ザ・バット 神話の殺人



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.50pt (10max) / 2件

6.00pt (10max) / 7件

Amazon平均点

3.17pt ( 5max) / 6件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
4pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

73.00pt

30.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2014年08月
分類

長編小説

閲覧回数3,615回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数7

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)

2014年08月21日 ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)

オーストラリアで働くノルウェー人女性が死体で見つかり、オスロ警察の刑事ハリーは捜査協力のため、単身シドニーに赴く。ハリーも加わった捜査班の前に次第に浮かび上がる、隠れていた一連のレイプ殺人。犯人の目星は二転三転し、捜査班は出し抜かれては後手を踏む。さらに、封じ込めていた自身の過去がハリーを苛みはじめる…。「ガラスの鍵」賞受賞に輝く驚異のデビュー作、登場。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

ザ・バット 神話の殺人の総合評価:6.63/10点レビュー 8件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

ハリーホーレシリーズ第一作目

順序だてて読む方がいいのでしょうが
ハリーホーレシリーズとしては、数冊目で読むことになってしまいました。
一番最初に読んだのは、「スノーマン」でした。
この小説は面白くて(ミステリーとしても、題材としても)、これでジョーネスボ氏のファンになってしまいました。
シリーズ一作目というわけで、多少粗削りながらも、それなりに楽しめますが
内容としては、イマイチ物足りなさがありました。
ただ、ハリーの心理を理解するために、やはり一作目は読んだ方がこれから読み進めるためにも必要ですね。


ももか
3UKDKR1P
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

読み応えあり

ノルウェーの人気ミステリー「ハリー・ホーレ」シリーズの第一作、作者ジョー・ネスボのデビュー作でもある。北欧5ヶ国の最優秀長編ミステリーに贈られる「ガラスの鍵賞」を受賞しただけあって、実に読み応えがあった。
オスロ警察の刑事ハリーは、オーストラリアで起きたノルウェー人女性殺害事件の捜査に協力するためシドニーに派遣された。シドニー警察と一緒に捜査を進めると、事件は連続レイプ殺人ではないかと疑われるようになってきた。オーストラリア先住民族の刑事とのコンビで事件を解明していくハリーだったが、容疑者が次々に現われ、さらに頭の切れる真犯人に翻弄され、それまで抑制していた自身のアルコール依存症まで再発させてしまう・・・。
物語の前半は警察小説の王道を行く殺人事件捜査だが、連続レイプ殺人が疑われるところからはサイコミステリー風に展開し、さらにオーストラリアの歴史に絡む社会派小説の様相も帯びてくる。しかし、メインストーリーの犯人探しがしっかりしているので、実に魅力的なミステリーになっている。
シリーズすでに10作まで発表されているが、日本では、まだ3作品しか翻訳されていないので、今後が大いに楽しみである。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(3pt)

オーストラリアにおける白人の侵略と人種差別の歴史

謎を孕んで難解に進むストーリー、結末を探るうちに、意外にあっけない幕切れとなり、主役の活躍にも物足りさなを感じた。少々粗削りでまとまりのない作品との評価と思う。むしろ侵略迫害された土着民族の悲哀が印象に残った。
過去に世界中で繰り返されてきた欧米人、白人のむごい侵略、略奪の歴史は、正義面したグローバリズムで今ものさばっている事実をこの作品を読んで新たに思わずにはいられない。
ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)より
4087606880
No.5:
(1pt)

途中でギブアップ

ヘニング・マンケルやアーナルデュル・インドリダソンといった重厚なミステリーを期待して読み始めたが、全くの外れ。
 30代に書いた作品だからかもしれないが、私のような中年ミステリーファンには文章が軽すぎて幼稚。
ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)より
4087606880
No.4:
(3pt)

読み辛かったかな。

好みの問題なのでしょう。私には読み辛かったです。

犯人は誰なのか、二転三転しながら、話は迷走
していきます。
本来ならそのあたりが面白くなるはずなのに、
何だかハラハラ感がなくて、しっとり情緒的に
話が進みます。

舞台がオーストラリアで、原住民の神話など
なかなかの演出なのですが、いまひとつ
「面白い!」感じにならなくて・・・。

それは、私がオーストラリアの歴史に疎いから
なのかもしれません。相性が悪かったかも。

神話の殺人て、ああ、そういう事だったのか。
やっと読み終えました。結末はなんだか
辛いなぁ・・・。
ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)より
4087606880
No.3:
(2pt)

なんでこんなに評価の高さが理解できません。

作中にこの文章殺人事件の話に必要かな?!と思うような無駄に感じる文章が多かったです。 伝説と殺人の話が繋がるのは分かるが、盛り上がりがあんまりなく終わるといった感じでした。
ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)より
4087606880
No.2:
(5pt)

ノルウェー人の刑事がオーストラリアの殺人事件を追う。オーストラリアの歴史の影をも描く秀作

500ページ強の大作だが、面白いので一気に読めてしまいます。

ストーリーは、ノルウェーの刑事ハリーが、ノルウェー人の美女がオーストラリアでレイプ後絞殺された事件を追ってオーストラリアへやってくるところから始まります。オーストラリアの警察では、最初ハリーのことを歓迎しませんが、彼のがんばりと能力を認めざるをえなくなり、チームの一員として捜査をすすめます。

ハリーとコンビを組むのがオーストラリアの先住民であるアンドリュー刑事。彼は年はとっているものの、元ボクサーで事件に並々ならぬ情熱を示します。アンドリューや彼の仲間たちから、ハリーは先住民の神話を聞かされるわけですが、それがこの作品の副題となっていて、この作品を単なるミステリーでないオーストラリアの影である先住民と白人たちの歴史問題というテーマを感じさせます。

ハリーが知り合う赤毛のスウェーデン人はバーではたらく美女で、ハリーとのラブシーンは映画を見ているような気分にさせてくれます。訳が素晴らしいのもあるのでしょうが、セリフ回しがウィットに富んでいて大人の会話です。一方、激しいアクションや、ハリーが失意でボロボロになるシーンなど、非常にエンターテイメント性にも優れています。

難を言えば、登場人物が多すぎて誰がなんだか混乱してしまうことが多かったことですが、全体のストーリーを把握するうえで問題にはなりません。
ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)より
4087606880



その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク