湖畔荘



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初公開日(参考)2017年08月
分類

長編小説

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湖畔荘 上 (創元推理文庫)

2021年10月29日 湖畔荘 上 (創元推理文庫)

ロンドン警視庁の女性刑事セイディはあるネグレクト事件の失策で謹慎処分となり、ロンドンを離れ、コーンウォールで過ごすうちに、打ち捨てられた屋敷を発見した。そして70年前、そこで赤ん坊消失事件があり、迷宮入りになっていることを知った彼女は謎に満ちたこの赤ん坊消失事件を調べ始める。ミッドサマー・パーティの夜、そこで何があったのか? 職務上の失敗と自分自身の抱える問題と70年前の事件が交錯し、謎は深まる!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

湖畔荘の総合評価:8.60/10点レビュー 30件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

面白かったです。

とても丁寧な語り口。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(8pt)

湖畔荘の感想

1933年にある家族に起きた幼児失踪事件を起点に、謎が時を行きつ戻りつしながら解明されてゆく展開。
主要な登場人物それぞれに謎があるため非常に複雑なミステリに見えるが、それぞれの謎はそれほど複雑なものでもなければ奇想天外なトリックがあるわけでもない。しかしその人物たちが歴史の中で重なり合い、謎を解明するヒントが時間経過を前後させながら語られてゆくため、全体として大きな謎を感じさせるのがこの小説の上手さだと思う。

ジョニ黒
CU5PBIFL
No.1:
(8pt)

良くできた大人のお伽噺

前作「秘密」で日本での人気を確立したオーストラリアの女性作家の最新作。1930年代と現在を行き来しながら謎を解く、ゴシック風味のミステリーで、「大人のお伽噺」という訳者あとがきに出てきた言葉が、本作品の本質を的確に表現している。
母親に置き去りにされ、一週間、部屋に閉じ込められていた少女が発見された事件で、「育児疲れの母親が家出した」という結論での捜査打ち切りに納得できなかった刑事セイディは、新聞記者に内部情報を漏らすというタブーを犯し、上司から強制的に休暇を取らされた。傷心のセイディが訪れたのは、育ての親である祖父が引退して暮らしているコーンウォールの海沿いの小さな街だった。そこでセイディはジョギング中に迷い込んだ森で、打ち捨てられた古い屋敷を発見する。その屋敷「湖畔荘」は、70年前に一歳を迎える直前の男の子セオが行方不明になるという悲劇に見舞われ、その後、放置されたままだった。事件に興味を持ったセイディは古い記録を探し出し、事件の真相を解明しようとする・・・。
息子を亡くした両親から「湖畔荘」を受け継いだアリスは著名な推理小説家でロンドンに在住し、「湖畔荘」を訪れることはなかったのだが、弟であるセオの失踪事件に密かに責任を感じていた。アリスの姉デボラは、第一次世界大戦でPTSDを煩った父がセオを殺害したのではと疑い、そのきっかけを作ったのは自分ではないかと罪の意識に苛まれていた。さまざまに秘密を抱えた関係者が作り出す、複雑なストーリーが解き明かされたとき、その真相は思いがけない結末を迎えるのだった。
最後の最後のエピソードが、「おや、まあ、そう来ましたか」という感じで、まさにお伽噺である。ただ、そこまではきっちりした謎解きミステリーであり、読み応えがある。昔話と現在の諸事情が入り交じり、全体像を把握するまでは読みづらいのだが、下巻になる辺りからはテンポよく物語が展開し、納得がいく結末に治まって行く。
あまり血腥くない、派手なアクションが無い、落ち着いたミステリーを読みたいという読者には、絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.27:
(5pt)

ラブコール

早く次の作品が読みたすぎる大好きな作家。「忘れらた花園」「秘密」から期待を裏切らないゴシック味のある重厚なミステリという物語。書評でなくて申し訳ないです。
湖畔荘〈上〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈上〉より
4488010717
No.26:
(2pt)

好みではなかった

これも評価の分かれる作品でした。
私もアガサや「ポアロ」など大好きですが、
これはちょっとNGでした。
壮大と言えば壮大ですが、主人公的人物が三代にも
渡って替っていき、登場人物もたくさん。
後は早々にして坊やの件、もしかしたら?と
予感がしました。そういう意味でも少し有り得ない感も
漂い、冷めた感じになりました。
それと他のレビューにもありましたが、翻訳が粗っぽい、
時々、はぁ?みたいな箇所が何度か見受けられ、時代も
変わったなって思いましたね。
湖畔荘〈下〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈下〉より
4488010725
No.25:
(5pt)

まさしくランナーズハイ‼

訳者の青木純子さんがあとがきで書かれているように、まさにランナーズハイ状態だった。初めはストーリーが混沌として、誰のことが書かれて、それはいつの時代か、頭の中で整理するのがたいへんで、上巻では「この著者の本は2度と読まんぞー‼」と苦痛の中、ページを繰っていた。しかし、だんだんと人物と時代の構造が頭の中で出来上がってきたら、俄然面白くなってきた。最後は偶然の一致の重なり(本書の一つのテーマ)があって、めでたしめでたし的な結末。結果、楽しい読書時間を過ごさせていただき感謝‼だった。
湖畔荘〈下〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈下〉より
4488010725
No.24:
(3pt)

とりあえず根気が必要

登場人物の一覧がないのって初めて!
まさかだったけどページが抜けた?と思ったほど。
まぁそれでも読み始めてみたものの、もうチンプンカンプン?
一々、理解しょうとはせずに飛ばしながら読んでます。
下巻でどうなるのか不明ですが、サクサク進みたい私には
好みじゃないし、人物の一覧を作らなかった意味はあるの?
ただ目新しくしたかっただけ?なのか・・・
湖畔荘〈上〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈上〉より
4488010717
No.23:
(5pt)

構成の見事さ

章ごとに時代が行き来する構成が見事でした。登場人物一覧表を自作する必要があります。過去に読んだミステリーのどれとも違うタイプで、著者の独創性に恐れ入りました。読後感はハッピーそのもので、すばらしい物語をありがとうございました。
湖畔荘〈上〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈上〉より
4488010717



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