呪い!



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 2件

6.33pt (10max) / 3件

Amazon平均点

3.60pt ( 5max) / 5件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

5.00pt

49.00pt

30.00pt

10.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1989年12月
分類

長編小説

閲覧回数2,446回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数4

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

呪い! (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2005年04月30日 呪い! (ハヤカワ・ミステリ文庫)

人類学教授ギデオン・オリヴァーは、マヤ遺跡の発掘に協力するため、メキシコへ飛んだ。遺跡から人骨が見つかり、彼が鑑定を依頼されたのだった。だがそこで、奇怪な事件が起きた。人骨のそばで発見された古文書の呪いの言葉どおりに、オリヴァーと発掘隊員に災厄が降りかかりはじめたのだ。そして、ついに殺人が!鬱蒼としたジャングルの中の呪われた遺跡で、スケルトン探偵が推理の冴えを見せる本格ミステリの醍醐味。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

呪い!の総合評価:6.86/10点レビュー 7件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

「騙す骨」とは、違ったなぁ~

「騙す骨」が面白かったので、古いものから読んでみようと思って選んだのですが
今回は失敗でした。
夫婦の軽快な会話は楽しいのですが、展開に面白さが欠けていて、読むのが苦痛でした。
「骨」シリーズは久々に見つけた好みなのですが、これからどうしましょう。
あと一作品読んでみて、考えます。


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

変わらぬ構成をどう見るか。

エドガー賞受賞の『古い骨』の次に発表されたスケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授シリーズ第5作目。日本での紹介も同様に『古い骨』の次に訳出されている。
前作はフランスのモン・サン・ミシェルが舞台だったが、本作ではメキシコのマヤ遺跡が舞台。遺跡の発掘に関わっていた恩師エイブ・ゴールドスタインから遺跡から古い人骨が出てきたのでその調査を依頼されるというのが物語の導入部。その人骨の傍にあった古文書を解読すると、遺跡に踏み入った者には呪いがかけられるという不穏な内容。そしてその予告どおりに発掘メンバーに呪いがかかったような不吉な出来事が起きだすというのが物語の骨子。

『古い骨』の感想にも書いたが、基本的にこのシリーズのストーリーは突飛な物はなく、非常にオーソドックスな趣向で展開する。この古代遺跡の呪いというのも古来ミステリ作家が一度は題材に扱う内容で、定番中の定番。古代の呪いを扱う場合、往々にしてエジプトのファラオの呪いであるのが、本書ではメキシコのマヤ文明であるところがこの作者なりの味付けか。
で、恐らく本国アメリカでもそうだっただろうが、エドガー賞受賞後1作として発表された作品である本書は周囲からの期待値も高かったに違いない。しかしその期待を上回ることはなかった。実に普通のミステリである。骨の出現で呼ばれるギデオン夫婦、そこで起こる不穏な出来事が殺人事件に発展し、そして挟まれる骨の鑑定シーン、さらにギデオンにも危険が及び、そして大団円と全く『古い骨』と構成は一緒だ。一応フーダニットは盛り込まれているが、それによるサプライズというのはあまり感じない。
ミステリの外側の部分はどうかというと、これは読ませる。マヤ遺跡という恐らく大多数の人が行くことのない場所に関する叙述は興味をそそるし、また恩師エイブ・ゴールドスタインのキャラクターは出色の出来である。しかし上にも書いたように基本的には『古い骨』の構成をなぞらえているだけで、単純に舞台と登場人物を変えただけという感じは否めない。これが2作目である本書を読んだ時の率直な感想だ。しかしこれが巻を重ねることにこれこそエルキンズの味だというのが解ってくるのだが、まだこのときは引き出しの少ない作家だなとしか思えなかった。

Tetchy
WHOKS60S
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(3pt)

翻訳が良くない

まだ途中までしか読んでいないが翻訳が硬くて不自然で読み進めるのが苦痛。同じ訳者でもシリーズの他の巻は読みやすかったのに、本巻は時間でも足りなかったのだろうか。
呪い! (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:呪い! (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000186
No.4:
(4pt)

最後が駆け足、でも面白い。

この現場に実は行った事が有ります。通常の観光客はチチェン・イッツァ周辺には泊まらず「カンクン」に泊まりバスで一時間近くかけてチチェン・イッツァまで向かう人が多いのです。だから正面ゲート近所のホテルには空き部屋が多いという訳です。ゲートまでの道には物乞いの人間が多く丸で仙人の様な爺さんが当たり前の様に手を出します。周囲に群がる子供を追い払う為に財布に溜まった小銭(ペソは実に安い)を纏めて空中に放る米国人も見かけました。ゲートから先はメキシコ政府からの認可を受けた正式なガイド(何と日本人までいます)でないと案内出来ません。春分と秋分の日は世界各国からトンデモ系の人間がカスティーヨにククルカン(ケツァルコアトル)が出現するのを見に来ます。遺跡の説明を聞くと矢鱈に「血」と「首」と「ヘビ」が出てきますし如何にもミステリーの舞台には打って付けなのですが余りに青い空と白い積雲のコントラストで「こんな場所で?」血まみれの儀式が行われたとは.......現在も考古学的調査があちこちで行われていました。文中に有る様にマヤの巨大建造物の中には入れ子の様に古い建造物が隠されていて うっかり掘ると持送り式のアーチ(持送りヴォールト)が全部崩れるんだとか。あんな巨大な物に潰されては即死します(が)「カンクン」は素晴らしいリゾート地ですし是否この現場になったチチェン・イッツァを訪れて欲しいな、と。尤もメキシコのタクシーは殺人鬼並に怖いです。免許もタクシー免許も金で買えるそうですしメーターも有りません。声の大きな人間が勝ちます。何だか懐かしく読みふけりましたが最後にギデオンが「締め」を譲ってしまった所が寂しいかな。尚ハビエル・マルモレーホは「騙す骨」にも出てきます。
呪い! (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:呪い! (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000186
No.3:
(5pt)

マヤ遺跡にて

去年はマヤ暦について色々取りざたされていましたが、迷信に満ちたマヤ遺跡の発掘現場が舞台です。
呪い! (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:呪い! (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000186
No.2:
(3pt)

マヤとギデオン

ギデオン・オリヴァー教授ものの翻訳版2作目。翻訳前の英語版では5作目になります。
相変わらずおもしろかったですよ。良作のミステリだと思います。
マヤ遺跡の発掘をめぐって、"過去"と"今"で、事件が起きます。
現在の発掘調査に協力する中で、事件の核心に迫っていくギデオンも狙われて−という筋ですが、犯人の現在の犯行に対して、動機がいまいち弱い気がしましたけどね。
最後のタネ明しを読んだ後も、うーん。なるほどね。というぐらいの感想でした。
とはいいつつも、やはり話中で交わされる会話のテンポと、話の展開はスムーズでいいです。すいすい読めます。
呪い! (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:呪い! (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000186
No.1:
(3pt)

マヤとギデオン

ギデオン・オリヴァー教授ものの翻訳版2作目。翻訳前の英語版では5作目になります。
相変わらずおもしろかったですよ。良作のミステリだと思います。
マヤ遺跡の発掘をめぐって、"過去"と"今"で、事件が起きます。
現在の発掘調査に協力する中で、事件の核心に迫っていくギデオンも狙われて−という筋ですが、犯人の現在の犯行に対して、動機がいまいち弱い気がしましたけどね。
最後のタネ明しを読んだ後も、うーん。なるほどね。というぐらいの感想でした。
とはいいつつも、やはり話中で交わされる会話のテンポと、話の展開はスムーズでいいです。すいすい読めます。
呪い! (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:呪い! (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000186



その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク