帰らずの海



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    初公開日(参考)2014年06月
    分類

    長編小説

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    帰らずの海 (文芸書)

    2014年06月11日 帰らずの海 (文芸書)

    辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事田原稔は、正式な函館西署着任の前日、殺人事件発生の報を受ける。被害者は、かつて若い愛情をかわした女、水野恵美だった。反故にされた約束。忘れたことはない。忘れられるはずがない。田原の胸に「あの時」のことが蘇る…。この捜査に関わることは、二十年前に彼が故郷函館を捨てざるを得なかった、ある事情を追うことと同じこと。田原は黙々と捜査を続けていく…。交互に繰り返される「現在パート」と「過去パート」。“今”起こっている悲惨な事件を辿りつつ、「過去パート」に立ち返ると、稔と恵美―若い二人の幼い恋情が、より一層、胸を打つ―。北海道の港町を舞台に、かつて若かった者たちの激情が交錯する。傑作警察小説。 (「BOOK」データベースより)




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    No.25:
    (5pt)

    期待を裏切らない面白さ

    久しぶりに、10年以上振りに馳星周の本を読みました。自然と物語の中に入っている自分に気づきます。
    物語の情景が自然に浮かんでくる、というかそこにある感覚になります。
    やはり面白い。没頭できる。
    あらためて他の作品を探して、しばらく馳ワールドに浸りたいと思います。
    帰らずの海 (文芸書)Amazon書評・レビュー:帰らずの海 (文芸書)より
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    No.24:
    (3pt)

    函館の陰に潜む過去と現在、深遠な物語

    警察小説や、せつない人間ドラマが好きなあなたに。

    本書は、函館の町を舞台にした警察小説でありながら、人間関係の複雑さとノワールの要素を巧みに織り交ぜた作品。

    物語は、主人公の過去と現在が交錯しながら、読者は彼の内面と函館の街の描写に引き込まれていく。

    主人公の過去の行動が現在の事件にどのように関連しているのか、その謎を解き明かす過程は非常に興味深い。

    著者は、函館の地理的な特徴や街の雰囲気をリアルに描写し、物語に深みを与えている。

    立待岬や津軽海峡などの地名が登場し、その美しいが寂れた街の情景が、物語の暗いトーンと非常にマッチしている。

    本書は、ただの警察小説にとどまらず、人間の心の複雑さや社会の不条理を描いた深い作品。

    読後には、人生の選択や運命について考えさせられる。
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    No.23:
    (3pt)

    思春期の多感な男女の恋愛と性犯罪

    刑事物にしては珍しく、多感な思春期の恋愛を描いており、それが性犯罪の持つ陰湿で悪質な性格を浮き彫りにしている。最近の性犯罪に対する厳罰化は、こうした理解に基づいていると思う。こうした観点に立てば、最初の殺人は正当防衛であり、後者の殺人は、誤解に基づいているということになる。
    最後まで明かされない謎とは何かを気にしながら、次々とページをめくり、あっという間に読み終える、そんなタイプの小説だった。
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    No.22:
    (2pt)

    女性描写がステレオタイプ

    内容は面白かったけど、馳氏の小説に登場する女性はいつも男性からみて都合の良い、男子にしなだれかかるような演歌の歌詞のようなタイプが多い。
    実際の女子はもっと強いし、過去に何があろうとも何年も幼ななじみだけを待つことはしないだろう…
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    419863811X
    No.21:
    (4pt)

    さすが馳星周だ

    さすが馳星周だ、と思わせる小説だ。1日で読了した引き込まれ方は半端ではない。田原の高校時代と警部補の今が交差する構成は名作「殉狂者」を彷彿させる。初恋相手・恵美を殺害した犯人を追い詰めれば追い詰めるほど、過去の傷に苦しむ田原の姿が切ない。ただ、途中で犯人がわかってしまった所だけは残念だった。
    帰らずの海 (文芸書)Amazon書評・レビュー:帰らずの海 (文芸書)より
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