東京帝大叡古教授



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初公開日(参考)2015年03月
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長編小説

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東京帝大叡古教授 (小学館文庫)

2016年04月06日 東京帝大叡古教授 (小学館文庫)

物語の主人公・宇野辺叡古(うのべえーこ)は、東京帝国大学法科大学の教授である。大著『日本政治史之研究』で知られる彼は、法律・政治などの社会科学にとどまらず、語学・文学・史学など人文科学にも通じる“知の巨人”である。その知の巨人が、連続殺人事件に遭遇する。時代は明治。殺されたのは帝大の教授たち。容疑者は夏目漱石!?事件の背景には、生まれたばかりの近代国家「日本」が抱えた悩ましい政治の火種が。日本初!文系の天才博士が事件を解決。事件の真相は、まさに予測不能。ラストは鳥肌モノの衝撃。第一五三回直木賞候補作、待望の文庫化!(「BOOK」データベースより)




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東京帝大叡古教授の総合評価:6.92/10点レビュー 13件。Dランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(5pt)

数々の事件を解決しながら、当時の日本を震撼させる出来事も絡ませていく政治ミステリー

熊本から東京帝大の叡古教授を訪ねるために上京した高校生、19歳の「私」は、長旅の後宿で教授からの、「翌朝大学の図書館で会おう」旨の手紙を受け取る。ところが翌日、図書館で教授らしい人を見つけ声をかけたところ、その人はすでに亡くなっていて、叡古教授と対立している教授だった。駆け付けた叡古教授と対面した「私」は、その場で阿蘇藤太と名付けられ、彼とともに事件の解決を試みる。

数々の事件を解決しながら、当時の日本を震撼させる出来事も絡ませていく政治ミステリー。素晴らしい頭脳の持ち主でありながら、ユーモアと温かさを備えた教授と、発展途上ではありながら明晰さと素直さを併せ持つ藤太との掛け合いが楽しい。

一つ一つの事件がホームズやコナンのように着々と解決されていきながら、またそこから別の大きな事柄への糸が見つけられていき、飽きさせない。
教授や藤太、さくら子や蘇峰、天民という知識階級の人たちだけでなく、おはつやおちかという庶民も存在感があって、物語に厚みを与えている。

最後に「私」が、あの重光葵だと明らかにされるが、国歌斉唱中だから爆弾が投げ込まれた時に逃げなかったというエピソードも、この物語を読むと納得できたりする。

何のために勉強するのか?と思っている子どもたちには、ぜひ読んでもらいたい。
東京帝大叡古教授Amazon書評・レビュー:東京帝大叡古教授より
409386408X
No.12:
(5pt)

最高。

登場人物と構成の素晴らしさ、何よりユーモアと知識の宝庫。それでいて恋愛あり。最高の一冊。
東京帝大叡古教授Amazon書評・レビュー:東京帝大叡古教授より
409386408X
No.11:
(3pt)

今ひとつ感です。

博学な教授が殺人事件を解明していく話ですが、主人公の男子学生にもう少し魅力が欲しいと思いました。
東京帝大叡古教授Amazon書評・レビュー:東京帝大叡古教授より
409386408X
No.10:
(5pt)

そのボリュームに満足しました!

以前ドラマを観た時に興味がわいたので購入しました。ドラマのイメージとかなり違っていたもののかなり満足する内容でした。
特に時代物の小説に関わらず時代背景などが割と正確で非常に読み取りやすく、平易な文章で書かれているためにサクサク読み進められました。
想像した以上に厚い本なので読み応えがあります。オススメです。
東京帝大叡古教授Amazon書評・レビュー:東京帝大叡古教授より
409386408X
No.9:
(3pt)

いろいろと知的好奇心を刺激されたが小説としては

様々な薀蓄、ポーツマス条約締結時の世情、桂太郎と西園寺の関係、七博士等、好奇心を刺激される要素に富んでいるのだが、ただ。
小説としてはあまり面白くないと感じた。上記した様に当時の世情を繊細に描写しながら肝心の教授があまりに「現代的」であり、リアリティに乏しい、従って魅力も感じられない人物になってしまっている。コンピュータの発明の予言とかおふざけにしか感じられず、なおかつ面白くない。あるいは教え子の教育のために無理矢理天皇陛下に合わせるとか、当時のふつうの感覚を持った人間にはあり得ない。
他の方が作者の知識、薀蓄を絶賛されていて、確かにそれは認めるんだけど、小説として面白いかどうかは別問題。
東京帝大叡古教授Amazon書評・レビュー:東京帝大叡古教授より
409386408X



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