修道士の頭巾
- 修道士カドフェルシリーズ (9)
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この巻だけ紛失してしまい諦めてました。何年もかかったけど、見つかって良かったです。 | ||||
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なるほどね、いつものKadfeal節が炸裂している3作品目。この時代、教養があるヒトというのは、貴族や王族たちに次いで修道士などの、 教会で働くヒトたちだったワケです。 日本人にも、どういうワケだか知られているジャンヌ・ダルクですが、ジャンヌはFranceの王に面会を許されているにも関わらず、 文盲、要するに文字が読めないし、書けない農民の娘でした。 一介の修道士Kadfealは、ジャンヌより300年昔に生きていた、という設定ですか、それでも文字は読めるし、トリカブトのアルカロイド系毒物の知識もあったのです。 婚外子ということで、土地の相続権が無かった…千年近くの昔にも、こういうことってあったのかどうかは知りませんが、 土地持ちだと、あったのかもしれない、この時代のイギリスの歴史についてはまったく知りませんから、学習要素もあってとても面白かった。 | ||||
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ある荘園主が自分の荘園を修道院に寄附し、荘園主とその妻は修道院の客人となった。院長が進退のかかった会議のため出かけた後、荘園主は毒殺された。薬の名はトリカブト――「修道士の頭巾」であり、その薬を調合したのはカドフェルだった。何者かが薬を盗んで荘園主に飲ませたのだ! 荘園主の最期を看取ったカドフェルは、荘園主の妻がかつて自分が愛した女性、リチルディスであることに気づく。荘園主を毒殺した犯人はだれか? 容疑は、一たんは荘園を相続することになっていたリチルディスの連れ子エドウィンにかかる。エドウィンはほんとうに継父を殺したのだろうか? 今回もウェールズ魂炸裂。が、ウェールズ訛りにはちょっとひっかかったのが残念である。 かつて愛した女性を目の前にしたカドフェルの心の揺れが痛いほど伝わってくる。リチルディスがうらやましくなってしまった。 人の心には邪なものも住んでいるけれども、それを超えた何かがある、そんなことを思わせてくれる本だった。 クリスマス前に読んだ。クリスマス本だとは思っていなかったが、とてもいいクリスマスを迎えられる結末だった。できれば、クリスマスに読むのをお薦めする。きっと温かな余韻に包まれてクリスマスを過ごせるだろうから。 | ||||
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ある荘園主が自分の荘園を修道院に寄附し、荘園主とその妻は修道院の客人となった。院長が進退のかかった会議のため出かけた後、荘園主は毒殺された。薬の名はトリカブト――「修道士の頭巾」であり、その薬を調合したのはカドフェルだった。何者かが薬を盗んで荘園主に飲ませたのだ! 荘園主の最期を看取ったカドフェルは、荘園主の妻がかつて自分が愛した女性、リチルディスであることに気づく。荘園主を毒殺した犯人はだれか? 容疑は、一たんは荘園を相続することになっていたリチルディスの連れ子エドウィンにかかる。エドウィンはほんとうに継父を殺したのだろうか? 今回もウェールズ魂炸裂。が、ウェールズ訛りにはちょっとひっかかったのが残念である。 かつて愛した女性を目の前にしたカドフェルの心の揺れが痛いほど伝わってくる。リチルディスがうらやましくなってしまった。 人の心には邪なものも住んでいるけれども、それを超えた何かがある、そんなことを思わせてくれる本だった。 クリスマス前に読んだ。クリスマス本だとは思っていなかったが、とてもいいクリスマスを迎えられる結末だった。できれば、クリスマスに読むのをお薦めする。きっと温かな余韻に包まれてクリスマスを過ごせるだろうから。 | ||||
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修道士の頭巾とはトリカブトのこと。これを使った犯罪が起きるのですが、12世紀の修道院のこと、科学捜査などは望むべくもないのですが、十字軍にも参加していた人生経験豊かなカドフェルの推理は的確です。カドフェルの過去も明らかになってくる巻で、このシリーズはどれから読んでも楽しめるものですがこの話は早めに読んでおくことをお勧めします。 | ||||
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