葡萄園の骨
- ギデオン・オリヴァー教授シリーズ (15)
- 白骨死体 (98)
- 骨 (13)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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刊行を心待ちにしているある特定の作家の作品、もしくはシリーズ作品というのが誰しもあるだろうが、人類学者“スケルトン探偵”ギデオン・オリヴァーシリーズは私にとってそんな作品群の1つであり、刊行予定に『~の骨』のタイトルを見た私は思わず快哉を挙げてしまった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この訳者の日本語にしては やけにスルッと読めるんで「おかしい」と感じたら、途中の頭蓋骨の突出骨折を説明する部分がゴッソリと省略されている。スケルトン探偵シリーズからギデオンの解説を省いたら皆のレビューが異常に悪いのも理解できる。 ギデオンが頭蓋骨骨折の蘊蓄を語った部分はこうである。「大後頭孔周囲は非常に骨が分厚いが更に側頭骨岩様部は厚い。だから大後頭孔と周囲の骨がリング状に頭蓋骨の中にめり込むんだ。頭蓋は人体の中で唯一外骨格つまり大事な大脳を守る骨が外側に位置している。脳の硬さは小児でゼリー状でこの年齢ならプディングと同じ程度だ、下から強い力が高速度で圧縮するように大脳底面にかかると大脳の直撃損傷(直接損傷)coup injuryが起きると同時に頭頂骨や側頭骨の最も弱い部分に圧力が急激に掛かる。するとここが外側に飛び出す。この部分は反衝損傷 contrecoup injuryを起こすから血腫(凸レンズ状の血の塊)を形成する。この血液の染みは一年程度では落ちない程の痕跡を残す。大後頭孔からペンライトを当てると ほらこの通リ赤紫〜茶色の広範な出血痕が認められる。ところでジョン、君にはクープとコントラクープの出来方について教えたよね?」という部分がゴッソリ落ちている。どうみても「わざと」だ。この訳者は日本語がご不自由なことは知っていたが不誠実だとは思わなかった。蛇足だが「直撃損傷(直接損傷)coup injury」「反衝損傷 contrecoup injury」を医学部の学生は何度も繰り返し教わる。2年生で「脳解剖・中枢神経解剖」3年生で「法医学」4年生で「脳外科」5年生で「神経内科実習」等々それだけ大事な事象なので繰り返し教わるものだ。訳者が誠実であれば身近な医療従事者のアドバイスを受ければ斯様な醜態を晒さずに済むはずである。 | ||||
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有り難うございました。とても良い商品です。またよみたくなる商品ですね。 | ||||
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”スケルトン探偵”のキャラクターと見事な推理が魅力です。 イタリアのトスカーナへ旅する前に読んで、旅行が一層楽しくなりました。 | ||||
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定評ある作家の新しい作品ということで薦められて読みましたが、正直がっかりでした。 まず、旅行案内・グルメ・ワイン関連の記述が多すぎて、頁が2倍くらいになっている感じ。 やたら要らない修飾を施して原稿料稼ぎ?かと思わせるくらい本筋と関係ない話題が出てくるので辟易しました。 また、翻訳のタイトルは内容とは無関係に、過去の「~の骨」と合わせただけの惰性で付けたような題名で、味もそっけもない感じです。 元版の原題は何か意味がありそうで、微妙な原題のニュアンスが伝わってくる訳でないように思います。 この印象は、タイトルだけでなく本文の翻訳にも散見されます。 一部には良訳との評もあるようですが、私個人の印象は、それほど良い訳とも思えませんでした。 まぁ悪くない程度の、普通の訳じゃないでしょうか。 ミステリーとしてはまったく納得できない推理で、説得力はあまり無いような…。 結局、前半の謎がまったく収斂させられていません。 それから、「伏線」はほとんど無くて、ご都合主義な事実や「証拠」が突然現れるのです!びっくり、というか、そりゃ~ないよ! 期待せずに読めば、イタリア旅行&グルメ案内としては楽しいかも。 また、アメリカン・ジョークとはこういうものかと知るには参考になるかも知れません。 ある知人は、これは「コージー」の一種だから、「ミステリーとしては、どうなのか?!」と目くじらを立てるのは大人気ないと忠告してくれました。 気持ち良く読書出来れば価値があるといえますね。 私の趣味には合わなかった、というだけです。(期待し過ぎたのかも?) | ||||
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イタリア美食紀行と化しています。かなりのお年ですから、新作が出るだけ十分です。 | ||||
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