一瞬の光



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初公開日(参考)1993年09月
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長編小説

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一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)

1993年09月30日 一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)

わたしは自分の目を疑った。これは二年前にイタリアで盗まれたルーベンスの名画だ。それがなぜこのアメリカの、複製画輸入会社の倉庫なんかに?事件解決の糸口をつかむため、わたしはイタリアへ飛んだ。が、そこにはとんでもない危険が待ちかまえていた…。謎解きの面白さ溢れる『偽りの名画』につづく、美術館学芸員クリス・ノーグレン・シリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより)




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一瞬の光の総合評価:7.75/10点レビュー 4件。Cランク


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(7pt)

ああ、イタリアに行きたい!

美術学芸員クリス・ノーグレンシリーズ2作目。前作は贋作事件に携わったクリスだが、本作では美術便盗難事件解決に関わることに。
今回の舞台はイタリア。いやあ、仕事とはいえ、風光明媚な土地を訪れることが出来るのは役得以外何物でもなく、全くうらやましい限り。
そして今回も盗難品であったルーベンスの名画を皮切りにルノアール、ヴァン・ダイク、テルブルッヘン、カラヴァッジオ、ウィテバールにフラゴナールと盛りだくさん(ちなみに題名はフラゴナールの作品について登場人物の1人が語る感想から来ている)。このように名前を陳列してもどの作品がどの作者の物であるのかが一致しない浅薄な知識しか持ち合わせていない私。絵画の本と一緒に読むとさらに楽しめるんだろうなぁ。

今回は美術の薀蓄もさることながら、ヨーロッパ随一の「マフィア社会」と呼ばれるイタリアの慣習、料理、風景がたくさん織り込まれ、クリスたち登場人物を魅了する。何しろ登場人物の1人はイタリアに渡ってイタリア風に名前を変えるほどののめり込みようだ。しかしクリスは盗難事件の解決に携わるという仕事のため、否応無くマフィアに関わりを持たざるを得なく、なんと友人だけでなく本人も暴行に遭って入院する羽目に陥る。
そして前作から引き続いて妻と離婚調停中であったクリスに新しい恋の始まりが訪れるところで物語は終える。この辺の進展もシリーズ物の長所といえるだろう。そういえばギデオン・オリヴァーシリーズも2作目でジュリーを出逢うだったんだよなぁ。
事件そのものよりもこの小説としての皮の部分が非常に面白いのがエルキンズの特徴だが、特にヨーロッパ好き、美術好きには本作は堪らないシリーズだ。


Tetchy
WHOKS60S
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No.3:
(3pt)

ギデオン・オリヴァー物に比べてしまう

やはり作者の「仕事」と「趣味」の違いによる掘り下げ方の違いが出てしまう。
通り一遍のマフィア(伊:Mafia)に対する知識とか絵画修復の方法論とか自信を持って書いていない感がする。
ギデオンなら間違えても筋が通った間違い方をしていたがクリス・ノーグレンはうろたえて間違える。しかも陳腐な間違いで「浅い」。
たとえ予定調和であっても「骨」物のほうを優先して読むべきかな?と。
一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000674
No.2:
(5pt)

とても感謝しています!

思ったよりも早く、ポスト便で届けていただけたので、とても嬉しかったです。
本の状態は何ら問題なく、綺麗です。
また、9月のカレンダーを印刷したカードがさりげなく入っていました。ありがとうございます。
一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000674
No.1:
(4pt)

名画盗難事件

美術館学芸員クリス・ノーグレン・シリーズ第二弾。
今回はシアトルで盗難絵画が見つかった件を端緒に、イタリアのボローニャで盗難絵画にまつわる事件に巻き込まれていきます。
すべての事件にきれいに巻き込まれていくのが、ミステリーの主人公としていい味出してます。
この主人公は、武闘派ではない比較的平凡な人物なので、アクションシーンを期待している人には後半少々退屈かも。主要なアクションシーンは割と前半で終わってしまいます。
誰が、何を、何の目的で、盗んだり、贋作を作ったりしたのか、を考える謎解きの部分が楽しいです。
一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:一瞬の光 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000674



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