楽園の世捨て人
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面白くないわけじゃないのですが、ともかく主人公が迷い続けるのでしんどいです。 それでも続きが気になるんで読んでしまう。そういう意味で力のある作品ではあります。 三部作らしく色々分かるかと思うと最後まで分からんことも結構あってストレスたまるかなー。 あと、初老男性のリビドーの叫びにどこまでついていけるかを試される本でもあります。 やたらキャラが活き活きしてるというより生々しい作品でした…。 | ||||
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主人公は、67歳のタクシー運転手でピアノの調律師もやっているデンマーク人だ。海岸に遺棄されていた車の中に餓死した生後3ヶ月の乳児の遺体が発見された事件に興味を示す。しかし、警察も世間もそのことに全く関心を払わない。そこで、なぜか義憤にかられた主人公は、自分で調査を始める。なぜ、この事件に関心を持ったかは126ページ読んだ時点では、明らかにされない。翻訳された小説は、慣れないとよみずらい。もう、20年以上も翻訳された小説だけを読み続けているが、この本はとりわけ読みづらい。主人公の行動の規範が、ハッキリしないので、なぜそういう行動をし、なぜそういうことを周囲に働きかけているのか理解できない。そのうちに話が見えてくると思って我慢して読んできたが、まだ454ページもページ数が残っている。著者は、この本がデビュー作らしい。デビュー作で「ガラスの鍵」賞というのを取っているらしい。「ガラスの鍵」賞とはなんだ。日本の芥川賞のようなものか? それでも、もう読みたくない。なかなか話に乗れない本を我慢して読み続けるのは、ストレスになるだけなので、この辺でやめにして別の本にかかることにする。翻訳犯罪小説で当りを掴むのは結構大変だ。 | ||||
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デンマーク産でガラスの鍵賞獲った「北欧ミステリ」なのに、舞台はスペイン領カナリア諸島(大西洋上)で、主人公以外の登場人物のほとんどはスペイン人。飛び交う会話や固有名詞もほとんどスペイン語。なのに陽気な南欧のムードは薄く、北欧風の陰鬱な雰囲気をちゃんと味わえる。 もう老境のはずの主人公が、やけに元気で生々しく活躍するなと思ったが、考えてみたら67歳はいまや日本でも「老人」ではないか。 あんがいハードボイルド風だったりして、幅広くミステリファンにお奨めしたい作品。 | ||||
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