幻の特装本
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うっかり処分したので、また購入しました。 | ||||
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not bad | ||||
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出たばかりの頃に読みました。前作も読んでいます。この作品で印象的だったのは、なぜ殺人が重ねられたのか、という motiveへの考察です。「ニンゲンを神に祭りあげるとこういうことになる」。 つまり、ニンゲンんはしょせんニンゲンでしかない、神にはなれない、という意味。 自分が「神である」と信じさせると、横暴に他者の命を奪っても良い、と思うようになるということです。 例を上げるとヒトラー、こいつがなぜ、world war1後に疲弊していたドイツをーまず、ヒトラーはドイツ人じゃありませんから、 Austrishだしーまとめてドイツ人を「優秀人種」と思わせたか、結果、何をしたか、日本にもまったく同様のことが言える、 だいたい「素晴らしい民族、または人種」だったら、寛容であるはずです、強い犬は自分が強いことがわかっているので、 弱い犬を「イジメル」ことはしません。強い犬同士でterritoryを争う、こうした動物の本質からも理解できるように、 力や能力があるものは、かえって「能ある鷹は爪隠す」ものであって、見せびらかすことはしません。 どこかの国のーまー、ペニンシュラ?ーの民族は「偉大」なんだそうですね、なぜ、わざわざ「誇示」するのですか? 誇示しなくても、他の国々が認めているはずですよね、偉大ですね、って。聞いたことない。 弱い犬ほどよく吠えるんですよ。弱い犬は世界で君臨できるでしょうか。できない。 ヒトラーがいなくなったドイツは、教訓を得て発展して行ってる。他者を認める、ということはどの人種、民族にも必要なこと。 イエス·キリストにもめったやたらになれない、列聖されたとしても、イエスではない。 ニンゲンは神にはなれない。神にしてはならない。科学者で、無神論のヒトたちは多いですが、全部の科学者たちが善人とは 思えないです、神という見えないけれど「存在している」全能の存在は、ニンゲンの「横暴さ」のstopperになる。 そんな考察ができた作品です。 | ||||
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分厚いミステリーだが、特装本が(ここでは近・現代の本だが)、取引される世界に興味を持てるかどうかでこの本への 評価は異なったものになるような気がした。(自分には、どうも「ぴん」とこなくて評価を高くできなかった) アメリカの、現代作家の本が初版で程度の良いものであれば、高額で取引され、それで飯が食える古書業界と、読書家 やコレクターの世界に、違和感を覚え(殺人まで犯すという)、この本に没入でず、読み終えるのにとても時間を要した。 (エドガー・アラン・ポー「大鴉」の特装本で、装飾的なオリジナルな活字が鋳出され、特別な紙に印刷されて作られている としても、そこまでのものかねぇ、と思ってしまう) 中世や近世の教会や王侯貴族によって作られた特注の手書きの一冊(あるいは数冊)だけであるような稀覯本ならともかく、 近現代の初版本をコレクションし、自家用ジェットでそれを求める旅をする資産豊かな実業家の存在にも、おやおやと思ってしまう。 確かに、この日本でも古書店を覗けば高額の値札のついた本を目にするが、「幻の特装本」とちょっと毛色が違うような気がする。 シリーズ1・2冊を読んだが、自分が好きで買っている古本の世界と(この文庫も古本で)、アメリカのビジネス古本の世界の違いに どうもなじめず、普通の評価になってしまう。 | ||||
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死の蔵書がとても面白かったので、注文しました。絶版のようで、古本での購入です。 買って正解。 活字作りから製本・特装など、本好きには堪らないワクワクドキドキのハードボイルドで、前作以上に愉しませていただきました。 原文がいいのか、宮脇 孝雄さんの訳文がいいのか、文体が私の感性になじみ、気持ちよく読めます。 2ヶ月の入院期間中に読んだ本(50冊くらい)の中では最高の一冊です。なんで再版されないのか不思議なくらいです。 それにしても、元刑事で古書籍商のクリフはとてもタフガイで、かつ知的で、時にちょっと弱気で、魅力的なキャラクターですね。 | ||||
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