聖女の遺骨求む



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初公開日(参考)2003年03月
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長編小説

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聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)

2003年03月12日 聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)

――12世紀、イングランドはシュロップシャ、シュルーズベリ大修道院の修道士達は、副院長・ロバートを先頭にウェールズに向かった。教会の権威を高めるために、寒村の教会に残された聖女の遺骨を引き取るためだった。ところが拙速に進めようとする修道士達と、村人達は一触即発の状態。そんななか、反対派の急先鋒で地主のリシャートが殺害されて……。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14:
(5pt)

Kindle化してくださいな

現代教養文庫で全シリーズを揃えて早20年。思い出しては全巻再読すること何回目だ?
さすがにもうボロボロにw全巻Kindle化して欲しいと思う。
このシリーズ、背景は一二世紀のイングランド、スティーブン王vsモード女帝の混乱期、最終的にはモードの息子アンリを後継者とすることで
継承紛争に片をつけ、スティーブン王の死後、ヘンリー2世としてプランタジネット朝を開きました、リチャード獅子心王の父ですね。
そうした時代背景をしっかり描きつつ、主人公のみならずチョイ役までキャラが立っています。
もちろんステレオタイプもいますが、そういう人達も一捻りしてあって記憶に残るのです。
中身が現代人であるなんちゃって中世人ではなく、きちんと西欧中世に生きています。
読むたびに新しい発見があって、再読に耐えます。惜しむらくは作者本人の逝去により終結してしまったこと。
電子化お願いしますね。
聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)より
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No.13:
(4pt)

これからが楽しみな修道士カドフェル・シリーズ第一作

12世紀のイギリスの修道院で威光を高める為、守護聖人の遺骨を奉ろうという話が持ち上がり・・・というお話。
解説が詳しくて丁寧で素晴らしく、この当時のイギリスの修道院の事情がよく判り、この小説をより深く理解できて感謝しております。ここに書かれた小説はフィクションだとは思いますが、当時の宗教界では実際にあったのではないかというリアリティがあり、納得の筋立てになっていて著者の見識に唸りました。
聖女の遺骨をどうするかで、遺骨が眠っている村の人たちと修道院の一行で揉めたり、その村人たちの指導者の娘を巡るイザコザで揉めたりと、小説の中盤以降で話が複雑な様相を呈して行きますが、最終的に納得できる謎解きに収斂していく所は、推理小説としてもなかなかの物だと思いました。
登場人物も主人公のカドフェル以下修道院の面々や村人たちの一人ひとりに至るまで血肉の通ったキャラクターになっており、欧米で人気シリーズになったのも頷ける、出来のいい推理小説だと思いました。日本でも本書からほぼ全作が翻訳されたのも納得できる話だと思いました。
これからが楽しみなシリーズ第一作。機会があったら是非。
聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)より
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No.12:
(4pt)

シリーズで読みたくなる!

修道院内の人物キャラが立っていて
シリーズを続けて読みたくなります。
聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)より
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No.11:
(4pt)

小説のcostume play

12世紀のEnglandはWalesが舞台の修道士が珍妙な事件の謎解きをするというseries第一作品。
推理ものとしては内容が簡素ではあるものの、当時の時代背景がとても興味深かい作品。
カドフェルというBrotherは十字軍!に行っていたことがある!ただ、十字軍の頃の話しがあまり出て来ないのが今ひとつ。
殺人事件が起きるまでが長くてまだるっこしいのですが、作者のPetersがこの作品を書いた頃は、
これはこれで良かったんでしょう。しかも時代的には殺伐とした現代と違う、のんびりした時代ですし。
乗り物は馬やラバしかなくて、飛行機なんて誰も考えついてないワケですから。
殺人事件が起きた時、死体となって発見されたWalesの土地もちリシャードの状態では、あー、これは弓で死んだのではないな、
くらいは皆さんすぐにわかってしまったのではないでしょうか。
そして怪しいのは誰か、ですけど、これも何んとなーくわかってしまう。
小説のcostume playだと思う作品ですね、日本では「ザビエル」という表現してしまう頭のてっぺんを剃り落としたトンスラというstyleで、
衣服はhoodを着けた毛織物のlobeにsandal。
Asiaでは漢方薬というものがあったように、herb gardenがある修道院の生活感。
イギリスの歴史を垣間見ることができる作品でした。1冊が半日で読めてしまうのもありがたい。
そしてキリスト教の教えを信じて修道院生活を送るBrothers。でも、現代では遺体損壊罪に問われる弓矢を刺してしまうという行動も、
「まー、黙ってればいいよ」で済むという安直さ。えー。
finger printやDNA鑑定の技術も無い時代では、状況証拠や、周囲のヒトたちの行動で推理をせざるを得ないながらも、
カドフェルの叡智でもって事件は解決してしまう。
重たくなった聖骨が入っている棺を担いでも、誰もその棺の中をあらためない。えー。
でも、何んだか新鮮な作品でした。
聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)より
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No.10:
(5pt)

今から読まれる方々がうらやましいです

今日20巻を読み終えました。海外の推理小説が好きなのですが、昨年までは北欧にはまっていました。今年、もう少し違う物をと思って、このカドフェルシリーズの第一巻を手に取りました。一巻を読んだときは、正直今まで読んでいた作品と比べると、単調で退屈な気がしました。三巻までまとめて買っていたので、まあ読んでみるかという感じで読んだのですが。十巻辺りから、この一巻一巻を読み終えるのが惜しいという気持ちになりました。様々な経験を積んだしたたかな、しかし、温かい人柄のカドフェル。最終巻まで読むとこの主人公に対する作者の深い思い入れがいやまして感じられます。周囲の人物も、話が進んでいく内に、どんどん魅力的になっていきます。なんと言っても、丁寧に描かれる四季の移ろいやカドフェルのいる修道院の薬草園、作業小屋などのたたずまいがすてきです。作者の描く静けさに満ちた空間にわたし自身も存在することができました。こんな事を書くのは何ですが、映像化された物を見ていないので、わたしのカドフェルは、いつのまにか、ロストのジョン・ロックの顔になっていました。(カドフェルファンの方に怒られる?)あと一冊、短編集が残っているので、大切に大切に読むつもりです。このところ本を読んだら、処分することが多いのですが、手元に置いてもう一度読み直したいと思えるシリーズでした。ここにレビューを書いて下さった方々に感謝します。
聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)より
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