく、読者にゆだねられているようです。
この意味で、美しいラブストーリーとも、サイコパスの妄想物語とも読めると思います。
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ)より
4150019126



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