リヴァトン館



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    初公開日(参考)2009年10月
    分類

    長編小説

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    リヴァトン館

    2009年10月16日 リヴァトン館

    老人介護施設で暮らす98歳のグレイス。ある日、彼女のもとを新進気鋭の映画監督が訪れる。1924年に「リヴァトン館」で起きた悲劇的な事件を映画化するにあたり、ただひとりの生き証人であるグレイスにインタビューしたいと言う。封じ込めていた「リヴァトン館」でのメイドとしての日々がグレイスのなかで鮮やかに甦る。ふたりの美しいお嬢様、苦悩する詩人、厳格な執事、贅を尽くした晩餐会―そして、墓まで持っていこうと決めたあの悲劇の真相も。死を目前にした老女が語り始めた真実とは…。滅びゆく貴族社会の秩序と、迫りくる戦争の気配。時代の流れに翻弄された人々の愛とジレンマを描いた美しいゴシック風サスペンス。イギリス『サンデータイムス』ベストセラー1位、amazon.comベストブック・オブ・2008。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    リヴァトン館の総合評価:8.80/10点レビュー 10件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    読み応えがあります!

    長編ですが、全く疲れることもなく一気に読んでしまいました。
    ミステリーとしては、ありそうな?どこかで読んだことがありそうな?ちょっと組み立てとしては弱いと思いましたが
    ミステリー以外の描写が素晴らしく(特に上流階級の暮らしぶりがよく伝わってきて、これだけでも憧れちゃいます)
    ここまでよく書けるものだと、脱帽でした。

    以前読んだ「湖畔荘」も感心することばかりでしたが、これも一級品ですね。
    ケイトモートンのファンになってしまいました。
    続けてあと二作品読みます!


    ももか
    3UKDKR1P
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.9:
    (3pt)

    間違い発送

    注文では、(上)巻を購入したのですが、間違って(下)巻が送付されてきました。迅速な発送だっただけに、残念でした。ちょうど三連休に読めると楽しみにしていたからです。間違いを指摘したところ、5日後くらいに(下)巻が届きました。もっと早くに届くと尚、良かったのですが、誠意ある対応ということで、☆3つにしました。
    リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)より
    4270104112
    No.8:
    (5pt)

    本の状態の良さと素早い対応ありがとう❗

    迅速な対応と本の状態も綺麗だったので購入して良かったです。ありがとうございます。
    リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)より
    4270104112
    No.7:
    (5pt)

    とにかくおもしろい

    とにかくおもしろい❗大好きです。
    リヴァトン館Amazon書評・レビュー:リヴァトン館より
    4270005424
    No.6:
    (5pt)

    ひきこまれました

    NHKの深夜のイギリスドラマの貴族のお話、使用人のお話が浮かび、大変興味深く読めました。エマ・ハート、「女資産家」も合わさったような? 私もシャーロック・ホームズファンでもあるので、もっと彼女が何かに役割を果たしたり、謎を解いたりするのかと思って読みましたが
    そうでもなかった。彼女自身のロマンスや人生もあっさりと語られてしまっていたあたりは少々不満。
    でも素敵なお兄様。小物、暗号、手紙。下巻にでてくる、小船で逢瀬なんてロマンチックー。

    さいごに、女性が外に出て働こう、とかがそんなに非難される時代って、想像もつかないですけどね。
    また戦争に行ってきた男の人たちの心の傷も、現代の私たちは想像がつくけど、当時はまわりに理解されなかったのでしょうね。大変だったと思います。
    リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)より
    4270104112
    No.5:
    (4pt)

    deception

    The Lake Houseが良い感触だったので、並び評判のよい本作にも食指が動いた。

    好きだったドラマDownton Abbeyさながらの、英国貴族の館内の貴族、使用人それぞれ(upstairs and down)
    の物語に一気にページが進んだ。その成り行きで登場人物がドラマのキャストとも重なった。
    これは偶然なのか、「おばあさま」の名前は同じLady Violetだったし、Alfredという名のfootmanも
    双方に出てくる。butlerのMr.Hamiltonの顔は私の脳内ではMr.Carsonになってしまったし、時代設定も
    同じだから女性の髪型もドレスも・・・まあその他色々、読みながらの想像にドラマが非常に助けに
    なったことは間違いない。さらに、貴族の当主には姓のほかに爵位号というものもある
    と知ったのはDownton Abbeyのおかげで、本作においてはAshburyが爵位号、Hartfordが姓と最初から
    混乱せずにすんだのは有り難かった。

    物語では、主人公のmaidのGraceが墓場まで持って行った秘密、Hartford家という貴族の
    一族を結果的に滅亡させてしまうほどの恐ろしい秘密というのが真ん中の御簾の向こうに鎮座している。
    それは最後の最後に明らかにされる。最初はごく小さな、取るに足りない誤解だったものだ。しかし
    この誤解が先々重大な分岐点の鍵となるであろう予感はなんとはなしに降りてきていた。そして
    GraceとHannahが使用人と主人という関係を越えた絆を紡いでいく過程をいとおしく見ていた
    私にとっての一番の悲劇は、一貴族の家系の断絶でも「不幸な自死」の真相でもなく、この誤解が引き金と
    なったふたりの関係の不可逆的な崩壊だった。そのあとのGraceの、ひとり罪を抱えたままの80年近くに及んだ
    人生は、決して不幸ではなく、むしろ充実さえしていた反面、「緩やかな拷問」でもあったと思う。
    このような結末を迎えるに至っては、The Lake Houseでも見られた「この人が実は・・・だった」という種明かしも
    ご都合主義とはいえど、ささやかな救いになった感がある。
    リヴァトン館Amazon書評・レビュー:リヴァトン館より
    4270005424



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