夜勤刑事

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種別
長編
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あらすじ

1995年01月31日 夜勤刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

若い女性が指を潰され、絞殺されるという事件が相次いで起きた。捜査にあたったインディアナポリス市警のパウダー警部補は、ふたつの殺人の関連を追い始める。その矢先、女子学生が謎の失踪を遂げた。錯綜する事件の裏にはいったい何が。都会の夜を守る辣腕刑事パウダー登場。現代ハードボイルドの雄が、私立探偵サムスンを脇役に配し、怒り、迷い、恋に悩む男の姿を描く傑作警察小説。(「BOOK」データベースより)

評判

夜勤刑事の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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夜勤刑事の総合評価:

8.33/10点 レビュー 6件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6
(4pt)

ヒーローにならない主人公

パウダー警部補シリーズ第一作。読み方によって、このパウダーという人物は昔ながらのハードボイルドのようにも、気難しい親父のようにも感じられる人物です。
そのパウダーが人間性たっぷりに天才的とは言わなくても、着実に事件を解決へ追いやっていくストーリー展開は見ていて、早くページをめくりたくなります。
勿論、リューインの持ち味である独特のユーモアセンスのある様々なサイドストーリーも健在で、それだけを読んでいても満腹になるような一作です。
夜勤刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 夜勤刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415078406X
No.5
(3pt)

ごつごつした生き方を選んだパウダー警部補。

マイクル・Z・リューインのリーロイ・パウダー警部補シリーズの二作目『刑事の誇り』(1982年)を、過日読み終え、このシリーズ第一作目『夜勤刑事』を読んでみたくなり入手して読むことにした。
 本書巻末の北村次郎氏の解説でこのパウダー警部補を評した文章を下の・・・内に転載したい。
 ・・・<前文略>ごつごつした生き方を選んだために組織からはみ出した主人公を持つこと。ハロルド・アダムズ『灯蛾の落ちる時』、トレヴェニアン『夢果つる街』、フィリップ・カー『偽りの街』という作品をここに並べればわかりやすいか。私はこの手の小説が好きなのである。リーロイ・パウダーは、そういう「気むずかしい余計者」という名称が浮かんできて、<後文略>・・・
 解説で北村氏が上のようにパウダー警部補を、「ごつごつした生き方を選んだはみ出し者」という性格として捉えていたことには異論が無い。
 本書『夜勤刑事』に登場するパウダー警部補は、二作目の『刑事の誇り』に登場するパウダー警部補より「ごつごつした生き方」をしているように思えた。
 一作目と二作目の間隔が6年もあることから、著者がパウダー警部補の性格を多少優しくしてしまったのかも知れない、と思いながら読み進んでしまった。
 翻訳のせいではなく、原文が素っ気ないのだと確信したが、相変わらずの紋切り型の文章である。
 プロット構成なども難なく、登場人物なども難なく描写している作品ではある。
 が、今ひとつなにかが欠けているように感じながら読み進んだのです。
 「はみ出し者」主人公の作品として例をあげていたフィリップ・カー『偽りの街』の主人公グンターほどパウダー警部補の個性が傑れていないように感じてしまったのです。
夜勤刑事 (1984年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 夜勤刑事 (1984年) (世界ミステリシリーズ)より
B000J788MG
No.4
(5pt)

夜、時を忘れる上質のミステリー。

夜に時を忘れて読む上質のミステリー。たくさんありますが、でも、そうそう湯水のごとくに登場すると言うものでも無いでしょう。

 最近はリューインの文庫本も書店に揃っていることが少なくなっています。

 だからこそ、今更ながら薦めたい一冊。

 ああ、でも、このパウダー警部補のシリーズは、間違いなくおしゃれによく出来たミステリーを求める人なら気に入っていただけるはず。

 リューインの小説は何よりも、そのおしゃれな言葉のやり取りが魅力。アルバート・サムスンのシリーズなどは特にその傾向が強く、あっと驚くトリックとか謎解きとか、そんなものより、洋画のセンスあるセリフのやり取りを楽しみたい人は是非、という得難い作品群。で、それに加えてミステリーとしてもよく出来ているのが、このパウダーシリーズ。また、このパウダーという人物の魅力的なこと。

 あれほど愛されたフロストのシリ−ズも、惚れ惚れする名文で読ませるキース・ピーターソンの四部作(傑作はそのうちの3作ですが)も、なかなか書店の書棚で見なくなりました。

 他にもフレデリック・フォーサイスとか、ラヴゼイとか、ああ、サスペンスやミステリーが好きな人たちには是非読んで欲しい作品がいっぱい。リューインのこの作品も、手に入るうちに、一人でも多くの人に読んでもらいたい逸品。いいです。
夜勤刑事 (1984年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 夜勤刑事 (1984年) (世界ミステリシリーズ)より
B000J788MG
No.3
(4pt)

ヒーローにならない主人公

パウダー警部補シリーズ第一作。読み方によって、このパウダーという人物は昔ながらのハードボイルドのようにも、気難しい親父のようにも感じられる人物です。
そのパウダーが人間性たっぷりに天才的とは言わなくても、着実に事件を解決へ追いやっていくストーリー展開は見ていて、早くページをめくりたくなります。
勿論、リューインの持ち味である独特のユーモアセンスのある様々なサイドストーリーも健在で、それだけを読んでいても満腹になるような一作です。
夜勤刑事 (1984年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 夜勤刑事 (1984年) (世界ミステリシリーズ)より
B000J788MG
No.2
(3pt)

ごつごつした生き方を選んだパウダー警部補。

マイクル・Z・リューインのリーロイ・パウダー警部補シリーズの二作目『刑事の誇り』(1982年)を、過日読み終え、このシリーズ第一作目『夜勤刑事』を読んでみたくなり入手して読むことにした。
 本書巻末の北村次郎氏の解説でこのパウダー警部補を評した文章を下の・・・内に転載したい。
 ・・・<前文略>ごつごつした生き方を選んだために組織からはみ出した主人公を持つこと。ハロルド・アダムズ『灯蛾の落ちる時』、トレヴェニアン『夢果つる街』、フィリップ・カー『偽りの街』という作品をここに並べればわかりやすいか。私はこの手の小説が好きなのである。リーロイ・パウダーは、そういう「気むずかしい余計者」という名称が浮かんできて、<後文略>・・・
 解説で北村氏が上のようにパウダー警部補を、「ごつごつした生き方を選んだはみ出し者」という性格として捉えていたことには異論が無い。
 本書『夜勤刑事』に登場するパウダー警部補は、二作目の『刑事の誇り』に登場するパウダー警部補より「ごつごつした生き方」をしているように思えた。
 一作目と二作目の間隔が6年もあることから、著者がパウダー警部補の性格を多少優しくしてしまったのかも知れない、と思いながら読み進んでしまった。
 翻訳のせいではなく、原文が素っ気ないのだと確信したが、相変わらずの紋切り型の文章である。
 プロット構成なども難なく、登場人物なども難なく描写している作品ではある。
 が、今ひとつなにかが欠けているように感じながら読み進んだのです。
 「はみ出し者」主人公の作品として例をあげていたフィリップ・カー『偽りの街』の主人公グンターほどパウダー警部補の個性が傑れていないように感じてしまったのです。
夜勤刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 夜勤刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415078406X

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