そして赤ん坊が落ちる
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1990年 このミステリがすごい! 海外編第8位。 草食系探偵アルバート・サムスンの恋人アデル・パフィントンが主役のミステリ。 サムスンもの「A型の女」「消えた女」あたりでは恋人の存在は伺えるものの、アデルの登場はなかったと記憶している(名前も明らかになっていなかったような)。本作品のアデルは、ソーシャル・ワーカーとして活躍するバリバリのキャリア・ウーマンで、年頃の娘ルーシーの行動に悩めるシングルマザーというキャラクターだ。 アデルがチーフを務めるソーシャル・ワーカー事務所に強盗が押し入った。強盗はアデルを脅し、事務所が取り扱ったケースのコピーをとり立ち去る。犯人の意図がわからないアデル。ほどなくして、二人の子供とともに失踪した母親の件が事務所に持ち込まれ ・・・ アデルはまさにアメリカ流の自立した女性である。自身の信念に基づき行動するぶれることがない。アデルが事件を紐解くうち、大いなる巨悪にぶちあったっていくというストーリー展開なのだが、捜査権限も何もないアデルのバイタリティーが見所である。折れそうになる心を支えるのは恋人サムスン。(登場シーンは少ないがサムスンにイイ男っぷりも堪能できる)。これまたアメリカ流のパートナーシップではないか。 マザー・グースからとったタイトルが示唆するように、本作品の内容はかなり重い。アデルを通じて家族のあり方とか、女性の生き方といったものを考えさせらえる作品になっている。本作発表から20数年たって日本もそれにやっと近づいてきたのかもしれないな。 | ||||
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私立探偵アルバート・サムスンの恋人 アデル・バフィントンが主役。アデルはソシアル・ワーカー。 ある晩、アデルが事務所で残業していると男が侵入し アデルを殴って何件かのケースのファイルをコピーして出て行った。 一方、幼い娘2人を連れた母親が失踪したという知らせがきた。 知らせてきた男は隣人で、以前からその母子の暮らしに疑問を抱いていたという。 その母親は、部屋から一歩も出ず外部との関係を断ち切っていたようだ。 週に一回、男が来ていたらしい。 やがて、この奇妙な2つの事件が恐るべき展開に発展していく… アデルが主役とはいえ、サムスンは全くと言っていいほど 活躍しませんでした。おぞましい事件です。 現実の世界では絶対に起きてほしくない。 | ||||
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