原始の骨
- ギデオン・オリヴァー教授シリーズ (15)
- 骨 (13)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は考古学の世界によくある事件(捏造)をテーマにした構成になっている。これは作中でも語られている実際の事件―ピルトダウン人事件―がモチーフになっているのだろう。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
余り気になるので原書を借りてきて比較したら解剖学用語をサクッと省略し過ぎだわコレ。上下の椎体の噛合も詳しく書かれ椎間孔や棘突起の長さとかポイントを説明してる部分がスッポリ省略。ま、それは構わないが考古学にちょいとでも興味が有る方は日本で起きた藤村新一氏による旧石器遺跡捏造事件を即座に連想すると思います。捏造を見破った竹岡俊樹氏や角張淳一氏はヒーローと一般人は思いましたが後者は自殺にも等しい死に方をしたし騙されてた(知らんぷりしてた)連中はのうのうと畳の上で死んでます。当書が書かれた時期を推察すると完全に作者の頭のなかには日本で起きた捏造事件と後追い報道がヒントになってそうです。 スケルトン探偵シリーズは一種の勧善懲悪というか予定調和物だから安心して読めるんだけれど翻訳次第でつまらなくなる.......特にギデオンの独り語りによる非常に正確な解剖学の知識披露を抜いて翻訳はいただけない。解剖学教室に相談を持ちかければ解決するのに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待して読み始めたのですが、しょっぱなから妙に読みづらかったです。 話の内容を追うよりも違和感の方が大きい。 そしてギデオンの著作のタイトルが以前の訳と変わっていて、別の著作があるのかと思ってしまいました。 せっかく楽しみにしてたのに残念。 以前から気にはなっていたのですが、翻訳は嵯峨さんよりも青木さんの方が良い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
珍しく読みにくさを感じています。 いつものようにサクサクと読み進められない。。。 これは翻訳者が青木久恵さんではないからなのかも、と感じています。 前にも同じような経験をしたので。 何がどう違うのかうまくは言えないけれど…(汗) やっぱり青木さんの翻訳がスキ♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
nikataroさんのおっしゃるとおり! 毎回デジャヴのような展開で、「ええかげんにせぇやっ!」とツッコミを入れながらも読まずにはいられない、 貴重な愛しいスケルトン探偵シリーズ。 今回もいいですよ〜。 なんでこんなにおもしろいんだろ? ちゃんと「へぇ〜」と言わせるべきところでは「へぇ〜」と言わせてくれるこの安心感。 多少説得力に問題があったとしても強引に着地までもっていく底力はプルシェンコなみです(笑)。 でも、このごろとみに妻ジュリーが鼻につくのは私だけ? 次作も心待ちにしております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有名な景勝地(今回はジブラルタル!)で小規模な学会が招集され、そこには旧知の仲間たちが集合。観光案内と学術的知識を盛り込みながら、「さりげなく」過去の因縁や確執を伏線として用意。そしてあまり血なまぐさくない、というか細かい描写をしない殺人が起こる・・・、といういつものパターンながら筆者の力量と登場人物のキャラクターで見事に引き込まれてゆく。まさかの大ドンデン返しは期待できないが、風景や食事の表現、会話の巧さは筆者ならではの際立ち感。こういう安定したシリーズものこそがミステリーの王道であり、読み物としての一級品だと思う。どうか翻訳、発売のペースを崩さずに「文庫で初版」のポリシーを守って末永く続けてほしい。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|