古書奇譚
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以前長期入院した際には、所謂ビブリオミステリとしては、ジョン ダニングの「災いの古書」、「失われし書庫」、「死の蔵書」、「幻の特装本 」とマーク・プライヤーの「古書店主」を読みました。 今般の入院では、このチャーリー・ラヴェットの「古書奇譚」を読みました。 結論から言えば、この「古書奇譚」が一番楽しめました。ビブリオミステリというより、もっと総合的なビブリオロマン。 主人公は、より人間臭い(弱い面も持つ)インディジョーンズで、魂の成長過程も表現されている。ビルドゥングスロマーン&ピカレスクロマン&ロマンスでもある。 元気をもらって退院できました。 | ||||
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シェークスピア実在の証拠となりうる文書がたどる270年に渡る物語と、その文書の鑑定を依頼された現代のアメリカ人古書商が巻き込まれるサスペンスの2本のストーリーが同時に進行し、その間にアメリカ人古書商のラブロマンスが組み込まれるという対位法的作品。3つのストーリーは最後には一つの和音に完結するが、これをお手盛りの予定調和と見るかは読者次第。私はとても楽しめた。 | ||||
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訳文に問題あり。 たとえば41ページ。 14行に「弱冠二十六のこの歳で」なる文あり。「弱冠」とは20歳のこと。この訳者「還暦65歳」とか「古希75歳」なんて言いかねないな。 同じく最終行「文学界の綺羅星たちと云々」の訳あり。訳者は、どうやら「綺羅星」を1語と思い込んでいるようだ。綺羅星を読むなら、綺羅と星の間に読点をいれるべきです。綺羅(美しく着飾った人々)星のごとく大勢か、美しくかいるということ。 作品が面白いだけに残念。 | ||||
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1990年代英国と、80年代のアメリカ、そしてシェクイスピアが筆を振るっていたビクトリア朝の3つの時代の物語が三つの層をなし、平行に進んでいく。 それらはやがてロマンス劇「冬物語」の種本とシェイクスピアの正体をめぐる謎に向かって収斂して行く。 ビブリオミステリーと呼ばれるジャンルは初めて読みましたが、たいへん面白く「早く読み進めたいけれど、読み終わってしまうのはもったいない」気分を味わいました。 読んでみる価値は十分あると思います。 あえて難を言えば、最後の方にギューギュー詰め込みすぎてい感があるのと、ベッドシーンが必要以上に多いことでしょうか。 | ||||
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