納骨堂の多すぎた死体
- 夏休み (95)
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題名から、カドフェル風を期待していたけど、クリスティというか、タペンス風味。 海浜リゾートで、溺れる少年を助ける場面から始まる。やはりこのシリーズは、若年層を意識してるようだ。ちょっと冒険小説。けど、事件としては、なかなか始まらず、登場人物描写が続くうちに、事件そのものと直接の関係は無いが、なんとなく、結末だけは見えてしまう感じではある。 事件自体は、相当複雑で、時代の異なった複数の死体が重なり合う。始まりから、人々の行動、噂話や、原題である「墓碑銘」等を、しっかり読んでないと、簡単には繋がりが見えない。とても楽しい読み物である。 | ||||
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スコットランド・ヤードの警部、ジョージ・フェルスとその家族が活躍するシリーズの最高傑作!なのだそうです、本についてる帯や解説によると。確かに傑作には違いありません。学術調査のため納骨堂の石棺をあけたところ、入っているはずの200年前の死体は無く、代わりに行方不明になっていた男の死体が入っていた・・・。不可思議で魅力的な謎と、見事にまとまった論理的な解決、そこに少年の成長の物語がそえられていて、全く飽きる事なく読み通せます。ただ、「最高」かどうかはわかりません。なにぶん、このシリーズを読むのは本書がはじめて、他に訳されているのは『死と陽気な乙女』1作きり(らしい)。しかもこれが品切れ再販未定という状態なもので、読みたくともなかなか読めないんです。そのため、エリス・ピーターズというと、もう一人の看板名探偵の修道士カドフェルのシリーズを思い浮かべる人のほうが多いと思います。こちらはシリーズ全20作に短編集1冊が出ていますので。ところが、このカドフェルのシリーズを出版していた会社がなくなってしまった・・・。悲しいなあ。今のところ、エリス・ピーターズは日本ではとても不遇な作家です。本書やカドフェルのシリーズでもわかるように、とてもよくできたおもしろいミステリを書いているのに・・・。これからピーターズを読みたいと思った人は、古本屋を走り回って集めなくてはならなくなってしまうのでしょうか?そんなことにならないように!どこでもいいです。ぜひぜひ未訳の作品の翻訳と、品切れ本の復刊をお願いします。 | ||||
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