雪と毒杯
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旧き佳きミステリ、クリスティやクレイグ・ライスのような。 | ||||
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どの受益者でも意外性がないので、非受益者と目されるだれかの犯行と容易に予想がつく (ネタバレすみません)。機会はユルユルだが、動機に見るべきものが少しあると思った。 不測の事態から生じる動機である。 しかし、驚倒する動機ではなく、蓋を開ければ、思い切り私欲がらみであった。 真犯人が比較的早く判明するので、その後のくだりがやや退屈だった。 解説は違う意見だが、ヴァン=ダインが読めば、勝手にのろけてろと机を叩くのではないか。 ※画像・プロフィールは無視してください | ||||
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女性オペラ歌手の遺言書をめぐり、雪で閉ざされたホテルで毒殺事件が起きてしまう。 遺産の相続人の1人が犯人だと疑われるが、その人物も殺害されそうになる。 いったい本当の犯人は誰なのか、混乱が深まるがある会話の一言から事件解決の糸口が見えてくる。 正直な感想では、ミステリーとしては思ったほど面白くはなかったです。 クローズドサークルでは、そして誰もいなくなった、のほうが桁違いに面白いです。 本書は雪山の描写や恋愛シーンが上手に描かれていて、恋愛ミステリー小説としておもしろいのかと思います。 赤川次郎やライトノベルに近いのかもしれません。 | ||||
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飛行機の不時着で雪深い寒村に避難することになった男女。亡くなったオペラ歌手の関係者が遺言を聞きに集まっていて…。当然ここで殺人が起きるわけだが…。 クローズドサークル物の王道で、語り口もスムーズ。1人称で視点を変えながら描かれるが、しっかり伏線も張られているし犯人の設定もフェアだし、動機も納得できる。 犯人が分かってからの蛇足の部分が長いのは残念だけど、これが数十年前に書かれた小説とは思えない。今読んでも全く色あせていない。 全く知らない作家だったが、他の作品も読んでみたい。 | ||||
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カドフェルシリーズは大好きなので、エリス・ピータズの日本初紹介の作品ということでかなり期待して読んだのですが、今まで翻訳されなかった理由が納得できたような気がしました。 カドフェルシリーズを書く前の、若いころの作品とのことですが、トリックに懲りすぎだったり、伏線がけっこうあからさまだったり、練れてない感じ。 細かいところで気になったのは、チャーター機が不時着し爆発の危険もあるということで、乗客全員が着の身着のままで脱出したはずなのに、雪で閉ざされた山村のホテルに到着すると、晩餐会用のスーツ・ドレスに着替えてディナーを楽しむところ。あと、いくら言葉が通じないとはいえ、ホテルの経営者や村の住民とろくに意思疎通をはからずに、自分たちだけで勝手に捜査を進めてしまうところなど、全体にムズムズして、落ち着いて読めませんでした。 ただ、人物造形や心理描写には、作者らしさがあふれていました。 | ||||
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