秘跡



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初公開日(参考)2004年09月
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長編小説

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秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)

2004年09月10日 秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)

――女帝モードとスティーブン王の『骨肉の争い』は最終局面を迎えていた。そんな中、ハイド・ミードの修道院を焼け出された修道士が、シュルーズベリに逃げて来る。十字軍に従軍したこともあるヒュミリス、そして負傷した彼に献身的に尽くすフィデリスだった。ヒュミリスには従軍前に将来を約束した、当時六歳の婚約者・ジュリアンがいた。ところが修道院に入っているはずの彼女は、三年前から行方知れずになっていて……。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(5pt)

何を秘すのか

タイトルがまた不思議なタイトルで。
『秘跡』、秘めたる跡とは、というタイトルの意味は、読んでいるとさらっと忘れてしまうのですが、最後のあの場面で、「ああああ! そういう意味か!」と気がつく時の感動といったら。
ミステリといいながら、本当はぜんぜん違うお話なのです、これは。どっちかというと、●●●●に近いかも。(●●●●の部分は読み終えた方が考えてくださいね)。
シリーズの中では珍しく、誰も殺されないので、後味がすばらしくいい、というのもありますが、一番好きなお話です。
最後まで読んでからもう一度ある一点に注目して読み返すと、すごいどきどきしますよ。
秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)Amazon書評・レビュー:秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)より
4334761453
No.3:
(5pt)

何を秘すのか

タイトルがまた不思議なタイトルで。『秘跡』、秘めたる跡とは、というタイトルの意味は、読んでいるとさらっと忘れてしまうのですが、最後のあの場面で、「ああああ! そういう意味か!」と気がつく時の感動といったら。ミステリといいながら、本当はぜんぜん違うお話なのです、これは。どっちかというと、●●●●に近いかも。(●●●●の部分は読み終えた方が考えてくださいね)。シリーズの中では珍しく、誰も殺されないので、後味がすばらしくいい、というのもありますが、一番好きなお話です。最後まで読んでからもう一度ある一点に注目して読み返すと、すごいどきどきしますよ。
秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)Amazon書評・レビュー:秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)より
4334761453
No.2:
(5pt)

暗闇から差す光――胸の熱くなる佳品

 1141 年も過ぎようとする頃、内戦により焼かれた修道院から2人の修道士がシュルーズベリに逃れてきた。丈高い年かさの修道士ヒュミリス(謙虚の意)は十字軍の勇士であり、深手を負った身で生まれ育った地に近いシュルーズベリを目指したのである。年若い修道士フィデリス(忠誠の意)は口がきけなかった。
 ヒュミリス、俗名ゴッドフリッド・メアスコットは従軍前に当時6歳だった少女ジュリアンと婚約したが、帰国後、修道院に入る前に婚約を破棄していた。その知らせを告げるためにジュリアンのもとにつかわされたゴッドフリッドの従者ニコラスは、美しく成長したジュリアンに心を奪われるが、思いを胸に秘めて屋敷を去る。ゴッドフリッドを訪ねあてたニコラスはジュリアンへの思いをもとのあるじに告白し、許しを求める。
 婚約解消後、修道院に入ったはずのジュリアンは修道院に着く直前、かき消すように消えていた。ジュリアンはどこに? ヒュミリスは? そして、ニコラスの思いは?
 殺人事件はなく、ひとりの女性の失踪をめぐる物語であり、半ば近くで予測はついたが、にもかかわらず、いつものとおり、物語の世界に引き込まれて一気に読んだ。
 謙虚と忠誠、この世から消え去ろうとする命、秘められた思い……そして、よみがえり……胸の熱くなる佳品であった。ヒューとアライン、マグダレン修道女など、おなじみの人物たちの活躍も読者を楽しませてくれる。 カドフェル・シリーズを読んでいつも思うことだが、読み終わると温かさに包まれ、加えて本作には暗闇から光が差すような、そんな感じさえした。
 シリーズの中でもとりわけすぐれた作品である。
秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)Amazon書評・レビュー:秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)より
4334761453
No.1:
(5pt)

真実が明らかになるシーンは泣けます

身体に深い傷を負い修道生活に入った十字軍遠征の騎士。彼に付き従うのは、言葉の不自由な若い修道士。沈黙の中で培われた二人の友情は、師弟というよりも家族のような強くて暖かいものでした。ネタは途中でわかります。だから推理小説としての面白味は期待しないほうがいいと思います。(そもそも推理小説なのかどうか)しかし、真実が明らかになるまでの展開と、主要な登場人物のまっすぐな生き方に同調できれば最後のシーンはもらい泣きしてしまいます。
秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)Amazon書評・レビュー:秘跡 ―修道士カドフェルシリーズ(11)より
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