秘密



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初公開日(参考)2013年12月
分類

長編小説

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秘密<上>

2013年12月21日 秘密<上>

国民的女優ローレルが少女時代に目撃した、母をめぐる恐ろしい出来事。あの50年前の出来事はいったい何だったのか? 母の過去にはいったい何が隠されているのか? (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.33pt

秘密の総合評価:7.93/10点レビュー 15件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

さすが!ケイトモートン!

この作家さんには毎度驚かされるのですが、今回もまたまたビックリでした。
題名が「秘密」なので、必ず秘密があるとは思って読んでいたのですが
想像以上の?秘密でぶっ飛んでしまいました。

欲を言えば、戦争中の様子をもっと詳しく知りたかったな~っと。
食べ物とか(出てはきますけど、ちょっと物足りない)市井の人々の細々な暮らしをもっと書いてほしかったな~と、その点は不満です。

全体に広がる大らかさ?これは、オーストラリア特有のものかなと、これが良い意味で息抜きになっていて
心地よく?ミステリーを読める要因になっているのではないかと思われます。
彼女の小説では(今まで読んだ中では)「湖畔荘」が好きなのですが
この本も肩を並べるぐらい、上質のミステリーでした。


ももか
3UKDKR1P
No.2:
(10pt)

ケイト・モートンに出会えて良かった

「忘れられた花園」が良かったのでどうかなという気持ちで読み始めましたが見事にそれを超えてしまいました。ヴィヴィアンが魅力的過ぎです。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

「強い女性」の物語

表紙からして女性を意識した作品で、第二次大戦下を生き延びた女性のいき方を中心に据えた物語だが、ミステリーとしての完成度もなかなかで、男性読者にも十分読み応えがある。
16歳の時、自宅を訪ねてきた見知らぬ男を母・ドロシーが殺害するという衝撃的な場面を目撃したローレルは、50年後、死に瀕した母親を見舞うために故郷の家を訪れた。そこで、思い出の品々に触れている内に、50年前の恐ろしい記憶が甦った。あの事件はローレルの証言もあって、当時、近隣に出没していた連続強盗に遭遇した母の正当防衛として処理されたが、実は、男は「やあ、ドロシー、久しぶりだね」と声を掛けていたのだった。明らかに、男と母は知り合いだったのだ。男の正体は、何者なのか? そして、母はなぜ、あの男を殺してしまったのか? ローレルは、残された写真や関係者の証言によって母の秘密を探ろうとする。
母の秘密を探るストーリーは、現在と戦時下のロンドンを行き来しながら、ゆったりと進んでいく。そこでは、ドロシーや関係する人々の生活を通して、1930年代から60年代ごろの女性の生き辛さと力強さが描かれている。派手なアクションやどんでん返しとは無縁だが、読者をぐいぐい引き込んで行くパワーが感じられる。
母の秘密が暴露された後に付け加えられた小さなエピソードがしゃれているのは、訳者あとがきによると、この作家ならではのもののようである。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(4pt)

最後の数ページ

最初は少しなんでもない物語が流れて
行くけど最後の数ページ
殆ど予想できませんでした
秘密<下>Amazon書評・レビュー:秘密<下>より
4488010091
No.11:
(2pt)

ロマンス家庭小説

題名から予想して、サラ・ウォーターズやミネット・ウォルターズのようにサスペンスフルなものだったらいやだなあと思いながら購入しましたが、全く怖い要素はありませんでした。安心して読めます。
死期近い母が若いころに犯した殺人の目撃者として、現在は女優として成功している長女が、末の、これも天文学者として成功している弟の力を借りて、母親の殺人の動機を解明していく物語です。
好みとしか言いようがありませんが、この小説を「推理文庫」にいれるかなあ?似たような登場人物の家庭の詳細が過去と現在にわたって延々と語られます。はっきり言って途中で投げ出したくなりました。これは出版社にお願いするしかないようなことですが、「逃げ出したプリンセス」とか、「雪の夜はちいさなホテルで謎解きを」とか、「秘密」などは、ロマンス小説の分野をつくって分けてほしいです。これらがお好きな方にはお薦めです。
秘密<上>Amazon書評・レビュー:秘密<上>より
4488010083
No.10:
(5pt)

間違っていない

ミステリーもロマンス小説も好きなので満足。
複数の方が否定している台詞に関しては、わざとそう記述していると捉えました。
秘密<上>Amazon書評・レビュー:秘密<上>より
4488010083
No.9:
(5pt)

作者にすっかり騙されましたが、それが快感

『忘れられた花園』が気に入ったので、値段に抵抗はあったものの読んでみました。
色々な評価をされている方がいますが、私には最近読んだ中でも、ダントツに心に響く物語でした。

現代を生きる人が家族の過去の謎と解いていくというパターンは同じでも、
今度の作品には別の味わいがありますし、全く別のストーリーとして楽しめます。
ロマンス色も強く、それだけに人物それぞれの気持ちが伝わってきて、切なさを強く感じました。
謎解きというより、苦しい中で必死で生きた人々の生き様を知ることがメインなのかな。

今回は特に、途中まで信じていたものが後でひっくり返り、
人によって見えるものは同じではないということを実感。
他の小説などでも使われる手法にすっかり騙されてしまいましたが、
それまで書かれていたのはこういうことだったのか、と感心。

ほんのわずか違っていたら絶望的な物語になりそうなのに、
希望が持てる話になっていたので救われました。
秘密<下>Amazon書評・レビュー:秘密<下>より
4488010091
No.8:
(4pt)

Capriceさんのレヴューに賛成

読了して”ドロシー久しぶりだね”というシーンにはどうしても納得いきません。人の面影は年月がたってもどこかに残っているものです。ましてあのような関係ならありえないのではないかと思うのですが・・・。でも練達の読者の方々には色々なご意見がおありですが 個人的にはけっこう楽しんでよみました。
秘密<上>Amazon書評・レビュー:秘密<上>より
4488010083



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