説教師 エリカ&パトリック事件簿
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説教師 エリカ&パトリック事件簿の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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登場人物の描写が、とても丁寧に書かれており、その丁寧さが物語に深みを与えている感じがしました。 | ||||
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北欧の海辺の小さな町を震撼させた猟奇的殺人事件を作家&刑事が解決する大人気シリーズ第2弾。だそうだ。 正直に言うと「この作品が1番マトモ」のようである。理由は「能なしと馬◯は居るけどHENTAIがいない」「犯人が異常者っぽい」「謎解きの体裁がある」ま、これにつきる。 この巻では まだアーンストは人間だし、ルーカスは生きている。パトリックも「育休」を取ってない。異常者と警察の配分が「マトモ」だからだ。まあメルバリ署長は徹底的に無能だしアーンストの間抜けっぷりも描かれている。捜査妨害毒嫁エリカが妊娠末期だからか、殆ど出てこないしストーリーに絡む必然性も全然無い。ひたすらパトリックが働いている。 まあ謎解きの醍醐味は文中早くから「骨髄移植」をガンガン宣伝するので「ああ、これがきっとDNAと絡むんだろうな?と想像していたらど真ん中の80Km以下の直球だった。スライダーも見せ球も無し、もう遅い直球そのもの。甲子園なら滅多打ち食らって一回戦負けレベル。 スウェーデン人の名前で登場人物がやたらに多いから途中から名前を記憶するのが嫌になる。 作者が巧いのは「ルーカスはどうなる?」「アーンストは首になるんか?」「エリカはお産まだなの?」というキモのポイントを次の巻にさり気に伸ばして冊数稼ぎするあたり…….そうか、この手が有ったか!って平井和正のウルフガイ・シリーズがコレだったな。途中から作者が変な世界にイッちまったまま死んじゃったけど。 この手で冊数を伸ばすと どんどん巻が進むに連れて変質してくるのは何でだろう。 | ||||
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中古品とは思えないです。 第一弾の “説教師” を読んでる最中です、 次回作が気になり急いで注文しました。 北欧の小さな町の殺人事件が、きめ細かく人々の機微の繊細さの中で、不思議な形で進んでいき魅了されてます。 自分勝手な都合で、一部キャンセルをして、10円単位の金額の払い戻しが発生しましたが、丁寧に処理して頂きました。 手数と処理費用を掛けてしまい、申し訳なくて反省してます。 アマゾンの中古本(一冊一円の本が多い)を、最近何回か購入しました。 図書館や昔の古本屋さんのイメージとはかけ離れた、清潔なきれいな書物がすぐ入手でき便利です。 近くの地区センターの貸し出し図書と、平行して利用しています。 今後ともよろしくお願いいたします。 | ||||
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この著者の作品を読んだのは2作目でしたが、落ちがもう一つな気がしました。とはいっても、最後まで読破しましたが。 | ||||
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第1作の「氷姫」、第3作の「悪童」に続いて本書を読んだが、謎かけと筆力については1作に比較して数段アップしており、グイグイと追い込まれるように読み切ってしまった。 特に非常に不気味な一族の描写が絶妙で、次に何が起こるのか終始ハラハラさせられた。 残念なのは、現在の被害者の身元の割れ方にクッションがあったこと、最後のドンデン返しが確率的に非常に低いものをひっくり返す手法を取っているが、専門的知識のない一般的な読者では及びつかないものであることの2点。 普通の推理小説のように、最初からストレートにこの2点を種明かしすればここまで長編にはならないし、そもそもこの事件雰囲気の割には意外と単純な気がするでしょうか。(その部分筆力で補われているという感じはあるのですが。) このシリーズ段々と主人公たちの私生活を描写する部分が多くなってきているが、検視官シリーズのように事件そのものよりも、登場人物の行く末に読者を引っ張るような方向に向かわないでくれればと思う。 | ||||
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翻訳が明快にして闊達、なおもイロニーの陰翳をなおざりにせず、まさに間然するところなし。デンマーク語で一読しただけなので、スウェーデン語の原文を詳しくは知らないが、これらの点においておそらくこの女性作家の原文章を凌駕するものではないか。ために、この作家の真骨頂ともいうべき物語の主流・支流の渾然、挿話の積み重ねと丁寧、場面転換の迅速・巧緻等々が極めて自然な形で受け入れられるのだと思う。ミステリーとしての込み入った謎解きの妙は大きくはないが、シリーズを通じてあたかも大河小説のごとく、エリカ・パトリック夫妻の過去・現在・未来が語られ解き明かされて行き、妹アンナの人生、エリカとの姉妹関係、警察内の人間関係等々も成長変化して行くさまは興味津々たるものがある。また、先進福祉国家と言われるスウェーデンにもその片田舎には古代北欧神話に繋がるかのような社会・文化現象が現存するのかと思わせるようなところも興味深いものがある。訳者は、文学者であろうか、言語学者であろうか、スウェーデンの歴史・文化・社会に精通した底力が冒頭に書いた上質の翻訳と相俟って、このシリーズものを一大知的エンターテイメントに仕上げている。ぜひ早くシリーズ全体をこの訳者の翻訳で読みたい。 | ||||
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