カッティングルース
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田口俊樹さんの翻訳なので、きっと読みやすいと思って読み始めましたら、予想通りに読みやすく、上巻の393ページはテンポ良く読破。 主人公ジャッキーの祖母クローデットの物語が鮮烈で、19世紀のアメリカに生きた「みなしご」の凄まじい生活が克明に描かれていました。 タイトルの『カッティングルース』の意味は、下巻で説き明かされます。 なるほど、これは日本語に訳すより、このままカタカナのタイトルが一番だと思いました。 ただ単純に「(束縛からの)解放」という意味だけじゃないんだということです。 読み終わって、表紙の写真をあらためて見ていましたら、帽子を目深にかぶったこの人物の耳に小さなピアスが可愛くキラリと光っていることに気づきました。これについても、なるほど!でした。 生命力に溢れたこの作品、もっと読まれてもいいと思います。 | ||||
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このジャッキーという、かの名作漫画『野球狂の詩』を彷彿とさせる女性の主人公は、次から次に大変な目にあい続けます。本当は女性だということがいつバレてしまうのかもヒヤヒヤです。 手に汗握る、とはこういうことをいうのでしょう。 それだけではなく、アメリカ人の彼女がイギリスで言葉や習慣がわからず戸惑う場面など、面白いエピソードが満載なうえに、ナンス・クーパーという生涯の親友との出会いの場面など、心が弾むエピソードもたくさんで、そのうえ「犯人捜し」というミステリアスな部分も進行するという、とても贅沢なお話でした。 下巻は417ページ。 上下合わせると、800ページ超えていますが、読んで満足。 ラストに救いもあって、読後感最高です。 | ||||
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