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ボックス21



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初公開日(参考)2009年04月
分類

長編小説

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ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2017年11月21日 ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

リトアニア人娼婦のリディアは斡旋業者から激しい暴行を受け、病院へと搬送された。意識を取り戻した彼女はある行動に出る。医師を人質に取り、地階の遺体安置所に立てこもったのだ。同院内で薬物依存患者の殺人事件を捜査していたグレーンス警部は、現場で指揮を執ることになるが……。果たしてリディアの目的は? そして事件の深部に秘められた、あまりにも重い真相とは何か? 〈グレーンス警部〉シリーズ第二作(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ボックス21の総合評価:6.79/10点レビュー 24件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

予想通りのオチだった

スウェーデンのジャーナリストと服役囚支援者という異色コンビによる「エーヴェルト・グレーンス警部」シリーズの第2作。2005年に刊行され、日本では2009年に翻訳されたた作品が2017年に再文庫化された作品である。
ストックホルムの病院で、激しい暴行を受けて救急搬送されてきたリトアニア人娼婦・リディアが医師と学生を人質に遺体安置所に立てこもるという事件が起きた。別の殺人事件捜査で病院にいて事件に出くわし、現場を指揮することになったエーヴェルト警部は、リディアの要求で同僚のベングト刑事を交渉役として派遣した。ところが、リディアはベングトを射殺し、自らも拳銃自殺してしまう。リディアはなぜ、なんの勝算もない立てこもり事件を引き起こしたのか? 捜査を進めたエーヴェルト警部は衝撃的な事実に直面する・・・。
立てこもり事件と並行して、エーヴェルトの運命を決めることになった凶悪犯・ラングによる暴行殺人の捜査が展開され、二つが微妙に重なりあってエーヴェルトの苦悩は深まって行く。社会的正義とは何か、警察の役割りはどこにあるのか、エーヴェルトは厳しい決断を迫られることになる。
立てこもり事件の終結までの展開はサスペンスがあり、ラングを追い詰める捜査も真に迫ってはらはらさせる。だが、両方の事件が一定の結果を出してからのエーヴェルトの苦悩の部分になると「なんだかなぁ〜」と肩すかしをくらったような気分になった。前に読んだ同じコンビの作品「三秒間の死角」があまりにもレベルが高かったので、期待し過ぎたのかもしれない。
シリーズ作品ではあるが、シリーズとしての骨格がまだ決まっていない感じで、単独で読んでも何の支障もない。北欧警察小説、社会派ミステリーのファンにはオススメだ。

iisan
927253Y1
No.2:
(6pt)

先を読みたくて堪らないっという点は評価ですが

結末が安易すぎて、ちょっとガッカリでした。
この作家さんの視点って、いったいどこに向いているのだろうっと、いつもそこを考えながら読んでいるのですが
今回はミステリーと社会派が混在してて(ってか、本格的ミステリーともいえないような)
なにかしら全てが中途半端に感じました。
先に良く出来ている「熊と踊れ」や「三秒間の死角」を読んでいるせいなのか、「ボックス21」には魅力を感じませんでした。

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(8pt)

感想

衝撃的な最後でした。
賞をとったのもうなずける、秀作です。
ミステリーと言うより、社会問題を多くの人に問いかけるような話です。
それぞれの登場人物の心の葛藤が痛々しい。
ただ娯楽小説としてのミステリーと思って読むと、すっきりしない・・・と言うか、結局問題は何も解決していないのではないかと・・・そこがまた読ませるところなんですけど。
世の中はここまで病んでいるんだろうか・・・と思ってしまいました。

たこやき
VQDQXTP1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(1pt)

暗い。。しんどい。

ラスト三行は、だいたい途中で読めてくるので、「あー、やっぱりね」で終わります。
ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151821546
No.20:
(5pt)

面白い

シリーズで一番面白かったです。早く読みたいが、読み終わりたくない、と変なジレンマに陥りました。
ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.19:
(3pt)

ラスト予想できた

緩い展開。しかし、読み出したら止まらない。
しかし、なんとも言えない読後感。これは、語るのが難しい。
ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151821546
No.18:
(4pt)

総合的には、面白かった!!

極端に評価が分かれているようですが、この作者のこのシリーズとして読んでも悪くはない、結構面白い物語ではあります。悪い評価にも賛同できますね。後味が良くない(爽快感がない、疑問が残る)、しかしこれも一つの作者の意図なんだから仕方がないでしょう。基本は闇社会の断面と人間は恥と対面しながら生きて行かざるを得ないというようなことを作者は言いたいのか?別の視点で、「なんでなんだよ、何でこの点をスルーして物語を進める??」という個所が3つありました。そういう点では未熟な作品かな?最後の結末はとっくに想像したけど、担当刑事には気付かせないストーリー展開(警察官の無能か怠慢)。この点は作者に聞いてみたいほど大きな疑問です。
ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151821546
No.17:
(4pt)

後味は最悪だが、読まずにはおれない。

騙されてリトアニアからスウェーデンに連れてこられ売春を強要されていた女性が瀕死で発見されるところから始まるサスペンス小説。
 2つ(以上)の事件がほぼ同時に起こる、カットバックで関係者が描かれていく、唐突な終わり方をするといった著者の特徴がだんだん分かってきた。
 それにしてもまったく救いのない物語である。正義が勝つ展開でスッキリしたい人は本書を(あるいは著者の作品を)読まない方がいいだろう。
ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151821546



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