クライマーズ・ハイ



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クライマーズ・ハイ
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初公開日(参考)2003年08月
分類

長編小説

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クライマーズ・ハイ

2003年08月21日 クライマーズ・ハイ

85年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描く。 北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、1人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る――。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。 若き日、著者は上毛新聞の記者として御巣鷹山の日航機事故の 現場を取材しました。18年という長い時を経て初めて、その壮絶な体験は、 感動にあふれた壮大な長編小説として結実しました。それが本作品です。 ――記録でも記憶でもないものを書くために、18年の歳月が必要だった。 横山秀夫 (「BOOK」データベースより)




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クライマーズ・ハイの総合評価:8.31/10点レビュー 227件。Aランク


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全10件 1~10 1/1ページ
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クライマーズ・ハイの感想

読みごたえのある内容の作品です。「決断」…人生は常に選択の連続であり、人は進むべき道を選びながら生きている。限られた時間の中で最良、最善の道を見つけるには、様々な葛藤と向き合わなくてはならない。そんな人生が濃縮された新聞記者の生き様が描かれています。「決断」の後に斑のように訪れる後悔の数々に読者は自身の人生を重ね合わせるのではないでしょうか。
生きることは容易いことではない、それでも後悔の積み重ね、同じ過ちを繰り返しながらも、諦めることなく生き続ける。この命を全うするまで…それが私の感想です。

はつえ
L7BVQMDY
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クライマーズ・ハイの感想

記者であれば共感できるんだろうな

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mick
M6JVTZ3L
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

クライマーズ・ハイの感想

ミステりーではありませんので、それを期待して読んだので少しがっかりです。
サクサクと読み進めた本ではなかったです。
横山さんの警察物の方が面白いです。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

感想

横山氏の小説で毎回思うことですが、登場人物が多すぎて、途中誰が誰だか分からなくなります。あと横山氏は元々新聞社務めということもあり、少し難しい文書を使うので、読むのに毎回時間がかかります。
ここまで書いていいのか!?っていうくらい、日航機事故の内容にこちらもドキドキさせられました。
ただ、クライミングの場面は専門用語が多く、登攀できた以外はちんぷんかんぷんでした。
熱い新聞記者の物語で、新聞社の大変さがわかった一冊でした。

まさみ
HLBKMYLX
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ラストシーンにグッときました

全編を通しての緊張感が何とも言えませんでした。

わたろう
0BCEGGR4
No.5:
(9pt)

クライマーズ・ハイの感想

一気に読みました。
読後感は超スッキリです。

呑んだくれ
P3S7II56
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クライマーズ・ハイの感想

いわゆる「ミステリー小説」ではないですが、ドキドキするしハラハラするし、ときにはニッコリ出来ます。

主人公が特に格好が良いわけでもなく、等身大で描かれていて、良い人な所も弱い所も全部含めて好感が持てます。

普通の「殺人」「動機」ではないけど、確かにミステリーかもしれないと思わせてくれました。

marebear
FLDW4YE1
No.3:
(7pt)

クライマーズ・ハイの感想

評価の高い作品だったのですが、個人的には横山作品は警察物の方が好みでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

クライマーズ・ハイの感想

日航ジャンボ墜落事故の全権デスクに任命された一人の新聞記者の物語である。
事故当時まさに地元群馬上毛新聞の記者であった作者にとっては、渾身の作品である事は間違いないし、リアリティの高さも保証付きである。

新聞社内部の喧騒、上層部との衝突、派閥争い、出世を巡る汚い嫉妬・裏工作・足の引っ張り合い。
そして、汗臭く、怒号が飛び交う、そんなまさに男の職場における1分1秒を争うスクープ争い。
その臨場感や半端なしで、終盤まで読み進めた時点で、ここまで僅か1週間しか経過していないと驚かされるその密度の高さも凄い。

ある意味特殊な世界と言えるが、新聞社も、会社という1つの社会である限り、否が応でもそこに存在する大人の事情。
主人公は、40過ぎの仕事人間であるが、衝突で潰されたり、攻め時を間違えたり、駆け引きに負けたりする。
時に怒り、時に迷い、そして傷つき、目の前の高い壁を前にしてもがき苦しみますが、しっかり向き合っています。
そこには高いリアリティを感じますし、同年代の社会人にとって「わかる、わかるぞ」とその人間臭さにシンパシーを感じずにいられません。
仕事のみならず、家族、仲間との関係・苦悩もしっかり描けている点が、更に主人公に対する好感度を上げていますね。
「男の人生」を謳歌している主人公が羨ましかったりもします。

特に男性に読んでもらいたい作品ですね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

息子を持つ父親として共感します

日航ジャンボ機墜落を新聞記者として追う姿がテーマになっているので、そちらの感想が散見される中、私は父親と息子の関係にある、多くの父親の苦悩を表現している背景に胸を打たれました。まさに私もこのような感想を抱く父親の一人です。息子はいったいどのように自分を観ているのか、どのように息子に接していいのか、日々悩む自分には、勇気づけてくれるような作品でした。決してきれいな解決策を提示してくれているわけではありません。期待されて読まれると困りますが、「俺と同じ気持ちの人がいるんだな」と思うと、なんだか熱いものがこみ上げてくるといった感じです。東野圭吾氏の「トキオ」以来の感動を覚えました。

yattazetaketyan
TK5QOEIL
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