死をもちて赦されん
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Peter Tremeyneの『Absolution by Murder』(1994年)の翻訳。 フィデルマ・シリーズの第一作である。 しかし、翻訳された順番としては6冊目。不可解にも思うが、一読すれば、本書から訳されなかったのは理解できる。難解な神学論争がからんでくるし、古代ケルトの色合いも薄い。しかし、謎解きとしては、よくできている。モヤモヤと最初から引っかかっていたものが、結末にいたって解決するカタルシスがある。 主人公と、パートナーの青年の出会いの物語でもあり、ファンにとっては見逃せない一冊だろう。 | ||||
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ストーリーも興味深く、たいへんおもしろかったのですが、「・・・ですわ」という語尾が、女性言葉として使われている時と、庶民的な男性言葉といても使われていたのが、気になりました。しかも結構頻発!もとろん文脈からその違いは理解できますが・・・7世紀頃の特殊な領域でのことなので、翻訳をされた方も大変だったと思いますが、この件だけはどうにもならなかったのかな、と残念でした。この件がなければ星5つですが、工夫がないので3つにしました。 | ||||
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フィデルマがとにかくかっこいい。 内容もとても素晴らしい推理小説でした。 シスターっていう設定もいいね。 | ||||
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かつて、 捕物帳は過去に近代人を一人放り込むと成立する、 といった趣旨の文章を読んだ記憶があるが、 (おそらく都筑道夫だったと思う) このシリーズもまさにその言葉が当てはまる。 異なるところは、 作者が専門の学者でもあるゆえに、 時代背景、風俗の描写が非常に詳細かつリアルであり、 馴染みの薄いアイルランドやイギリスの歴史についても 物語を楽しみながら興味深く学べるところである。 アイルランドがこれほど先進的な文化を育てていたとは まったく知らなかった。 最近では、ケルト文化という概念は かなり曖昧なイメージの産物であるとも耳にするが、 そうした点を含めて もう少しヨーロッパの歴史を知ってみたい と思える読書体験であった。 | ||||
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シリーズは原作の刊行順に読みたいので、まず本作を手にした。最初の方で時代設定を頭に入れるのに 手間取ったが、その後はさくさく進んだ。登場人物の魅力が大きく現代ものでは単純な事件でも興味深く 読めるし、当時の衣食住に関する部分の説明が非常に興味をそそられた。 巻末に長い注釈があり、それを確認しながら本文を読み進めていたが、気が散って読みにくく、説明も 位置や年代が多くて必須とは思えなかったので、興味をそそられた単語だけ拾うことにしたら ずっと読み易くなった。(深い理解は得られないかもしれないので、お勧めというわけではないが…) なお出品者から購入したが、書き込みがあって腹立たしく感じた。 | ||||
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