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終わりなき道
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終わりなき道の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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まずリズは警察官としては無能に近く事態を悪化させる。 警察とリズが最後まで犯人に気づかない。なんだかなあ。 物語のラスボスは連続殺人犯にしてほしかった。 わきから小物が邪魔をしてくる。 リズと犯人はもっと向き合ってほしかったです。 同僚が弱みを握られる状況も間抜けすぎるし。 あれほど苦しんだ登場人物たちの心の傷もあっさり解決。 普通○○が犯人ならさらに傷つくだろw 物語詰め込みすぎで、ちょっとご都合主義のような気もする。 風呂敷の広げ方は良かったのですがたたみ方が今一でした。 400ページぐらいまではは面白かったので惜しい。 | ||||
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『アイアン・ハウス』も酷かったし、このままでは、<一発屋>で終わりそうな予感がする。 本作、登場人物はどれもかれも<精神崩壊>スレスレみたいな人のオンパレード、 サーヴィス精神のなせる業か、これでもか、と盛ってくれるんだが ちょっとオカシナ人同士の納得の出来ない人間関係 の絡みが、読み進むほどに物語を面白くない方向に..... 話の一つの柱の連続殺人犯の正体も、<ありがち>で驚きもないし、むしろ予想通りでガッカリ、おまけに動機もこじ付け感大で、 良く理解出来ない。 刑務所チームの動きも<まぬけ>としか言いようがなく、よく今まで悪行を隠蔽できたなァ~と 極め付きは、女主人公。やることなすこと、全く感情移入できんわ。釈放囚人との昔の<繋がり>も、なんだか弱すぎないか? 私が思う最大の<つまらなさ>の原因は、これだけのサイコの集まりの物語の最後を<ハッピーエンド>でまとめた事では? 余計な事ですが、巻頭の<主な登場人物>について 私、翻訳本読むとき、理解を早めるために、まず<主な登場人物>チェックしとくんですが、 結構登場する<あの人>が入っていない、と思っていたら...... | ||||
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1人目の主人公、拉致監禁された少女を助けに行き、犯人を射殺した女刑事。彼女は秘密を抱えていた。2人目の主人公、ある女性の殺害した罪で服役した元警官の男、彼は刑務所で残酷な目にあっていたが、彼もまたある秘密を抱えていた。 この2人を主軸として、それを取り巻く数々の人物により物語は展開します。 女刑事自身の秘密については、早い段階で明かされますが、服役した元警官の秘密のほうは最後のほうまで引っ張ります。ですが、これらの秘密というのは、明かされて大きくビックリするというネタではありません。 話が進むうち、第2の殺人、第3の殺人と、事件は発生するのですが、あまり派手な描き方はされておらず、勘の良い人なら、途中で犯人が分かると思います(私は後半に入ったあたりで分かりました)。 この作品の主眼は、秘密や謎や事件そのものではなく、それらに捕らわれた人々の関わりや、心理描写などを、陰鬱な空気のなかでじっくりを描きこむことにあるようです。600ページに渡る長編なのですが、着々と物語は進みつつ、決してスピーディーではありません。 ジョンハート氏は、評価の高い作品を過去に書いてますが、私はこの作家さんは初めて読みました。おそらく、こういう書き方をする人なのでしょう。 とても長い道のりを経て、最後の最後で、やっと怒涛の展開が来ますが、ラストの終着の仕方はとても良かったので、読後感は良かったです。 彼らの道に終わりはない。 私は、残念ながらこの評価ですが、これは好みの問題なので、この作品は決して駄作ではないです。 過去を背負った者、罪を背負った者、悪というものについて。これらをじっくり読み解いていきたいという人にはおすすめの本です。逆に、スピーディーな展開や仕掛けや驚きを期待する人には向いてないかもしれません。 読む人によって評価が変わる作品だと思います。 | ||||
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