凍てつく街角



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初公開日(参考)2017年02月
分類

長編小説

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凍てつく街角

2017年02月09日 凍てつく街角

ある事件をきっかけに休職となり、後悔と自責の念のなかで生きる刑事ラウン。彼を自暴自棄な酒浸りの生活から引きずり出したのは、友人の依頼だった。失踪中の若い女性を探すことになったラウンは、しぶしぶコペンハーゲンの裏社会を訪ね歩くが……。デンマーク発、警察小説の新シリーズ開幕!(「BOOK」データベースより)




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凍てつく街角の総合評価:7.00/10点レビュー 5件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

異色の北欧警察小説

デンマーク生まれで、ヨーロッパで人気を呼んでいるという「捜査官ラウン」シリーズの第一作。ストーリーが明快で読みやすい、ハードボイルド風味のサスペンスである。
ある事情から無期限休職処分を受け、自己憐憫と酒に溺れる自堕落な日々を過ごしていたコペンハーゲン警察の刑事ラウンは、友人のバーテンダーから「二年前から行方不明になっている、リトアニア出身の若い女性マーシャを探してほしい」と頼まれた。気乗りしないラウルだったが、酒に釣られて依頼を引き受け調査を始めてみると、どうやらマーシャが売春組織によってスウェーデンに連れて行かれたらしいことを突き止める。スウェーデンに行って調査を進めようとするラウンの前には、凶悪な東欧マフィアが立ちふさがってきた。さらに、若い女性を狙った連続猟奇殺人の犯人がマーシャに接近してきていた。警察というバックを持たず、しかも外国で単身で活動するラウンがマーシャを助け出すことができるのだろうか・・・。
警察官が主人公ということで警察小説に分類されるのだろうが、休職処分の最中とあって、組織的な捜査ではなく個人として活動するしかないため、私立探偵的小説的な展開になっている点が、従来の北欧警察小説とは異なっている。さらに、東欧マフィアだけでなく連続猟奇殺人のサイコパスまで登場するサイコ・サスペンスの要素もあり、いろんな料理が盛り沢山のワンプレート・ランチの様相を呈している。それでもすいすい読めるのは、ドラマ脚本家としてキャリアを積んできた著者ならではだろう。主人公だけでなく、脇役にも個性的な人物を配しているので、シリーズ化されたときが楽しみである。
いわゆる北欧警察小説を期待すると肩透かしを食らうだろうが、私立探偵もののバリエーションとしては良くできたエンターテイメント作品であり、多くのミステリーファンにオススメできる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(3pt)

悪くはない・・・が

欧州系ミステリの、特捜部Qやミレニアムが好きな人には物足りない。
上記の小説を読んでいる人には、人名や地名にはすんなり馴染めると思うが、登場人物がやや多すぎることと、刑事・被害者・犯人の三人視点で時間軸もずらして書かれているため、いろいろと把握することが少し面倒に感じる。
後半はテンポが良く、さくさく読めるが、前半の刑事の描写がくどくて長い。もう少し短くすることはできたと思う。
映画脚本のような描写のしつこさや細かさがうざったく、多少読み飛ばしてもストーリーは進んでいないので、なんとなく読み飛ばしながら雰囲気だけつかめばいい。
映画だったら面白かったかもしれない。
犯人に意外性はなく、唐突感があり、犯行に至る描写は不足しているように感じた。
主人公の刑事の自暴自棄さを描くところに力を入れすぎていて、アンバランスな感じだった。
凍てつく街角Amazon書評・レビュー:凍てつく街角より
4150019169
No.3:
(3pt)

テンポのよい作品

デンマーク作家。刑事、被害者、加害者の三人の視点。捜査官ラウンシリーズの一回目。酒びたりのラウンを支えるのは殺害された妻の想い出と、住まいの船、犬のメッフェ。テンポのいい作品。
凍てつく街角Amazon書評・レビュー:凍てつく街角より
4150019169
No.2:
(4pt)

北欧ミステリの定番展開、安心のクオリティ

特捜部Qやミレニアム好きな人は楽しめると思います。
あそこまでキャラが立ってはいないですが、十分。展開も早くて最後まで畳みかけてくる。
主に女性への残酷さや不条理、それに一人で立ち向かう酒浸りの刑事など、定番の展開がむしろ安心だししっかり読ませる。
デンマークからのスウェーデンdisが微妙に笑えます。対抗心あるんですね。
最近いい北欧ミステリの新刊がないな~(あるのかもしれませんが、すみません)と思っていた方にはおすすめです。
凍てつく街角Amazon書評・レビュー:凍てつく街角より
4150019169
No.1:
(4pt)

再生の物語

主人公が、本人にはコントロールできない現実としっかり向き合い、立ち上がっていく物語。北欧の凍てつく気温が体感できる。
凍てつく街角Amazon書評・レビュー:凍てつく街角より
4150019169



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