忘れられた花園
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ケイトモートン氏が書く小説はあるパターンがあり、今まで三冊読んだものとしては、「あー、このパターン」と気づいてちょっとがっかりしたのですが | ||||
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時代を行き来する構成が読者を飽きさせません。ケイト・モートンのファンになりそうです。 | ||||
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面白かったのですが、作者の他の作品とほとんどテイストというか、プロットが変わらないのが残念。。 訳の美しさで読み切った感じです。 | ||||
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主人公の過去と現在だけでなく祖母や曾祖母、様々な登場人物の過去がタイムトラベルをミルフィーユにした様な展開で記憶力を試される作品でした。50歳半ばの私にはボケ防止になるかも… | ||||
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何気なく書店で手にとって読んで、面白かった。 はじめの頃の少女カサンドラが、自分の歯ブラシが見つからない、と震え泣くシーンは妙に心に迫った。ネルが骨董商を始めるきっかけになる時の話で、育ての父親に教わっていた大工仕事が手に馴染んでいることに気づき涙するシーンも。 だから、育ての親と生みの親は一体どちらが身に必要なものか?と読み終わってからも考えさせられた。 批評に「ハーレクイン」とあり、ハーレクインものを読んだことが無いので検索したところ「恋愛小説」とあった。確かに、恋愛に帰結したラストだったけれど、少女漫画的ではなかったな。男は割と影薄いですよね。この物語に出てくる男は、一途過ぎて頼りない人が多いような。要は女ですよ。女のキャラと関係がみんな濃い。アデリーンの行くとこまで行く悪役ぶりは、全く面白かった。 解説も面白くて、解説に出てきた作品達を調べてみようと思います。 | ||||
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やっと下巻を最後まで読み終え、禁断の訳者あとがきも楽しむことができました。 訳者さんも、思い入れたっぷりなことが伝わってきます。 上巻に引き続き、長くて複雑にからまりあった物語が100年の時を経てほぐされていきます。 一番気になっていた謎は最後の最後でした。 なんとなく予想できた展開ではありますが、登場人物の気持ちになりきってハラハラ。 些細な出来事や、タイミングのずれで人生が大きく変わってしまうことに歯がゆさを覚えながらも、 これこそが「物語」というものの面白さなんだろうなぁと思います。 謎解きをして分かったことと、実際に起きたことに少しのズレがあるのも、 過去と現在をダブルで描くからの面白さ。 哀しい物語ではあるけれど、女性たちがそれを自分で選択し、後悔せず、 与えられた状況の中で精いっぱい生きる姿には、清々しささえ感じました。 最後には救われたし、やさしい気持ちになれました。 もうしばらく、この余韻に浸っていたいです。 個人的には、フォーレのレクイエムが合いそうな気がします。 他の作品も文庫で出るといいなぁ。 | ||||
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以前から気になっていた本だったのですが、『リヴァトン館』の哀しいイメージから敬遠。 読んでみたら、謎解きの面白さにぐいぐい引かれていき、もっと早く読めばよかったと思いました。 波止場にぽつんと取り残された少女、という始まりから、物語がどんどん大きくなっていきます。 孫の時代、祖母の時代、その祖母の時代と時間が飛ぶのですが、話がうまくつながっていて 当時のことを回想した直後に、その時代が現在進行形で語られるという具合。 だから100年前のことも生き生きとしていて、古臭さがありません。 それぞれの時代のそれぞれの女性の生活や思いが丁寧に描かれていて、 どれも興味深く、それを知るだけでも価値があると思いました。 そこに謎解きが加わって、解こうとすると新たにまた謎が出てくるので、面白さ抜群。 また、タイトルから想像できる通り、バーネットの『秘密の花園』を彷彿とさせます。 特に物語の舞台がイギリスのお屋敷に移ってからは、新しい人が登場する度に、 これは『秘密の花園』のあの人だ!、とわかるくらいはっきりしていて、 ちょこっと出てくる鳥でさえ、あのコマドリを思い出させました。 もちろんストーリーは全く違うのですが、閉ざされた花園も出てきますし、 サプライズの登場人物もいました(これは下巻の最初の方でした)。 あの話の雰囲気を別の形で味わえることで郷愁に浸れるというか、 「あぁ、『秘密の花園』だ…」と感慨深いものがありました。 『秘密の花園』が好きな人には、是非読んでほしいと思います。 まだ下巻は読み終わっていませんが、ここまで緻密に物語を構成し、 一人一人の人物に世を与え、人の弱さや強さを描いたのは素晴らしいし、 どんな最後になっても満足できるのでは、と思っています。 最後を知るのがちょっと怖いですが… | ||||
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