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終わりなき道



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終わりなき道の評価: 3.40/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

僕にとって最高の作家

中古書籍はオーダーしてから到着まで時間がかかり過ぎて、予定日とされる日時には届きません。ここを改善されれば良いと思うますが。
終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151767088
No.9:
(1pt)

ご都合主義で不愉快な物語

主人公の刑事のエリザベスは、優秀な警官設定だが恐ろしく無能。ネタバレになるので書けないが、容易に想定できる対応せずに事件をややこしくする。物語を膨らませるために、カンを悪くし・推理力のなさを発揮するのだが、そのために市民が殺されたりと、自己保身のみで感情移入できない。
もう一人の主人公であるエリザベスの元同僚の警官も優秀設定だが、浮気相手を殺した殺人犯に対する捜査をを妨害し、連続殺人に発展させる。
二人のバカ警官の不条理な行動で、死者はてんこ盛り。なんでそうする?なんでこうしない?なんで気が付かない?と、ツッコミ満載でイライラする。愛情深い性格設定だが自己中すぎて、正義は実現されず。
バカと犯罪者は、非合理的な行動をするが、悪役も含めてここまで無茶苦茶だと読書の腰を折る。
エンディングでは、法的あるいは道徳的に罪人をオール見逃しだし。カタルシスなし。
背景の社会や法解釈も、米国では納得できる描かれ方なのか?
犯罪被害金を手にするなら、智恵は回らぬが行動力はある庶民警官にちょいとキャラを変更すればなんとか成立する物語。
ジョン・ハートの過去3作は傑作と言えるが、これは失敗作。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.8:
(5pt)

骨太です

読み応え抜群。読後にビューっと風が吹く寂寥感たっぷり。お薦めいたします。
終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151767088
No.7:
(4pt)

一気読み

なかなか面白かった。主役の二人より少女が事件の全てにおいて決着をつけてハッピーになった気がした。エリザベスもエイドリアンも、もちょっとしっかりしろよと言いたいかな。でも良かったです。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.6:
(3pt)

少し詰め込みすぎか?

まずリズは警察官としては無能に近く事態を悪化させる。
警察とリズが最後まで犯人に気づかない。なんだかなあ。
物語のラスボスは連続殺人犯にしてほしかった。
わきから小物が邪魔をしてくる。
リズと犯人はもっと向き合ってほしかったです。
同僚が弱みを握られる状況も間抜けすぎるし。
あれほど苦しんだ登場人物たちの心の傷もあっさり解決。
普通○○が犯人ならさらに傷つくだろw
物語詰め込みすぎで、ちょっとご都合主義のような気もする。
風呂敷の広げ方は良かったのですがたたみ方が今一でした。
400ページぐらいまではは面白かったので惜しい。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.5:
(4pt)

今年度ミステリの最高作

南部米国の保守的な地方都市を舞台とする重厚な物語。分厚い本だが、展開にハラハラさせられ、もたつきはそれほどない。むしろ読み応え十分と言えるだろう。(感情移入ができないだの、犯人の動機がよくわからないなどはどうでもいい。あの評判の良いルメートルの三部作だって、同じじゃないかな)今年度のナンバーワン作品である。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.4:
(5pt)

ジョン・ハートらしからぬ傑作!

これまでのジョン・ハートの作品からは想像できないほどに、激しい展開で一気に読ませる作品。心に傷を負った主人公というのはこれまでと同じパターンだが、この作品はこれでもかとばかりに登場人物みんなが心に悲しみを抱えている。意外な結末や激しい暴力描写などジョン・ハートらしからぬ面は賛否があるかもしれないが、まったく新しい一面を見せてくれる傑作だ。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.3:
(1pt)

残念です

最後までヒロインに感情移入できず、いつから面白くなるのだろうとページをめくっていたら
とんでもない終わり方でさようなら。
ジョン・ハートという名前だけで購入した自分が情けない。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.2:
(3pt)

ジョン・ハート…私的には、今回も『川は静かに流れ』を凌駕する作品ならず...

『アイアン・ハウス』も酷かったし、このままでは、<一発屋>で終わりそうな予感がする。
本作、登場人物はどれもかれも<精神崩壊>スレスレみたいな人のオンパレード、
サーヴィス精神のなせる業か、これでもか、と盛ってくれるんだが ちょっとオカシナ人同士の納得の出来ない人間関係
の絡みが、読み進むほどに物語を面白くない方向に.....
話の一つの柱の連続殺人犯の正体も、<ありがち>で驚きもないし、むしろ予想通りでガッカリ、おまけに動機もこじ付け感大で、
良く理解出来ない。
刑務所チームの動きも<まぬけ>としか言いようがなく、よく今まで悪行を隠蔽できたなァ~と
極め付きは、女主人公。やることなすこと、全く感情移入できんわ。釈放囚人との昔の<繋がり>も、なんだか弱すぎないか?
私が思う最大の<つまらなさ>の原因は、これだけのサイコの集まりの物語の最後を<ハッピーエンド>でまとめた事では?
余計な事ですが、巻頭の<主な登場人物>について
私、翻訳本読むとき、理解を早めるために、まず<主な登場人物>チェックしとくんですが、
結構登場する<あの人>が入っていない、と思っていたら......
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X
No.1:
(3pt)

過去を背負った者、罪を背負った者、悪。それらをじっくりと描き出す大作

1人目の主人公、拉致監禁された少女を助けに行き、犯人を射殺した女刑事。彼女は秘密を抱えていた。2人目の主人公、ある女性の殺害した罪で服役した元警官の男、彼は刑務所で残酷な目にあっていたが、彼もまたある秘密を抱えていた。
この2人を主軸として、それを取り巻く数々の人物により物語は展開します。

女刑事自身の秘密については、早い段階で明かされますが、服役した元警官の秘密のほうは最後のほうまで引っ張ります。ですが、これらの秘密というのは、明かされて大きくビックリするというネタではありません。
話が進むうち、第2の殺人、第3の殺人と、事件は発生するのですが、あまり派手な描き方はされておらず、勘の良い人なら、途中で犯人が分かると思います(私は後半に入ったあたりで分かりました)。
この作品の主眼は、秘密や謎や事件そのものではなく、それらに捕らわれた人々の関わりや、心理描写などを、陰鬱な空気のなかでじっくりを描きこむことにあるようです。600ページに渡る長編なのですが、着々と物語は進みつつ、決してスピーディーではありません。

ジョンハート氏は、評価の高い作品を過去に書いてますが、私はこの作家さんは初めて読みました。おそらく、こういう書き方をする人なのでしょう。
とても長い道のりを経て、最後の最後で、やっと怒涛の展開が来ますが、ラストの終着の仕方はとても良かったので、読後感は良かったです。
彼らの道に終わりはない。

私は、残念ながらこの評価ですが、これは好みの問題なので、この作品は決して駄作ではないです。
過去を背負った者、罪を背負った者、悪というものについて。これらをじっくり読み解いていきたいという人にはおすすめの本です。逆に、スピーディーな展開や仕掛けや驚きを期待する人には向いてないかもしれません。
読む人によって評価が変わる作品だと思います。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001910X

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