■スポンサードリンク


死体は笑みを招く



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
死体は笑みを招く (創元推理文庫)

死体は笑みを招くの評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

これが一番好きかも!?

ネレノイハウスはこの小説で四作目になります。
今まで読んだ中でこの小説が一番好きですね。
ちょっとした?ロマンスありで、内容も読みやすかったです。
気難しいオリバーも、こんな感じなら仕様がないかな~なんて、ちょっと甘く見てしまう。

原文の小説の刊行と日本での発表順が違う?ため、登場人物のプライバシーが後出し?じゃんけんみたいになってしまいましたが
それは別としても、楽しめるミステリーになっています。
こういう感じの警察ものって、読んだあともスッキリですね!


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

シリーズをより深く味わうために必読

ドイツを代表する人気シリーズ「刑事オリヴァー&ピア」の第2作。日本では、3作目、4作目、1作目に続く4番目の刊行である。
田舎町の市会議員で高校教師の男性パウリーが、バラバラ死体で発見された。パウリーは環境保護活動に熱心で過激な言動を繰り返していたため、さまざまな立場の人たちと対立しており、直近では道路の建設を巡って地元の議会や市長、業界などから憎まれていた。オリヴァーたちのチームが捜査を進めると、パウリーを殺したいという動機を持つ人物が次々に登場してきた。さらに、パウリーに心酔する若者のグループやパウリーの家族関係でも不審な動きが見られるようになり、捜査は混迷を深めるばかりだった・・・。
物語全体の構成、伏線の張り方は実に見事で、犯人探しの面白さにどんどん引き込まれていく。また、シリーズ物の重要ポイントである主要な人物のキャラクターや関係性が作り上げられて行くプロセスという点でも、シリーズ読者には非常に興味深い。ただ、事件の背景や動機、捜査などの本筋以外の部分、特にキャラクターを表現した部分が、他の3作品より多少劣っている感じがした。
本シリーズの愛読者には絶対のオススメ。シリーズ未読の方には、第1作「悪女は自殺しない」から読むことをオススメする。

iisan
927253Y1

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!