竹島
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ワクワクする導入だったのだが、中盤からツッコミ所が目につくようになり、正直ストーリー展開はそれほど楽しめなかった。しかし外交問題が苦手な自分にも分かりやすく竹島について説いてくれている。それがこの本のエンターテイメント性と解離していたことにガッカリするのは、過度な期待があったということだろう。『家康、江戸を建てる』や『銀河鉄道の父』を読んだ後なので…。 | ||||
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一般の漁船が拿捕されたり、漁具や所有の品を盗られたり、現代ほどメディア環境が良くない時代でもその手の報道がよくあったものです。 国営の海賊だと子供ながら思いました。『李承晩ライン』勝手に海上に線を引いて!小説でもなんででも竹島をもっと知らしめてほしいものです。 | ||||
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今が旬の小説である。 しかし、眼目は竹島の領有権ではない。 重要資料をめぐってのコン・ゲーム(詐欺や騙し合い)。 したたかでしなやか、向こう見ずな主人公・健哉の融通無碍な弁舌と駆け引き。 言葉の応酬と裏を読み合う刺激的な知的バトルを楽しむ本だ。 和本をネタに日本の若者が日韓の外相と取り引きし、そこに第三国が絡む、 言わば交渉小説である。 健哉が大阪弁のため爽快な「関西ノリ」のスピード感が全編を貫く。 全体のタッチは軽いが、竹島の歴史的な背景や各国の政治的思惑を大まかに把握できる 第五章「領土とは言葉だ」のような目からウロコの箇所もある。 登場人物も個性的でキャラが立っている。 気が抜けないスリル感のある歴史サスペンスとして非常に面白く読んだ。 難をいえば少し長すぎること。 結びに至らず、寸止めで終わる最後の一行が技あり一本だ。 | ||||
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